遊びをせんとや

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おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

日本の伝統技術のすばらしさと変幻

2024-10-11 06:48:06 | 美しい物

朝日新聞のGLOBEに日本の西陣織とGUCCIのコラボバッグなどを特集していた。
京都の西陣織の生地をオリジナルで特注して新しいバンブーバッグを売り出したと。
今、京セラ美術館で開催されているGUCCI展にきっと展示されていると思うが、凄く似合っている。

他にも岡山のデニム生地とか



縫い目のない複雑な編み機など
ものすごく複雑なパソコン技術が必要だそうで、日本からその指導に行っているそうだ。

日本の元あった産業技術に難しい注文に対応できるような物を造りだしている。
要するに変遷して変幻していことができるのだ。
ここが日本の技術力の強みだと思う。
もともと、美に対する鋭いセンスと諦めない技術対応力が生きた結果だと思う。


川島織物、帯締め、組み紐の中森組紐の技術を使ったウイークエンドマックスマーラのバッグ。


日本の美を生み出す源泉と時代の要求に伴って変幻自在さを見た思いがした。

あかんのは政治だけだ。

昨日の晩御飯は1枚98円のほっけの干物、炒めパプリカ、蓮根きんぴら、大根おろし。蛸、茗荷。枝豆。大根、人参、シイタケのお味噌汁。干物はやっぱり安いだけあってあんまりでした。




アフリカンプリント 

2024-09-15 07:05:37 | 美しい物
友達から箕面茅野駅の傍のイベントスペースでアフリカンプリントの販売があると言うことを聞いて、行ってみることにした。
お出かけが少なかったので、ランチも食べようと旦那が調べた。

まずはランチ。
歩いて駅から10分くらいの所にあるModeunCafe

店内は新しく、明るく、結構広い。ちゃんとテーブル席もある。

 

パスタランチ
最初にあっさりサラダ、コンソメスープ

私は生パスタのボルチーニ茸のクリームパスタ、凄ーいボルチーニ茸の味が生きて美味しかった。

旦那は本当はトマトソースが良かったんだけどこの季節嫌いな茄子が必ず入っているので

サーモン、ブロッコリのバタークリーム

食後、アイスコーヒー

これで足りる?と思ったが、わざとパンもデザートもなし。これで1630円。
けれども晩御飯まで本当にお腹が空かなかった。恐るべし、生クリームとバター。

ここから歩いて会場までもどったが、まだ時間前なのでJA大阪北部 農産物直売所 ほく彩館ふらっと入る。
なんとすごく野菜が安くて、ミント、ししとう、とうもろこし、黒枝豆、お花を買って1000円ちょっと。
特にお花が畑に植わってる自然な感じで260円だったので小躍りした。

玄関に生けてみた。

開場に入るとすごい人

こんな風にずらっとアフリカンプリントが並べられて、壮観

みんなすごーい勢いで買ってた。

個性的な柄

写真ブレてますが、ラメ入りもありました。


こんなプリントとか
 
こんなプリントとか
着物にしてもいい感じ。実際スタッフで着物にして着られていた。

こんな生地は帯にできるかも。

1ヤード(90㎝×110㎝)で1500円だったので、お安いとは思うが、なにせ私は服飾費は着物に消えているので
見るだけ。美術の授業なんかに役立ちそう。

堪能して帰り際にハギレ一束500円を見つけた。結構な分量ありそうな白×紺をゲット

紺か白の布を足してブラウスにしよう。
というわけで中々楽しめたマルシェであった。

開催は今日まで

9/14~15アフリカンFES開催します

このたび愛あふれるアフリカにご縁ある皆様と繋がらせていただき、北摂・箕面にてアフリカンFESを開催することとなりました。マリ共和国からの300種近いフ...

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昨日の晩御飯は久しぶりに鰯のフライ、キャベツの千切り、しし唐、サツマイモの素揚げ。玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。





今年のウィーンフィルニューイヤーコンサート

2024-01-07 07:29:58 | 美しい物

今年のウィーンフィルニューイヤーコンサートを録画して再び帰ってきた娘と観る。
毎年、すごく楽しみだ。

写真は全てHPよりお借りしました。

2021年はコロナのために観客を入れずに演奏されていた。
その時の記事はこちら

 

元旦の夜は ~ウィーンフィルニューイヤーコンサート~ - 遊びをせんとや

ここ5年ほどは、娘と一緒に元旦の夜、ウィーンフィルニューイヤーコンサートをテレビで鑑賞していた。小さい頃からレコードで聞いていたヨハンシュトラウス作曲を中心に組ま...

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今年は満員。
今年の指揮者はドイツのクリスティアン・ティーレマンさん。


私は全然クラシックに詳しくないが、でも今年は珍しい曲が演奏されているのが解る。
でもなんだかオーソドックス。ブルックナーだそうだ。

演奏もあるが、毎年、すごくコンセプトの感じられるお花がいい。

今年はオーソドックスウィーンと言った感じで可愛い赤とピンクとゴールドで統一されていた。
終わりの方に指揮者の渡される花束もすごくセンスがあって、ほーと思った。

そして私の楽しみは途中のバレエ映像。
ネットで見るとあの映像は不必要だという意見も一定数あるようですが、私のような素人にはとても楽しみな映像と音楽です。
2曲だけですが、凝った意匠と音楽に合わせた振り付け。例年とても感心します。
イシュル・ワルツ

映像は全てWebよりお借りしました。
ザルツブルグ近辺の避暑地バート・イシュルで撮影されたそうです。とても美しい景色と建物(カイザー・ヴィラ)でした。

今年の衣装デザインはスザンヌ・ビソフスキー、オーストリアの方です。
いつも話題を呼ぶ衣装デザイン。今年は民族衣装のような印象を受けました。男性はとてもシンプル。



2曲目のウィーン市民

2曲だけなのが残念なぐらいです。

アンコールの2曲目に必ず演奏される「美しき青きドナウ」この曲になるといつも涙が出ます。
特に今年は世界は混沌とし、戦いは終わらず、年始に信じられないくらいの酷い天災も。
こんなに自然を美しい音楽に表現できる人間の同じ仕業とは思えません。
演奏者も観客も世界を超えて同じ物に感動できるのに、、、。

最後のラデッキー行進曲は前向きに年を迎えた明るい気持ちにさせてくれます。
今年も無事娘とウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴けたことに感謝し、この日一日すごく幸福に過ごせたことに満足しました。
「今日が一番幸福な日」となるようにと年初から思うことにしました。

昨日の晩御飯は、生春巻きを作ってみました。久しぶりなので春巻きの皮を戻すのに失敗したり見た目は悪いです。
中身は海老、スモークサーモン、アボガド、パクチー、サニーレタス、クリームチーズ。スイートチリソースもネットで調べて手作り。辛いハラペーニョソースも一緒に。マッシュポテト。

写真に撮り忘れましたが、牛すね肉のワイン煮。焼肉。

デザートはフルーツ餅

 


昔から変わらない好きな物

2023-12-17 06:56:09 | 美しい物
ものごころついてからと言う程の事はないが、大学時代から好きな物は変わってないような気がする。

着物もそうだし、民藝品も、、、。
二十歳の頃に倉敷に友達と旅行に行った。
アイビースクエアとか倉敷の古い街並みとか歩いた。
その時に自分の意思で買った物は鮮明に覚えている。

曲げ輪っパの桶型の花入れと大きな持ち手の付いた籠と青い釉薬の花瓶。
曲げ輪っパの花入れは今はない。捨てたかな?
青い釉薬の花瓶はまだある。
大きな籠は前の前に勤めていた職場においてきてしまった。

二十代の終わりにバリに行って織りの布を2枚買って帰った。
1枚はテーブルクロスに使っている。1枚は時々チェストの上なんかに敷いていてまだ持っている。
ついつい、折りや染の布地にはすごく惹かれる。

思えば私の好きな物は半世紀近く変わってないのである。
18歳の時から観始めた歌舞伎。
好きだった鮫小紋の着物。
かなり、おばんくさい趣味だったが、こんな物が好きで良かったとしみじみ思う。

お出かけの紺の紬に合わせる帯、帯締め、帯揚げ。
ほんの少し、クリスマスの気分を漂わせて、少し地味に。

そんな色合わせをしている時間が好きだ。

昨日の晩御飯は久しぶりのぶり鎌、大根煮。蓮根、人参、シメジのお味噌汁、温泉卵。

旧桜宮公会堂レストラン ~再生された大阪レトロ建築その②~

2023-01-15 07:19:59 | 美しい物
藤田美術館を後にしてほんの10分も歩くと銀橋。
そこを渡ると左は造幣局、右手には泉布館、そして奥には懐かしの旧桜宮公会堂。


ネットで調べてみたら、明治4年に造幣寮として建てられ、昭和の初めに老朽化したので門だけを移築したようだ。
戦後、公会堂としてそして図書館として活用され1984年から大阪市立の建物となり、ユースアートギャラリーとして2007年まで活用された。

私が赴任したのは1981年、3年後から毎年のように秋の展覧会で大阪市立天王寺美術館に会場が替わるまで作品を搬入し続けた。
懐かしの建物である。

そして、2013年結婚式場、レストランとして再開。
今はコロナの関係でレストランとしては平日水曜日以外の昼間のみ営業しているようだ。

レストランの入り口は正面ではなく、サイドの通用口。


ロビーに飾られている花台は木で作られた立方体に白いペンキを塗った物。
かつての展示台ではないかな?

かつての備品も飾られている。


内装は結構そのままで天井はリノベされていると思う。


 
豪華なシャンデリア。

結婚式場だけあってテーブルとテーブルの間が広くて天井が高いのですごく開放感があるし、落ち着く。

かつての正面玄関の扉を内部から見たところ。
この扉の左側でよく展覧会の受付をした。
その頃は秋でもよく蚊が出て、なかなかワイルドな館だった。
でも楽しかったけれど、、。いい思い出。

お料理は量も適当でコスパもよく美味しかったです。

メインは豚肉のロティ。デザートも上品で甘さ控えめでした。パンも美味しかった。
グラスワインもお高くなかった。
サービスの食前酒にかなりジンが入っていて結構効きました。

適度に空いていてかといって寂しい感じではなく落ち着きます。

手前の泉布館

 

こちらも由緒ある建物。

奥には帝国ホテルに繋がる遊歩道。


食後、天満橋まで歩いて、橋のたもとの今は専門学校になっている昔のダイコロビルを見ながら京阪に乗りました。
このダイコロビルでも立体中心の造形展をやってました。
なんだかレトロで懐かしい半日トリップです。

圧巻フィギュアグランプリファイナル ~日本人の自己表現~

2022-12-11 07:57:15 | 美しい物


世間ではワールドカップが話題であるが、フィギュアスケートもシーズン真っただ中である。

昨年はなかったグランプリファイナル。イタリアトリノ。

女子坂本花織の力強い魅力的なSPの演技。

この人のきっぱりしたダイナミックな演技は今までなかった個性だ。

私が知らなかった三原舞依

素顔は普通の高校生みたいな素朴な感じだが滑り出すと豹変する。可憐な中に芯の強さを見せる美しさがある。

そしてゆるぎない王者の貫禄を身につけた宇野昌磨。ライオンみたいにゆっくり動き獲物を見つけると急に俊敏になる。

ランビエールコーチの元で才能が花開いた。
アスリートとして自分の演技にこだわるストイックさが魅力。
ランビエールさんは宇野昌磨の腕の表現が凄いと褒めていた。

2位に入った山本草太

この人のフリーは中盤何となく無難過ぎてと思ったが、ここから終盤、ノーブルで静かな感動を覚えるたおやかな演技だった。

私の推しの佐藤駿君が見事復活してフリーで完璧な演技で4位に入ったのがやっぱりだった。

私が以前佐藤君を推した記事

羽生結弦の復活 ~素晴らしい表現者たち~ - 遊びをせんとや

週末、2日間のんびりしたが、色々家事もあり、睡眠時間を十分とるために夜は早く寝るように。「そうや。男子フィギュアのフリーだった!」と8時から録画。昨日は出勤して早...

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そして早々と優勝を決めたりくりゅうコンビ

フィギュアペアで日本人が優勝するなんて夢みたいだ。
圧倒の信頼感に包まれていないとあの演技はできないだろう。
写真は全てネットよりお借りしました。ありがとうございます。

ひと昔前はジャンプだけ確実に飛べるとかいう選手がもてはやされた時期もあったが、私はフィギュアスケートで音楽と共に表現する
ということに凄くひかれる。限られた時間、厳しい課題の中で自分の全てを身体全体で表現する。

今回の大会では日本人の表現力、個性がとても際立ったと思う。

サッカーワールドカップ日本チームの活躍もそうだし、日本人のいい個性が若い人の中で世界で発揮されるようになったのは本当に喜ばしいことだ。

それに比べて、、、。



午前7時の木漏れ日

2022-09-26 04:57:51 | 美しい物
我が家はほぼ南東向きなので午前中にすごくきれいな陽が差す。
メゾネットの1階はほぼ電灯を点けないと暗い。
2階は明るいですが、、、。

午前中11時頃までは家にいるのがすごい好き。


朝7時頃のダイニングキッチンの木漏れ日

こういう瞬間に美しさに気がつかない日々もある。

連休中日。
台風はかなり東に逸れたみたいで朝からとてもいいお天気。
秋を感じさせる湿気のない柔らかい陽が差して、ごみの日だったのでキッチンの流しの下のごみ箱をキッチンハイターで洗ったらすごーくきれいになった。

靴箱のサンダルも片づけて衣替えじゃない靴替えかな?

連休中にからっとした天気で体調もよくなり、前向きになってきた。
明日はいよいよ描いてきた日本画の搬入。
リビングも模様替えして秋仕様。





あじさいの季節です

2022-06-21 18:47:54 | 美しい物
あじさい、我が家の小さな庭にも今年はたくさんの数の花が咲いています。

ちょいと民博に用事があったので、万博自然文化園に出かけることにした。

お昼は一駅向こうのパン屋さんでサンドイッチやらを買って歩いて出かける。
雲ってはいるが、雨は降ってない。
まずは旦那が民博で用事を済ませて、久しぶりに日本民藝館で「今の形」を観る。

モールガラスのサラダボールや呉須の急須など持っている物も展示されていてびっくり。
やっぱり日本のデザインはしっくりくる。

その日は何の催しもやってなかったしお天気今一なので空いていた。

緑の木陰のテーブルとベンチでお昼。


クラフトビール飲みました。850円

家から持ってきたアイスティーなんかも飲んでいい感じのランチでした。

そのあとにあじさい祭りへ


いやーてんこ盛りでした。あじさい。
まさにいろんな種類があんねんなーと感心しました。

いい感じの休日でした。



3年越しの黒漆角盆 

2022-06-21 07:17:12 | 美しい物
京都の三条から歩いて泉屋博古館へ行くときや金戒光明寺に行った時に通る丸太町通りにブルーパロットというアンティーク屋さんがあります。3階建てのすごく広い店内に所狭しと古い家具や食器が並べられています。
その数が多いのと京都の古道具屋さんにしては気軽に入れる雰囲気とお値段なので毎回覗いていました。

お店の情報はこれ
アンティーク家具・アンティーク食器・雑貨の販売・通販|京都ブルーパロット

そこに気になる黒漆角盆が積まれていました。
私が初めてそれを見たのは3年くらい前でした。
すでに半月盆を持っていたので買うのには躊躇した。大き過ぎたら旅館みたいだし、小さすぎたらお皿が数乗らないので使いづらい。
結構こういう時は考えます。

かなり以前に買った堀井和子さんの著書「和のアルファベットスタイル」という本が私のバイブルでした。


改めて奥付を見るとなんと2001年出版になっています。21年前。
今の民藝ブームの先駆けというか民藝というよりも北欧、ヨーロッパ、日本のいい物を組わせてあるテーブルセッティングの見本みたいな本なのです。その絶妙なセンスに私は圧倒されました。

その中でもこのページ

古道具の黒漆角盆、33㎝角の深さ3㎝、まさにそのサイズ。

買うなら8枚だなと決めてました。

鏑木清方展に行った時は必ずブルーパロットに寄ろう。
春にお店を覗いた時はたくさんあったこの盆がかなり少なくなっていた。
なくなってたら諦めよう。

意を決して入っていったら数人のおばさんたちが色々家具を観てらっしゃった。(私もおばさんだけど)
一息に二階に上がり、観るとまだ残っている。

下のお店の人に声をかけ、「これ8枚欲しいんです。」というと、それぞれが少し反っているので裏に小さなシリコンの台が貼ってある。
「いいです。」というと10枚残っていた内から反りがましな物を8枚選んでくれた。思っていたよりずっときれいな黒漆だった。
サイズもぴったり。輪島塗だそうだ。新品だったら2万円はくだらないだろう。
なんと日曜日まで送料無料のセールをやっていた。これは私に買えという天の啓示だと思った。呼ばれるように行ったもの。

届いた日曜日の夕飯にさっそく使ってみる。

昨日の夕飯の枝豆。

夏のガラスの器が黒漆に映えて嬉しい限りだ。


野菜のマリネとチキンローストのトマトソースがけ

また一つ日々の楽しみが増えました。

蛍見物

2022-05-25 06:53:28 | 美しい物
歩いて行けるところに姫蛍が生息している。
この季節、湿地に沿った小さな道を歩くと、柵の向こうに蛍が光っているのが見える。

23日の月曜日の晩が最盛日だったが、行きそびれた。

昨晩は天気も良く、風もない。
「今日しかない。」
と8時くらいから出かける。

残念ながら、月曜日の夜中に雷雨があったので、少し数が減ったみたいだ。
月曜日の晩は900観測されたそうだ。

昨年までの2年間はコロナ禍でこの道は閉鎖されていた。

3年振りの蛍見物。

かつてはクリスマスツリーのイルミネーションがごとく光っているのを観たこともある。
それに比べれば目にする数は10分の1くらいだった。

この小さな道目指して、遠くから車で来る人もいる。

湿地沿いの道にはわざと灯がないのでよく見える。

いつもこの時期は行事が重なっていたり、忙しい時期なので見逃す年も多かった。びっくりしたのは柵沿いにびっしり三脚を立てて、カメラを構えている人の多いこと。中には椅子まで出している人もいる。高感度カメラで蛍の輝きを捉えようということだ。

足元をわざわざ懐中電灯を照らして歩く人。
蛍が光っている湿地帯に懐中電灯の光を当てる人。
何だかと思う人もいる。
かなりの人が暗い中楽しんでいた。

ほんのたまに手元まで飛んでくる蛍もいる。
遠くで元気に光っている者もあり、だんだんと光が弱くなって足元の草むらでほのかに光っている者もある。

短い生を必死で光を放っている蛍を観ているとその健気さに胸が熱くなる。

今日も必死で楽しまないとと思った瞬間だった。

ちょうど一時間の蛍見物。