遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

親との付き合い方 ~できないことが少しずつ増えている~

2024-05-01 06:25:05 | 介護
天候がなんだか安定しなし春から初夏。
マンションの理事などが回ってきたので少し忙しくなって、10日ほど、実家に行かなかった。

この日は梅田でお茶のお稽古も始まったので、夕食は母に頼んでおいた。
実家に着くと母はすでにベッドに寝ていた。
久しぶりに行くとなんだか全ての部屋が汚い。
母の耳も少しまた、遠くなったようだ。
夕食の準備はしておいてくれたが、ご飯はパックご飯だったし、煮物も小松菜の胡麻和えも辛かった。

次の朝、トイレが汚かったので掃除する。お風呂場の床、湯船もゴシゴシ。各部屋に全て掃除機をかけて、
ダイニングの床と玄関を雑巾がけする。
弟の冬物の入れ替えを手伝い、クリーニングに出す物を仕分けする。
夏物もズボンがないから買わないと言うが、整理していみると結構な本数がある。ジーンズ一本は丈を短くしないと着れないというので私が持ち帰ってミシンを掛けてくることにする。
私が泊まるのに歯ブラシを忘れたので母と弟の分もかなり広がっていたので買いにいくことにする。
キッチンの台布巾もかなり汚くなっている。

玄関にいつも靴が並んでいるので履かない靴は靴箱に入れるように言うけれど変わらない。
いつまでも汚い靴を捨てない。
そんな事で色々と母と言い争う。
なんだか私が朝からイライラしていていちいち言動がじゃけんになる。

私のやることにいちいち母も文句をつける。

月末のケアマネさんとの面談の日は、いつものように朝、整形外科へ行って一月に一度の骨の薬をもらってくる。
毎日の薬はきちんと飲むようになったので順調に数は減っている。
血圧、コレステロール、骨の薬を全て朝、飲むようになったら改善した。

ケアマネさんの訪問が終わったら母が「ベランダの梯子の点検は終わったかな?」という。
それは一月前くらいに終わっていて私が来る前にすでに点検も終わっていた。
少し、記憶が前後するようになっている。

やはり、一週間に一度くらい晩御飯は一緒に食べないとあかんなと思う。
キッチンの台布巾を百均で買ってくる。

だんだん、掃除機とか掛けれないようになってきて、自分ではきれいにしたいと思いながらできないことが少しずつ増えているんだなと実感した。母の理想と現実のギャップが大きくなってきている。
私が来たら当たり前のようにあれして、これしてと言われるし、やっても文句は必ず言われるのでこちらもカチンと来る。
冷静に考えれば子供たちが小さい頃は色々面倒をみてもらってその都度、私が母たちに感謝の念を持って言葉にしていたかどうかはかなり怪しい。
と、反省したが、なんで私、イライラが募っただんろう?

昨日の晩御飯は鰯とエビが残っていたのでそれをたたいて鰯、海老ハンバーグ。なんだかたこ焼きみたいな味がした。
とんかつソースが良く似合う。レタス、トマト、ブロッコリー。筍ご飯。人参、蓮根、薄揚げ、ワカメのお味噌汁。

食後、珍しく甘い物が食べたくなり、小さいフィナンシェを食べ、牛乳を飲む。
どうやら食欲も本格的に戻ってきたようだ。体重もあっという間に元に戻る。


親との付き合い方 ~我が家のファミリーヒストリー~

2024-04-12 07:16:33 | 介護
実家へ。
蕗を下茹しから煮つけて、葉も佃煮にして持参。
食料品も買っていく。
今回は以前から前歯の差し歯が壊れたのでその治療に歯科に行きたいから連れて行ってと言われていた。
寒かったので気候が良くなったらと思っていたので母が通っていた歯科医に予約を取りに行く。
診察券がないのでデータを確認してもらうと4年前まで通っていたようだ。
その頃の担当医はもうすでに引退されているらしい。世代交代。無事予約が取れて夕食。

鯛のお刺身、シラス、トマト。蕗の煮物、人参。蕗の葉の佃煮。あさりのお味噌汁。



日本酒で乾杯。
この日もお肌はつやつやで私たちが来て晩御飯を一緒に食べるというのは忘れていたようだが、夕食準備前だったのでご飯は炊いていた。
以前はこんな時にご飯も炊けていなかったが、ましになった。冷蔵庫にも割とバランス良く食材が入っていたので重なっているものは持ち帰ることにする。

晩御飯を食べながら、昔話をする。自分の両親がお店をやっていたので、忙しくて祖母に育てられていたこと。その祖母は母の母、私の母の養母であったことなど。初めて聞く話だ。その祖父母が田舎にお稲荷さんの石の鳥居を寄付した話も初めて聞いた。
お稲荷さん。私にも縁の深い神様である。そうだったんだ。
娘と両親を連れて一度母の田舎には行ったことがあるが、息子は訪れた事がないので「一度行ってみるわ。」と伝えておく。
我が家のファミリーヒストリーである。そういう話は今聞いておかないとわからない。


親との付き合い方 ~結構元気でやってます~

2024-04-04 07:23:59 | 介護
弟から電話でマンションのベランダの非常橋子の点検があるから来て欲しいとのこと。
母もデイケアの日ではなかったのでお昼を一緒に食べようと、スーパーで買い物をして行く。
余裕を持って着いたのに「もう、終わったで。」と言う。
皆さん留守なので在宅の部屋から優先させたようだ。やれやれ。
ベランダは前回の時よりきれいに掃除されていた。
進歩である。

足りない物を確認してまた、スーパーへ走り、お昼の準備をする。
鯖が一匹丸まる買ってあったので「どうするの?」と聞くと「鯖の味噌煮にする。」という。
「さばける?」と聞くと「当たり前やん。」という答え。
海辺のほとりに生まれた母もフグでもなんでもさばいていたから大丈夫だろう。

ということで、いつもの握りずしにほうれん草の胡麻和え、シイタケ入り玉吸でお昼。
息子と船場センタービルで偶然出会った話をすると大笑いしていた。
機嫌も顔色も良く元気そうだった。安心。

ということで早々に私は次の目的地へ向かった。
旦那は珍しく友達とハイキング。

大輪に咲いたリビングのオリエンタルリリー


昨日の晩御飯は春キャベツを使って海老、豚肉、玉ねぎ、しいたけの八宝菜。トマト、糠漬けキュウリ。


親との付き合い方 ~母の凄い一言~

2024-03-28 09:07:56 | 介護
一月に一度の整形外科の骨の薬とケアマネさんとの懇談。
同じに日に母のいる時に同時に。
明け方から凄い雷鳴と大雨で、起きた時はかなりましになっていたけれど、「あんまり酷かったら延期しようかな。」とも考えていた。
どうやら小降りになったのでまずは実家で診察券を受け取り、冷蔵庫の中を確認。

雨模様なので整形外科も空いていた。
帰りに食料品を買うのだが、スーパーが開くまで少し百均を偵察した。

食料品を調達し、実家で少し休憩。
この天気だと低気圧がすごくて、胃腸の調子がすこぶる悪い。
お腹を下すわけではないが、なんだか食欲がない。
トイレと洗面所の掃除。かなり汚くなっていた。
廊下とリビング、作業部屋、台所と掃除機をかける。
一段落するとケアマネさんがいらっしゃった。
デイサービスのお便りでどうやら母がファンの所長さんが隣の滞在型の施設に配所替えになる。
替わりに新しい所長さんが来られるみたい。

ケアマネさんに様子を聞かれて、「色々話しができるからいい。みんないい人ばかり。」と笑顔で答える。
「今まで生きてきてあんまり悪い人には会わなかった。」という母の一言。
凄い一言だなと思った。90歳近くになってそう言える母はえらいなーと素直に思った。
だんだん、ケアマネさんとの懇談も意思の疎通がスムーズに行き、本当に1年前とは違う。
こうやって介護保険のお世話になることができて、しかも母にピッタリの施設で良かった。
週に3日通うこともいいリズムみたいだ。

いつもの握りずしにおうどんの昼食をすませ、私は船場センタービルに行くことにする。
なんだか呼ばれたのだ、、、。

そこでなんと若い男の子が三人着物姿で、、。そのうちの一人が息子に似てるなーと思ったら息子だった。
これに呼ばれたのだ。

昨日は久しぶりに夜の高層ビルで送別の会

親との付き合い方 ~89歳の肌~

2024-03-22 07:33:36 | 介護
週一の実家での晩御飯
この日は私の最後の仕事納めの日でもあった。
仕事場からホウホウの体で買い物をして実家へ。
少し、横になる。
母はいつになく元気だ。
そういう時は自室から出て、夕刊を取りにいったり、ごみを捨てたりする。
今日で仕事が最後だったとか、安く買ったリサイクル着物にシミがあってお店に持って行ったとか色々話す。

4時過ぎに出汁を取る準備をして5時前からけんちん汁を作り始める。
冷蔵庫にはこの前きた時にあった締め鯖のパックがまだある。
買ってきた塩鮭もそのまま。明太子の大きなパックと蛍イカの塩辛が買っていれてある。お酒の当てばかりだ。
明太子や塩辛は塩分が高いので買わないように、締め鯖を早く食べるように言う。

買っていった、塩サバと銀鮭は持ち帰ることにする。

この日のメインは魚が食べたいというのでカツオのたたきと蛍イカ。晒玉ねぎを添えて。
エンドウ豆の卵とじ。ほうれん草の胡麻和え。ゴボウ、人参、玉ねぎ、蓮根、シメジ、里芋のけんちん汁。
母が準備して炊いてくれた赤米や雑穀のご飯。とても美味しかった。

お酒は山形の超辛口純米酒、米鶴。コスパ良しの旨酒だった。

母の顏は89歳にしては皺がとても少ない。おでこやほほはほとんど皺がない。唇はリップを塗ったようにピンク色で艶もある。
私と一緒でシミは多いが、まだらな卵みたいに肌はつるんとしている。
「顔色いいなー」と言うと「当たり前や、適度にお酒飲んでいるからや。」とは本人の弁。
差し歯が割れて取れたのでそろそろ歯科へ予約を入れて連れて行かないと。
「もう、ええけどね。」と母。その歯だけなので、硬い物でも結構食べている。
肋骨の骨折は薬もきちんと飲んでいるようで、痛みはほぼないそうだ。
自分の嫌いなエンドウ豆はそっと残していた。

思えば、去年の今頃に腰椎の圧迫骨折で三か月入院して退院してきた。
あれから一年、随分元気になったようで良かった良かった。


親との付き合い方 〜アルコール問題〜

2024-03-17 09:18:18 | 介護
実家へ週一で弟が遅い日に晩御飯を食べに行ってる。
この日のメニューはすき焼き

前日からお肉とか安くなってるものは買っておく。
当日の朝、足りないものを買い足す。

行く時に持って行くのを忘れる。
また実家のそばのスーパーで買う。
という悪循環だが我が家でも使うのでいい。

母は顔色も、よく日誌を見ると血圧も安定している。
「腰が痛いからなんでもいいから作って〜。」と低姿勢。

すき焼きができる。私は本当はお魚かいいとのたまう。
鯛のお刺身や塩鮭を買ってあるのでと伝える。
持参した山形の出羽桜を飲む。
おちょこに2杯目でもうこれでやめとくから。という。
あれー珍しい。

お昼に飲んでないと弱気になるみたい。
飲むほどに気が大きくなりだんだん強気な発言になる。
アルコール飲酒の原則ですね。

弟のすき焼きを仕込んで帰宅。

夜の空気が春の予感を感じさせる。

ラナンキュラスとチューリップ

親との付き合い方 ~雛祭り~

2024-03-04 07:08:56 | 介護
ちょうど日曜日が雛祭りである。
息子もバイトで帰ってきて帰る日なので夕方実家でみんなで晩御飯


朝からどんこ干しシイタケを漬けて、ちらし寿司を作る。
5人の大人に2.5合のお米ですし飯。まず水加減をしっかり計り、今回は上手くいきました。
最近すし飯炊くのに失敗続きだったから。鮨酢にしらすをつけておき、干し椎茸とにんじんを炊き、錦糸卵を焼き、スナップエンドウを茹でて刻み、穴子も少しチンして切ります。エビは少しのお酒を足して茹でる。
準備ができて旦那にうちわであおいでもらって一気に鮨酢を、投入。
上に具を散らして出来上がり。
寿司桶ごと実家に持って行きました。
鯛、サーモンのお刺身、菜の花の辛子和えは前日と一緒のメニュー。
変わりばえしないなー。

母にはお吸い物を頼んでました。
エリンギの玉吸。
なんと散髪してました。自分で電話で予約して美容室まで行ったみたいです。
咳がまた出て心配しましたが気温の寒暖差が激しいので仕方ないかな。
顔色もよく、元気そうでした。

壊れた電子レンジを捨てるためのシールをコンビニで買い、ティッシュがないというので後から息子と来る旦那に頼み。
晩餐は始まりました。
みんなよく食べてくれてテーブルの上は全て完食。
お寿司の量もちょうど良かったようです。


母がデイサービスで作ったお雛様




親との付き合い方 ~にごり酒乾杯~

2024-02-21 07:41:56 | 介護
週一度の実家晩さん。
私の週の仕事終いに行くことにしている。
今週は週の初めで出勤が無くなるので旦那に握り寿司を買ってきてもらって、この前、菊正宗で買った濁り酒を持って。

早目に着いて買い物に行き、蓮根、人参、こんにゃく、シイタケの煮物をこしらえて、菜の花の胡麻和えも作る。
旦那に持ってきてもらったゴボウを後で投入。
不思議と暖かくなると根菜類をそんなに食べたくなくなる。これで最後かな。

調理の途中で「あっもうトイレットペーパーがない。」というのでまた買いに行く。やれやれ。

冷蔵庫にしなびて余っていたキャベツと薄上げのお汁。

まずは濁り酒で乾杯。

この日の母は顔色も良く元気だった。
お茶っぱを買ってきてて、お茶パックに詰めていた。
調子がいいとこういうことができる。

電子レンジが壊れたようだ。もう寿命だろう。
次に日に梅田に出る用事があるので買ってもってくることを約束する。
母にとってはとても重要な調理家電だ。

次はトイレのウォッシュレットが危ないな。




親との付き合い方 〜すき焼き晩餐とバレンタイン〜

2024-02-14 10:01:37 | 介護
母の、整形外科の薬をもらいに仕事帰りに寄る。この日はマックス授業やったから薬だけもらいに。
先生もよくわかってくださってて、痛くなくなると通院したがらないんですよとおっしゃって2週間分処方していただいた。
ありがたい。

旦那がすき焼きの材料を持って先に着いていた。
診察券を取りに来た時に晩御飯はすき焼き作るからと言っておいたのにすでに何か青梗菜とかにんじんを切って夕食の準備を始めている。
そこから私がバトンタッチをしてすき焼き。
卓上で炊く電熱器があったのでそこで温めながら食べていい感じ。
最後に冷凍うどんを入れる。母はうどんが固いと言っていた。
おつまみに少しかつをのたたきを持って行った。
ゴミ箱をみるとすでに小さな日本酒パックが捨ててあり湯呑みに半分日本酒が入っていたので、お昼に飲んだらしい。
お昼からお酒飲まないと言い聞かせる。
それでも半分残せるのは進歩だと思いたい。

次のデイサービスはバレンタインデーやから買っておいたチョコを忘れずに所長さんに渡すんやでと言うと娘からですって渡すわ。と言う。どうも自分からだったら受け取ってもらえないと思ったようだ。
母、私と張り合ってる?!
いずれにしても断られるだろうとは思うが、なんだか面白い。

梅田の阪急デパートのディスプレイ。




私は今年からチョコは買わない。

親との付き合い方 ~整形外科への通院~

2024-02-07 07:42:30 | 介護
母親の肋骨骨折から一週間後の通院。
様子を診るためにということで、職場の帰りに寄ることにする。
午前中、スマホに電話がかかってきた。母からである。夕方の通院についての時間確認。
こんな時はよく聞こえるらしい。時間を告げておく。

幸い午後から暖かく、まだ明るい。

3時過ぎに実家に着いて、出発。
ゆっくり歩いて行く。
途中で息子の友達の着物事情を話すと大笑いしていた。
「おかしいなー。」と。洋服を生業にしたきた母は身に着ける物には興味が深い。見た目重視である。
でもこんな時はとてもよく話を理解していて、なんだか認知症ではないみたい。
時間の記憶が少し弱くなっただけみたい。
これもデイサービスに通い、家族以外の人と話すようになったお陰だと思う。
デイサービスでは母の耳が遠いのは解ってくださって大きな声で話かけ、母の話にも受け答えをしてくれてはるからだと思う。
そういうことが日々の訓練になって機能が回復したのだと思う。
充分、意思の疎通ができるようになって私たちも楽になったが、その分、元気で自信を取り戻した母とぶつかることも多くなった。

整形外科で見せてもらったレントゲンは前から写したものだと完全に二本小枝みたいに折れている。
ヒビどころではない。これは痛いはずだ。
カロナールはもう飲まなくてよく、漢方の痛み止めだけになった。
サポーターが上下反対、裏返しなのを指摘されて巻き方を再度、教えていただく。
痛みはかなりましになり、また一週間後ということで。

差し歯が取れて歯科にもいかなければならない。

晩御飯は買い物だけしていったので「自分でしてね。」と言い置いて帰宅。
帰りの電車でなんだか誰かに守られている感がして多幸感が押し寄せた。
自分自身の体調はヨガに定期的に通いだしてすこぶるいい。
なんだか免疫力がすごく上がった感がある。
こんな時は油断をしないでイソジンでうがいと手洗いはおこたらない。
睡眠時間も十分とる。

昨日の晩御飯は白ネギの豚バラ巻。グリルでそら豆と一緒に焼いてみる。お皿にオリーブオイルを出してその上に乗せ上から塩、胡椒する。美味しい。玉ねぎ、人参、シイタケ、菜の花、豚バラの中華スープ。トマト、キュウリ、シラス、ワカメの酢の物。

やっとこんな冷たい料理も食べたいと思うような気候になってきた。