遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

今年のクリスマス

2017-12-26 07:01:10 | 日々のあれこれ
今年のクリスマスイブイブ及びクリスマスイブ土日なれどダンナと二人。

息子はイブイブは飲み会。そのまま雀荘に、なだれ込んで徹マン。
高校時代の4人組。よく学校に近い我が家で麻雀やってたなー。

でまだ授業があるのでそのまま京都に帰った。

娘は職場の忘年会。車に乗せてくれた飲めない先輩が財布とスマホを
落としたということで夜中まで探したらしい。幸いスマホはすぐに見つかり、
次の日に財布も交番に届いていたらしい。

サンタさんの贈り物かな?良かった良かった。
いい国です。そういうところは❗中身も一切なくなってなかったそうだ。

ダンナと二人のクリスマスイブディナー。
初めてだ❗違った。新婚当時一回だけあった。次の年から娘がいた。

ダンナは定番鳥もものシンプルに我が家は塩焼き。
私は昼御飯に食べ損ねたのでお魚屋さんの握り寿司。



食べたものを食べたい時に。量はほどほど。これが私のマイルール

クリスマスは当然仕事。
午後から出張。

そこでもらった、誕生日プレゼント



帰宅する途中無性にケーキが食べたくなる❗
幸いダンナが千中にいたので頼んだらアンテノールのカシスムースケーキを買って来てくれた。



アールグレイの紅茶とともに美いしかった。

これが私の晩御飯でした。

ささやかなでもちょっぴり幸せで少し寂しいクリスマスでした。

クリスマスマーケット 恒例大阪のクリスマス

2017-12-24 10:17:23 | 日々のあれこれ
さて、大仕事を終えて休みである。この2日間は好きなことしかしない。と決めていた。
まだ年末に向けてまだ一山あるから。

というわけでお昼からバーゲンへ。何度かいったことあるのになかなかたどり着けない。
全く地図を、読めない女やな〰と自分で呆れる。

前からほしかったレトロチェックのタイトスカート、前から探していた定番黒皮スカート1枚と
ダークグリーンのシンプルお出かけワンピースなどをゲット。

同じビルの隣の部屋で大骨董市をやっていてふらっとはいるが何だか高いので見るだけ。

待ち合わせの時間にスカイビルのクリスマスマーケットに行こうとするのだけど
渡る横断歩道から一杯❗

やっとたどり着いても飲み物はまだしも食べ物の、列がすごくて断念しました。

今年のバンショー(グリューワイン、ホットワインね)のカップはこんなん。



中が水色で可愛い。



人混みと、イルミネーション。来年は12月初めの土曜日の昼間に行こうと固く誓った。



クリスマスツリーきれいでした。これを空中庭園から見ようと恐ろしく並んでました。

人が多すぎてカツプ持ったままつまづいたので前の人のパーカーとリュックに、赤ワインをかけてしまった!ごめんなさい。家帰って何これ?と思うだろうなと。犯人は私です。

早々に引き上げるときも大変❗



グランフロントのあたりに素敵なハート





拡大されたバルチカのクラフトビールへ。
ここも待ちましたが何とか座れました。



なかなか美味しいビールでした。




顔見世 in ロームシアター  たっぷり京都で師走 その②

2017-12-18 17:47:46 | 舞台、映画、DVD
いよいよ顔見世です。

ロームシアターのロビーは昼の部が終わって帰ろうという人と早めに座席に入場しようという人で
ごった返している。だいたい昼の部が終わって30分もたたない間に夜の部が始まるなんて無理。
昔は夜の部が終わるのが10時30分くらいで遅かったのに、最近は4時開演は早すぎる。

チケットを発券してから隣の京都モダン倶楽部でお茶。私は泡(笑)  

ちょうどいい感じで開幕。




ロームシアターが作ったお祝いの幕です。さすが襲名披露公演。



佐藤可志和さんのデザインです。さすが中村家とは違ったパターン。

序幕の二月堂良弁杉は何度も観たけど。

俄獅子舞は時蔵さんが粋❗

良かったのは七之助と芝かんの文七元結。川の側の芝居にすごくシンプルに胸に迫った。志の輔の落語の時と同じ。おかしくもヒューマンを感じる。大向こうを唸らせる旨さです。

仁左衛門丈の御馳走役で劇中襲名披露口上。

時代物がなかったから少し物足りなかったけれど最後の幕の勘九郎の酒呑童子もすごく良かったし
満足でした。18日が楽だから練れた舞台で番付けも舞台写真入りで思い出に残った。


三井家別邸  たっぷり京都で師走 その①

2017-12-18 06:41:17 | 美術館、博物館
先週末、土曜日。いよいよ顔見世。

先週仕事山場でした。最近、土曜日1日遊んで、日曜日に家で仕事の合間に家事
というスケジュールがとてもいい。風邪も治った。

朝からまずは高島屋の地下でお弁当を買う。その足で息子のところに荷物を届けて
一緒に植物園前のラーメン屋へ。濃厚豚骨ラーメンと餃子が、美味しい‼
濃厚と言ってもお味はあっさり。もやし、ネギもたっぷりでした。

久しぶりに植物園の横を通ってホールの横に出て京都府立大の前を通ってバスに乗る。

お目当ては三井家別邸。隣は家庭裁判所。


三井財閥が大正時代に神社にお詣りに来た時の休憩所だったらしい。
別の場所から移築されたらしい。すご!
江戸時代末期、明治、大正建築が一同に見ることができる。



昭和になって家庭裁判所長の官舎になってたそうだ。

修理をして昨年の10月に再オープン。
当時は5時間待ちとか。

そこでで現代アート展もやってる。建物だけでなくお庭も
瓢箪型の泉水なんかがありお茶室と2階に現代アートが
展示してある。





夜はお庭からライトアップされていて幻想的。



先週に続いて古いお屋敷➕現代アート。

広間のガラスは明治時代の物。お庭を観ながらお抹茶いただきました。



付いてたお菓子が美味しかった。亀屋長良の餡のお菓子。上品なお味。京都高島屋で売ってるから
買おうと辛党の私が思うくらいだから。



日本家屋は本当に寒かったんだなとほとんど暖房の入ってない展示室を、観ながらしみじみ
思った。

染めの作品が色が美しかった。

そのあと下鴨神社を抜けて息子のアパートまでお弁当を取りに行く。

下鴨神社初めてかも?

何だかとても気の良いところだつた。当たり前か。

大きな犬の絵馬!




いよいよ来年は私たちの年。



草間弥生 in 歌舞練場

2017-12-11 06:32:39 | 美術館、博物館


お友達とランチ。

京都でということになってさてどこに行こうと探してくれたのが
これ。草間弥生。正確には歌舞練場の隣の八坂倶楽部という築140年の
能舞台やら、泉水のあるお庭やら、だだっ広い座敷やらある不思議な日本家屋。



秋田のお医者さんが買い集めた草間作品の数々。写真には撮れなかったけど、キラキララメの
蝶々やお花のシルクスクリーンが、多数。かわいい🎀

玄関のビッグカボチャ撮り忘れた‼

しんしんと冷える畳に足元は寒かったけど圧巻でした。ありがとう@とさん。
 
京都って本当に色々あるんだ。

久しぶりに八坂さんに参って祇園白川のパスザバトンを案内して
四条のフレンチへ。

ここ一休コムで予約したので2,400円でワイン1杯ついてフルコース。




どれも塩辛くなくて優しいお味で良かったです。何より料理のサーブされるタイミングがいい。
熱々のかぶらのスープが絶品でした。右上です。私には猫に小判の左下の抹茶ムース。友達に食べてもらいました。抹茶が濃厚そうです。

店内も落ち着いて料理もおしゃべりも楽しめます。






      

超多忙なれどよいタイミングで楽しみも嵌め込みます。

さあ今週末はいよいよ顔見世です。

奈良 興福寺 仮講堂 美少年に会いにゆく

2017-12-03 08:58:59 | 美術館、博物館
先月、これもこの週末を逃すと観られないという興福寺

改修工事の真っただ中なので仮の講堂で阿修羅像や八部衆を観ることができる。

久しぶりの雨ではない週末。少し曇り。



当然、写真はNGなのでお借りしました。すみません。

久しぶりの阿修羅像。
乾漆像の作り方をテレビで観てこの顔に至るまでに試行錯誤があったということも含めて
実に興味深い。仏の顔に実像が混じる。仏像のルネッサンス期だと思う。

本尊は



阿弥陀如来

仏教を守る八部衆
これも乾漆像




この画像も他のブログからお借りました。ありがとうございます。

この八部衆が今回すごく気になった。
インドの仏教を守る8つの異教の神
すごいキャラ。個性的。中には鳥の頭部もあり。これで物語ができそう。

ゲームソフトのストーリーになりそうな感じ。

改めて日本の造形的なクリエイターのルーツをすごさを感じた。

それと感心したのが鎌倉期の阿吽の像もなんだかギリシャ彫刻を彷彿とさせて
こんなガタイのいい日本人も昔存在したんだという気もした。
これは木造です。



これも国宝。

どれも身長が私くらい(150㎝くらい)で小さかったから余計に実存感が増した。


かなりの人出だったけれど十分間近に観て堪能することができました。

奈良時代の美少年や鎌倉時代のマッチョマンに会って改めて日本人の造形クリエイティビティに
感心し、興福寺を後にする。奈良国立博物館の周りにはものすごい数の外国の方が
盛大に鹿せんべいを撒いていて、鹿せんべいが150円もするのに驚きながら
久しぶりにお昼は奈良ホテルへ

相方が「奈良ホテルに和食のレストランがある。」と言い張るのだが、

そこはこの日、貸し切り。しかも結構お高い。

荒池に面するお庭の紅葉を見ながらレトロなカフェでサンドイッチとシャンパンセットというのを
いただく。サンドイッチがさすがに老舗ホテル、半端なく美味しい!
サンドイッチは実はパンが命だと個人的には思っていますが
中に挟まれたハムも美味しい!



四半世紀前に新婚のころここに泊まったことが一度だけある。

そのころから変わってないレトロなロビーとカフェでした。


木島櫻谷  泉屋博古館

2017-12-02 18:08:45 | 美術館、博物館
少し寒くて久しぶりに晴れ渡った土曜日、京都へ行く

日曜美術館で観た木島櫻谷の展覧会へ

泉屋博古館 

場所は鹿ケ谷宮ノ前町

いわゆる平安神宮の裏の丸太町通りを東山へ向けて歩ききった所に位置する。

初めて訪れた美術館? もともと住友財閥が集めた中国青銅器を展示する美術館だ。

どおりで青銅器とはとんと縁がなかったから。

まず、建物が立派。本館と通路でつながった平屋の別館で木島櫻谷の生誕140年を記念して開かれた展覧会だ。

建物が素晴らしい。こんな贅沢な美術館に今まで訪れたことがないなんて。
中庭から見える東山の紅葉が目に染みるほど美しい。



右上の写真に写っているのは別館の壁に埋め込まれたはめ殺しのガラスのオブジェ。

入口に展示された日本画の顔料。トランクに入れてある青系統だけは撮影OK。
展示された岩絵の具の紙包みに懐かしい放光堂の名前。

何度七条の芸大の坂に日本画の岩絵の具を買いにいったことか。
古代朱の赤みが心に染み入るように美しい。

木島櫻谷 丸山四条派、正統派日本画。京都生まれ、京都育ち。生粋の京都人。

なぜか途中から教職も退き、画壇とも一線を画す。

私の好きな寒月



写真は当然撮影できないので画像お借りしました。

すごーい天才!28歳でこんな作品を物にしたのは天才としか言いようがない。
これを夏目漱石は新聞で酷評した。

それは漱石先生、きっとこの若き天才肌の日本画家に嫉妬したに違いない。

斬新な構図、モダンな色使い、確かな描写力、水墨のテクニック。

木々の青から黒へのグラデーション。岩絵の具の奥深い美しさを十分に活用した作品。

どれをとっても現代でも通用する美の集結。

この雪景色を観ていると、若い頃に冬休みごとに行ったスキーでリフトに乗りながら
ゲレンデの山々に降り積もる雪景色を見て日ごろの忙しさからの解放感を感じたことを思い出した。

その水墨だけのグラデーションがすごい。馬を描いた作品






私が次に感動したのは



角を研ぐ鹿

鹿がまさにそこにいる。空極の写実と言われようと何とも言えない
生命感溢れる動物がそこに在る。

そして画家の生き物に対する温かいまなざし。癒されました。

会期は明日までです。

大作が多い割には会場のキャパが狭く、大勢の鑑賞者ですごかったけど、いい物を観せていただきました。

帰りは哲学の道を通って南天の実が赤くなっている南禅寺まで歩きました。

半日のいい遠足でした。