後半三連休。
幸い、秋らしいお天気。
しかも雨なんとか降らない。
初日午前中はゆっくり起きて朝日新聞の書評欄に眼を通し
読みたい本を探したり、だらだらすごす。
ネットでたつるんの自伝が出たのを知ったのでさっそくそれを手にいれなければ。
お昼は眼科に検査に行ったダンナと待ち合わせてかねてより行きたかったピザ屋へ。
これが失敗。美味しかったんだけど私らシニアには量多い、体重ふえる。
いいことなかったです。二人とも次の日の体重が600グラムずつ増えていたのには笑った。
午後から校外学習の下見で四天王寺界隈へ。
茶臼山古戦場など真田幸村関連が充実してた。
で二日目今日は久しぶりの歌舞伎鑑賞
南座 東海道四谷怪談
まずはお弁当をこさえました。
昨日の轍を踏まずで残り物で全て賄う。
タラコおにぎりを冷凍ご飯で。冷凍豚カツ。昨日の残りのヒラマサのお刺身の鮓〆
胡瓜の塩揉み、昨日の青菜のおひたしの残り物、ブロッコリー、オリーブ、アボガト。全て残り物か瓶詰め。
すだちの輪切りを乗せて出来上がり。獺祭の小瓶をタイミング良く頂いたので切り子のぐい飲みを持参。
本日の南座の席はなんと花道七三のほぼ横、前から6番目下手から6番目
こんな席は久しぶり
お芝居は鶴屋南北の東海道四谷怪談の通し狂言
通し狂言じたい、関西では珍しい。
「四谷怪談」は昭和63年に中座で中村勘三郎が演じて以来26年ぶりだそうだ。
私、この勘三郎のお岩を絶対見ている。ほんのり、記憶がある。
今回、意外にと言っては失礼だが、伊右衛門を演じた愛之助が良かった。
この人、勧善懲悪の善人の主役だと長丁場になると私、なんだか飽きるのです。
手順だけ追っているような感じがして、最後の方になると性根を感じなくなる。
「鯉つかみ」の時にそう感じた。戯曲のせいかもしれないけれど、
愛之助の主役の時はなんだかそう感じた。世界感が最後までひっぱれないんだろうなと思ってた。
今回の伊右衛門の場合は南北の奇想天外の「どないなっとんねんこいつは?」っていう人物なので、
結構淡々と演じてちょうど色悪になっていて良かった。
最後まで色気が抜けてなくて、なんとなく役の性根が伝わってきた。
仁左衛門に似てきたなーと思った。
当然、七之助はさすがに最後まで体力在りますって感じで、凄い早変わりもあるのに少しの乱れもないくらい平気。
最後までグイグイ観客を引っ張っていく。この人も吸引力はさすがに凄い。
そこへ中車。上手くなりました。ただ、歳いったなと感じた。もう53歳なんだ。
枯れてきた感じは否めない。
もう少し、脂ぎってやってほしかった。
この3人のアンサンブルに上手い具合に壱太郎さんが絡み、いい感じにまとまっていた。
これはお定まり暗闇のだんまりの舞台。
久しぶりにセリフのやり取りと歌舞伎の様式美に彩られた芝居を観た。
最後まで飽きさせなかった。
でもいかんせん、暗い。
江戸時代には仮名手本忠臣蔵の一部として2日間に分けて上演されたいたそうだ。
それもわかる気がするが、それも観ていてしんどいかな?
七之助さんは、私としては、真女方として演って欲しいんだけれど、何せ、若い立ち役もいい。
器用で上手い。
でも上手さといい、気品といい、やっぱり玉三郎の後を継ぐのはこの人だね。
顔見世、仁左衛門の大星由良助、千之助の力弥が観たい。壱太郎の雪姫も観たいなー。
南北は江戸時代の最後に世の中に起こった奇怪な事件を上手くミックスしてお芝居にした人。
その昔、新橋演舞場で観た玉三郎と仁左衛門(そのころは孝夫)の桜姫東文章も荒唐無稽だけど、芝居としてすごく
エネルギッシュで面白かった。
幸い、秋らしいお天気。
しかも雨なんとか降らない。
初日午前中はゆっくり起きて朝日新聞の書評欄に眼を通し
読みたい本を探したり、だらだらすごす。
ネットでたつるんの自伝が出たのを知ったのでさっそくそれを手にいれなければ。
お昼は眼科に検査に行ったダンナと待ち合わせてかねてより行きたかったピザ屋へ。
これが失敗。美味しかったんだけど私らシニアには量多い、体重ふえる。
いいことなかったです。二人とも次の日の体重が600グラムずつ増えていたのには笑った。
午後から校外学習の下見で四天王寺界隈へ。
茶臼山古戦場など真田幸村関連が充実してた。
で二日目今日は久しぶりの歌舞伎鑑賞
南座 東海道四谷怪談
まずはお弁当をこさえました。
昨日の轍を踏まずで残り物で全て賄う。
タラコおにぎりを冷凍ご飯で。冷凍豚カツ。昨日の残りのヒラマサのお刺身の鮓〆
胡瓜の塩揉み、昨日の青菜のおひたしの残り物、ブロッコリー、オリーブ、アボガト。全て残り物か瓶詰め。
すだちの輪切りを乗せて出来上がり。獺祭の小瓶をタイミング良く頂いたので切り子のぐい飲みを持参。
本日の南座の席はなんと花道七三のほぼ横、前から6番目下手から6番目
こんな席は久しぶり
お芝居は鶴屋南北の東海道四谷怪談の通し狂言
通し狂言じたい、関西では珍しい。
「四谷怪談」は昭和63年に中座で中村勘三郎が演じて以来26年ぶりだそうだ。
私、この勘三郎のお岩を絶対見ている。ほんのり、記憶がある。
今回、意外にと言っては失礼だが、伊右衛門を演じた愛之助が良かった。
この人、勧善懲悪の善人の主役だと長丁場になると私、なんだか飽きるのです。
手順だけ追っているような感じがして、最後の方になると性根を感じなくなる。
「鯉つかみ」の時にそう感じた。戯曲のせいかもしれないけれど、
愛之助の主役の時はなんだかそう感じた。世界感が最後までひっぱれないんだろうなと思ってた。
今回の伊右衛門の場合は南北の奇想天外の「どないなっとんねんこいつは?」っていう人物なので、
結構淡々と演じてちょうど色悪になっていて良かった。
最後まで色気が抜けてなくて、なんとなく役の性根が伝わってきた。
仁左衛門に似てきたなーと思った。
当然、七之助はさすがに最後まで体力在りますって感じで、凄い早変わりもあるのに少しの乱れもないくらい平気。
最後までグイグイ観客を引っ張っていく。この人も吸引力はさすがに凄い。
そこへ中車。上手くなりました。ただ、歳いったなと感じた。もう53歳なんだ。
枯れてきた感じは否めない。
もう少し、脂ぎってやってほしかった。
この3人のアンサンブルに上手い具合に壱太郎さんが絡み、いい感じにまとまっていた。
これはお定まり暗闇のだんまりの舞台。
久しぶりにセリフのやり取りと歌舞伎の様式美に彩られた芝居を観た。
最後まで飽きさせなかった。
でもいかんせん、暗い。
江戸時代には仮名手本忠臣蔵の一部として2日間に分けて上演されたいたそうだ。
それもわかる気がするが、それも観ていてしんどいかな?
七之助さんは、私としては、真女方として演って欲しいんだけれど、何せ、若い立ち役もいい。
器用で上手い。
でも上手さといい、気品といい、やっぱり玉三郎の後を継ぐのはこの人だね。
顔見世、仁左衛門の大星由良助、千之助の力弥が観たい。壱太郎の雪姫も観たいなー。
南北は江戸時代の最後に世の中に起こった奇怪な事件を上手くミックスしてお芝居にした人。
その昔、新橋演舞場で観た玉三郎と仁左衛門(そのころは孝夫)の桜姫東文章も荒唐無稽だけど、芝居としてすごく
エネルギッシュで面白かった。