遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

生まれてこのかた、、、

2018-10-15 06:34:47 | 日々のあれこれ
誕生日でした。

あんまりめでたくもないけど。よー生きてきた。

ちなみに厄年だそうで。

もー1ヵ月ほど立て続けに滅入ることがあった。

でもここは辛抱。いいことと悪いことはトントンに起こると言うのが私の持論。

ぐっと我慢してたら、じわじわと良いことが。

誕生日は快晴。しかもお休み。でも仕事。
旦那は人間ドックに、引っ掛かった糖尿血液再検査。
そのあと京都でドラゴン桜のモデルに、なった人の講演。

風邪ひいて咳が止まらないのでまずホームドクターに診てもらう。

お約束、旦那からの花束贈呈。ちきりやの花。
といっても財布は一つなので。



今年は結婚式のブーケにしたカサブランカ。


     

晩餐メニューはお刺身。夫婦揃ってダイエットメニュー。

またこれが美味しくなかった。
トホホ。

襲名披露 ~澤瀉屋の繁栄、松竹座10月~

2018-10-08 20:49:17 | 歌舞伎
10月松竹座は市川右團次、市川齋入襲名披露。





まずは夜の部

雙子隅田川 通し狂言
久しぶりのガッツリ芝居。江戸時代の小説だそうだ。
何分歌舞伎なので当然ご都合主義が至るところに散りばめられているが、登場人物の性格を踏まえて話は進むので見応えはある。

主役は主君の双子の息子。お家騒動の話と天狗伝説の因果応報物のミックス。

この幼い双子の息子を右團次の長男、今回初お目見えの右近が早変わりで演じる。
当年8歳。この子が上手い!

右團次はほぼ主たる役を演じきった。
がんばっていた。

猿之助は母親役の斑女。物狂いの女を演じるのはお手のもの。

まだ怪我の後遺症を引きずっているみたいだけど、こういう役だからかな?

姿良し、顔良し、声良しの中村米吉さん良かったです。印象に残りました。

途中、右團次、右近、猿之助の3人中乗りもあり、大円團は右團次の水の中の大立ち回り。

舞台装置も大がかりで大スペクタクル。さすが澤瀉屋一門。

先代右團次が齋入を継ぎ、右近が右團次を継ぎ、息子が右近を継ぐ。
右團次は高島屋。でも活躍の場は澤瀉屋一門。

同じ市川家でも海老蔵の成田屋は神様。

贔屓幕はDIESELから黒田征太郎原画の昼の部の西遊記の金団雲をデザインして


原画が2階ロビーに飾ってあった。



日を変えて昼の部の観劇。舞妓さん総見の日だったような。20人以上は観てはった。
壮観。

暑い日だったが、観劇後はきちんと着物コートを着て退出してはった。

西遊記文句なく面白い演出。蜘蛛女だったのね。
澤瀉屋一門らしい一幕になっていた。
ここでも右近ちゃん頑張ってました。
きんとんに乗って宙乗り、昼夜宙乗りってすごくない?

三蔵法師の米吉さん良かったです。
歌六さんの息子さん、萬屋から播磨屋へ屋号を変えたそうです。
ネットで調べてみました。25歳。



玉三郎似のたれ目で。人気急上昇中です。
播磨屋ということは中村吉右衛門一門です。
楽しみです。


め組の喧嘩、この狂言、観たことあるかな?
なんだかストーリーに説得力がないのか、役者が下手なのか、全く迫ってくるものなし。
退屈だった。こういう芝居で、仁左衛門とかは客を引き付けて魅せるのよねー。
歌舞伎には「夏祭り浪花鑑」のように、こういう理不尽ストーリーはつきものなので、そういう時は役者の腕で役の仁を観客に納得させるか、はたまた戯曲としての練り上げ方が足りないのか、どちらかでないとなんだかといった感じだった。

最後の花火の舞踊は海老蔵のために用意された一幕。
映像が上手く組み合わされていていた。

今回の襲名披露、海老蔵、猿之助を投入して澤瀉屋一門の良さが出た公演だったような。