遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

週末晩御飯

2018-01-28 07:56:49 | 料理
週末、土曜日は午後から仕事

帰るはずの息子が帰らないということなので
晩御飯は1週間での余り物。

ちゃんとテーブルセッティングすることで
少し豪華(?)に見えるかな?




写真ボケてますね。

アラビアの食器にスープ替わりのカレーにサラダ用のボイルした豆をそのまま入れて、
下には少しご飯が隠れてます。

お皿には余って冷凍しておいたミニハンバーグ、サバの塩焼き
チシャ、トマト、わかめ

冷蔵庫にあった、ひじき、ニンジン、レンコン、糸こんにゃくの煮物。

カレーに入っているマッシュルームでシイタケ類、海藻類、豆類は完璧。

赤ワイン

ということで残り物晩御飯、10分でできます。


初舞鷺娘

2018-01-22 06:31:18 | 歌舞伎
新年恒例だと思っていた松竹座
坂東玉三郎舞踊公演

4年ぶりだそうだ。
そうだったんだ。七之助と二人藤娘を踊ったのは4年前かー。
あれからめきめき芝居が上手くなった七之助。
去年のお正月ではないんだ。

今回は一人で観賞。三階の考えられる限りいい席。
真ん中少し東より通路側一番前。

舞踊だから舞台の板目がすべて見える。

午前中、国立国際美術館へトラベラーの初日へ。

その話は別に譲るとして
その後、心斎橋で、お目当ての中華料理へランチ




森本

迷わず飲茶定食


熱々で出てくる。まずはこれが大事。料理はタイミングだ。

今までで食べた中で一番美味しい!

スープ、新鮮な野菜のミニサラダ、またお粥が美味しい!

甘党でない私が驚嘆したマンゴーソースの掛かった杏仁豆腐がプリプリで美味しい!


ということで大満足して松竹座へ。



お正月なので





舞子さんも来てはりました。

何より壱太郎の鷺娘が良かった。

この人中村翫雀さんの息子さん。
なんだかおはあちゃんの扇千景に面影が似てる。

お母さんは吾妻徳弥さん。
躍りのサラブレッドやね。

鷺娘、久しぶりに観たけど、すごくドラマチックな舞踊ですね。
まるで白鳥の湖みたい。

衣装のぶっかえりはあるし振りは派手だし、床に舞い落ちる雪が模様になってそれも美しかった。

関西歌舞伎楽しみです。

紺リネンのテーブルクロス

2018-01-20 16:07:34 | インテリア
ZARA HOME でのSALE

前から欲しかった紺のテーブルクロス。

我が家のテーブルは2mを超すのでなかなかこの大きさはお高い。
でも麻リネンで半額以下。

紺と紺に絞り模様のようなクロス2枚買いました。

木曜日の夜は残り物で。

ガラスのお皿にオードブルのように盛って。

       

ハンバーグ、サバのムニエル半分。
レンコンとピーマンの天ぷら 以上は残ったおかずを冷凍にしてたものを解凍。
チシャ、トマト、スモークサーモン
前の日のお鍋のお汁に残った白菜、春菊を入れて。

お手軽黒酢モズクにゆでだこ、刻みショウガ入り。

唯一料理したサツマイモのレモン煮

甘口スパークリングワイン 



緩やかなダイエット

2018-01-20 12:43:39 | 日々のあれこれ
身長153㎝なので太ると着る服に困る。

肋骨ががっしりしてるために上半身が四角いブロックのように見えて不細工。

去年の5月くらいに人生最大の体重になった。

泊を伴う仕事できっちり3食、食べただけで。
私は原則間食はしない方だ。しかも仕事なのでアルコール抜きで。

50代になったら3時のおやつにカフェでフルーツパフェなんて食べたら絶対アウト。

それなのに3食、炭水化物を、普通に食べたら太った。

一念発起して炭水化物ダイエットに踏み切る。

と言っても極端なのは長続きしないし、リバウンドもある。
何より食事も楽しくない。

まずは適量たべるくせを付けて、胃を小さくする。
小柄な人は元来胃も小さいはず。意地汚く食べてると胃も膨らんでると言うわけ。
しかも食べすぎは小さな体に負担がかかりいいことは一つもない。

ということで

朝食、以前にも書いたけど、まず白湯にレモンを絞って飲む。
レモンは熊倉さんの本に書いてあったのでさっそくやってみる。
風邪引きにくくなったみたい。
果物にヨーグルト、メープルシロップ、濃縮カシスを掛けて食べる。
カフェオーレにオムレツなどの卵料理。

朝5畤30分に食べるので9畤頃にお腹が空く。
そこでミックスナッツを片手に軽く乗るくらい食べるか
朝、卵を食べなかった日はゆで卵かチーズとみかんなんかを食べる。

お昼は給食、そのときのお腹の空きぐあいでご飯はここで軽く食べる。
パンなら食べないときもあるし、半分くらい食べる。

問題は晩御飯の時。お酒は飲む。

ワイン二杯くらい。これを止めたらもっと早く体重を落とすことができるのだが
フルにハードワークをこなしているとお酒を止めるとあまりにもストレスがたまる。

主食は基本食べない。ただし、ここで一工夫。

メニューによっては納豆の時は納豆の小鉢に少量のごはんを入れて食べる。
塩鮭の時はお皿に付け合わせのようにごはんを少量盛る。

そうまるで野菜の付け合わせのようにがこつ。
サラダのクスクスみたいにごはんを扱う。
要するに無理をしないけどむやみにたくさんは炭水化物をとらない。
ご飯茶碗は晩御飯の時に私のは並べない。

そして時には食後にマカデミアナッツ入りのチョコとかも食べることも我慢しない。

お風呂上がりにダンベル15分。

ゆっくり半年かけて5キロ痩せた。
年末、年始は飲みすぎて食欲が落ちて体重はキープ。

仕事が始まって食欲が戻り少し体重が増えてそこで
忙しくてやってなかったダンベル再開。
体重はまた、緩やかにダウン。
リバウンドは今のところ大丈夫。

適量を食べるのは健康にもいい。

目標、3か月であと、2キロ。

楽しみながら頑張るぞー。


ドリスヴァンノッテン ~創作の泉~

2018-01-15 06:47:28 | 舞台、映画、DVD
久しぶりに映画。





ドリスヴァンノッテン ~ファブリックと花を愛する男~

百貨店に派手だけどとても色のきれいな洋服が並んでいる。

お高いから手を出せないけど、その生地の美しさにうっとり。

まるでアンティークなカーテンを思わせるファブリックでそれでもって斬新な組み合わせ。

反対色はもちろんの事、素材の意外性も。

ベルギー生まれで今もアントワープのお城のような豪邸で暮らしている。




庭園の咲き乱れる花を自ら手折って室内に飾る。



長年のパートナー



食卓にローソクを灯し、自ら料理を、するドリス。

あの溢れるような美の発想は日々の暮らしの中から生まれて来るものなんだなとつくづく思った。

感性は日常の生活の中で育まれる。

3年間本人を口説き落としてやっと映画化にたどり着いたそうです。

素敵な映画でした。

映画の前にグランフロント北館。初めて6階まで上がった。

ランチした旬穀旬菜




ロート製薬がラボの中で作った野菜を材料に野菜を中心にしたメニューでした。野菜はビュッフェ。9種のアミューズもついてソフトドリンク飲み放題で60分1580円でしたもちろんメインはあります。




メインはおこわがつまったイカ。



隣のラボで育てられている野菜たち。



なかなか美味しかったです。

日々の生活が、美意識を育てる。些細なことを大切にと思わされた映画でした。

あっZARA HOME のセールで大判テーブルクロス買いました❗欲しかった紺色、少し紫がかったのも2枚。半額以下でした。




「無駄のないクローゼットの作り方」 ~どういう基準で洋服を選ぶか~

2018-01-13 12:55:19 | おしゃれ
以前からこの本についてアップしたいと思っていたこと。

原則私は洋服が大好きです。

それは小さい時から家の中に人体があり、母親がお客さんの洋服を縫っていたから身近に布地やボタンやファスナーがいつもころがってました。

だから布も好きです。

独身の頃は買いたい放題でしたが、かといってブランド物を買いあさる財力もなく季節のバーゲンや見て気にいったものを買っていましたが、

子育ての時代やマンションのローンを払っている時期はかなり自粛していました。

近年、また、購買意欲が旺盛です。

一昨年は通販にはまり、

昨年はお得意様限定セールにはまりと

数年前に購入した冬物が一気にくたびれてきたためかなり必要に迫られた事もあり、洋服を買いなおしました。

それとともに緩やかな炭水化物ダイエットで5㎏ほど痩せたので、、、。

そんな時、おしゃれブログもかなり参考にしました。

そこで出会ったのがこの本



もうすでにかなり話題になって色々な雑誌にも掲載されていますが、

私が一番感銘を受けたのはこの一説

「服は自分を良く見せるための「単なるツール」と心得る」

 要するにファッションが好きなのではなく、自分をどう演出するかということに重きを置く。
 ということですね。

 ここで目からうろこが落ちた。
 まだ、私は洋服を買う時「好き」で「自分に似合う」ということは意識できていたのだけれどTPOが今一意識できてなかったと。

 まだ働くので働く自分にピッタリというところが詰めが甘かったなと反省。

 似合うのだけれど、それ現場で着て心地よい?という中途半端な服を結構選んでいた。

 なんだか「目からうろこ状態」でした。

洋服のコーディネートはもともと洋服が大好きだから苦にならない。

幸い、玄関は総鏡張りなので出かける時は靴まで全身チェックもできる。前の晩に次の日のお天気や気温、仕事の内容、例えば出張がある、人前でしゃべるなどを考えてこれとあれとと考えるのはとてもいい時間だ。

余裕があればハンガーに掛けてつるしておく。
洋服のテーマカラーに合わせて持つハンカチやミニタオルの色も変える。
なんて楽しいのだと、一人悦に入る。

ジャケットとコートのクローゼットを別にしたのでスムーズに出し入れできて、朝、着る物に迷うことはこの半年ほどない。

それとこの著者の熊倉さんが小柄なのもとても参考になった。

「日本人は黒のパンツは似合わない。」

 本当やなーとつくづく思う。が、黒のパンツ、スキニー、サブリナ、ストレート、フレアーいろんな形持っているなー。

 この冬はグレーのウール、グレーのチェックパンツが相ついでダメになった。

 グレーのテーパード(シガレットパンツ)を2本新たに購入。1本はセンタープレスが入ったジャージー素材。
 もう1本もセンタープレスで伸縮性の生地。ウールじゃないから迷ったけれど、そこは御値段と仕事着と割り切った。
 この冬は黒は一切買ってないと言いたいところだが、黒人工レザータイトスカートがダメになってピッタリの物が見つからず
 2年ほど探してあきらめていたところ、お得意様バーゲンでラムレザーの黒タイトを見つけて即購入。以前の人工レザーとお値段は一緒。それだけ。

 それと小柄な人はあんまり太ってはあかんなーともしみじみ思います。

 たくさんの洋服より健康で適当に鍛えられた身体、それが何よりおしゃれです。

仕事をするにはどういうかっこがピッタリかを基本に考えればもう少しカジュアルに動きやすいラインにシフトしていこうとマイおしゃれの方向性が決まりました。




幸せなパン

2018-01-09 06:53:35 | 日々のあれこれ
連休、昔の同僚たちと会う。

年下の友達がパン作りを実際のパン屋さんで修行しているということで
手作りパンを全員にくれる。

クリーム入りミニ食パンとバターたっぷりデニッシュふうの食パン。




ミニ食パンを遅い朝食にいただいた。美味しい。

しみじみと。

軽い炭水化物ダイエット中だけどほのかな幸せの味がした。
集まった5人、フルで仕事してるのは私一人。

うーむ。

ゲルニカ鑑賞 ~時空を超えて伝わること~

2018-01-08 07:36:55 | 美術教育
前のブログの続編で、久しぶりに授業の話

毎年3年生の2学期の終わりにピカソの「ゲルニカ」を鑑賞する。

一クラスを多目的室に入れて椅子だけアトランダムに並べて
教科書持参。

前のスクリーンに大写しの「ゲルニカ」



本当は幅8m足らずのこの作品の大きさが伝わればもっといいんだけれど、、、。

3年前からずっと続けているゲルニカの鑑賞には中3とは言え
はっと胸を突く感想が書かれている。

定石、最初は何の前知識もなく、ただ観るだけ。

描かれている物を列記する。
描かれている場所の温度、湿度、風、においを想像させる。

全員意見を交換し、ある程度そこで色々な感想が出てくる。

最後にピカソが伝えたかったことは?

見事に毎年、目の付け所が違う。
授業の途中でピカソが生まれたスペインのゲルニカ空爆の話などをパワーポイントを交えて
説明する。そこで白黒の激しく破壊されたゲルニカの街の写真も見せる。
スペイン内乱、第二次世界大戦の話やナチスドイツの話もする。


2年前は
「とても悲惨な場面だけど、画面の上部に何らかの希望があるということが表現されていると感じる」
 この時、とても凄いなと思った。そうなんだ。ただ悲惨なだけでなく、破壊つくされた後に前に向かって
 進もうという希望を感じるといところが子供に生命力があるゆえんだ。これには大人は脱帽。

昨年は
 「画面真ん中の折れた剣を握り切り取られた腕のそばに描かれた一輪の花はかすかな希望の表現である。」という指摘した生徒がいた。
  決して勉強ができる優等生ではなかった彼が指摘した腕に全員の視線が集中した。
  そうか、あの花は悲惨な戦争の中でも少しの希望があるという表現なんだ。とまた私は驚かされる。

そして今年、
  「画面に描かれている人物や動物がほとんど左を向いている。そこに火山の噴火のように見える煙(実は牛の尾なのだけれど)
  に向かってがんばってみんなで行こうとしている。」「上部の灯りは全体に閃光のように光を与え、太陽のような希望の存在だ。」

  これまた、いつもならなかなか真面目に授業に取り組めない生徒がすごい一言を発する。

  よくもこれだけ毎年違うところに注目し、意見が出るものだと感心する。

  そして私が一番感動するには前知識がなくても悲惨な戦争の場面であることは鑑賞した全員が感じるのだが、
  あの白黒のかすかなグラデーションの画面のそこから前向きに希望に向かって頑張ろうという子供たちが
  人間社会の肯定感を感じるということが凄いなとしか思えない。

  この絵を観た大人が果たしてどれくらいそういうことを感じるだろうか?
 
  今年の鑑賞した最後にある生徒は「ピカソってやっぱり全ての戦争はしたあかんて言いたかったんやなー。」
  と言うではないか。

  その時は、彼らはみな、1年生の時にシャガールの「旅する人々」か「La Vie」を鑑賞しているので
  そういう意見が出るんだろうなぐらいに考えていたが、

  「暗幕のゲルニカ」を読んでそういう一説が出てくる。

  その時、もう涙が止まらなかった。

  絵の観方はそれぞれでいい。でもたった1時間の間に教科書の写真と前に映し出された映像だけで
  時間と空間を超えてそれだけのことを感じさせる絵画、美術は凄いなとしか思えない。

  たくさんの言葉やビデオ映像より一瞬で戦争いや普遍的な暴力の悲惨さやそのことから立ち上がる人間の強さを
  同時に伝えることができたピカソは本当に凄い。
  
 





暗幕のゲルニカ 

2018-01-08 07:26:34 | ブックリスト
ホテルの暖炉の前でまさに読みふけった本

原田マハの「暗幕のゲルニカ」

原田さんの本は旦那から「楽園のカンヴァス」を薦められていたんだけれど
自分のあまりにも専門分野過ぎてなぜか「なんだか」という感じで敬遠していた。

1年生の授業でゴッホの「タンギー爺さん」の鑑賞をするにあたって、ネット検索していたら
原田さんの次作「ジヴェルニーの食卓」にタンギー爺さんが登場することがわかった。

そこで読んでみることにした。

面白かった。

3年の授業では例年ピカソの「ゲルニカ」を取り上げる。

お正月、読むべし本を探しに大日「未来屋書店」へ

この「暗幕のゲルニカ」を見つけた。


       

読み始めると面白くて2日間で読了した。

最後は何とも涙が出てきた。

良かったです。御一読を。