遊びをせんとや

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我が家の夏合宿 ① ~鎌倉、懐かしの湘南~

2019-08-07 07:13:03 | 旅行
我が家の恒例、夏の合宿、いや家族旅行。

今年は私が箱根の彫刻の森と熱海のMOA美術館に行きたかったので早々と宿は押さえた。
旦那の希望は小田原。なんでやねんと突っ込むと「小田原城が見たい」というお言葉。
私には「小田原提灯ぶら下げて~」のお猿の駕籠やの歌しか思いつかない。

息子は鎌倉、江ノ島。

ということでみんなの希望を入れるとまたこれ、ほとんどお茶飲む時間ないやん!
乗り換え5分ロッカーからあんた荷物出してきて、私切符買うからと階段ダッシュの旅となる。
ちゃんと表題付きのワード計画表を息子が作ってくれる。
1日目「海風と共に鎌倉幕府の面影を辿る~鎌倉・江ノ島~」

関東、坂多い!

まずは鎌倉。


旅の最初は優雅にということで朝5時過ぎに出発したのでホットケーキが有名なお店で一休み。素敵なお庭に面したテラス席に途中から案内してもらって、るんるん。 


あとはお定まりの鶴岡八幡宮、建長寺等を回る。
私はほぼ半世紀前に鎌倉から北鎌倉までハイキングコースを友達と回った。その時、サンダルとか履いてきた友達が苦労していたので
覚えている。

駆け込み寺で有名な東慶寺、円覚寺を回り、北鎌倉に到着。

それから、昼ごはんに息子が調べて予約した七里ケ浜へ。
ここも歌舞伎の白波五浪男の菊之助の
「知らざあ言って聞かせやしょう
浜の真砂と五右衛門が歌に残せし盗人の
種は尽きねえ七里ヶ浜、その白浪の夜働き
以前を言やあ江ノ島で、年季勤めの稚児が淵」
の有名なセリフが一番印象に残っている。

その七里ヶ浜でイタリアン、名前もアマルフィ(ちょっと恥ずかしい)

でもとっても美味しかったしお店の雰囲気もよく、コスパは最高。


再度江ノ電にレトロな趣の乗って江ノ島へ。


そこからが大変だった。結構駅から江ノ島までの橋が長い。
そこでサザエのつぼ焼きを息子が食べて、江ノ島の向こう側から船が駅まで出てるという
情報をもとに結構な坂を上がって降りて、向こう側には荒い波。

「本日、船欠航!」
そこからまた階段ダッシュで登り降り。
江ノ島からバスで江ノ島駅まで。
小田原へ。
息子が5分しかないから急いで。というのでダッシュで切符を買い、
小田急ロマンスカー乗車。

これが良かった。古き良き時代の避暑、長い休暇を楽しみに行く。って感じが満載ロマンスカー。
貸し切り状態。計2回乗る。


昨年のグッドデザイン賞も獲得。

無事、箱根湯本で素敵な宿にたどりついた。