自分を証明する物 ～銀行口座開設～

色々忙しかった５月も過ぎ梅雨に突入
梅雨の合間の少し涼しい間に色々片付けをしようと思う。
まずは考えた末、メルカリやヤフオクに不要な物を売るのにはそのお金の窓口となる新たな銀行口座が必要だと思った。
近くに実店舗があり、そこそこATMを使えること。
ということでまずは電話で新口座開設に必要な書類を聞く。
当然、マイナンバーカードを持っていたら一発だが、私は持っていない。
顔写真付きの証明書、免許証、パスポートも持っていない。
証明書は今は保険証しかない。それならば住民票の写しが必要。
以前に取得した住民票の写しがあるが、６か月以内の物が必要とのこと。

まずは、市役所の窓口に行って住民票の写しを取る。
そこでも健康保険証ともう一つ証明する物がいる。年金手帳とか。ワクチン接種のお知らせを持っていったが不可。
年金手帳なんて持ち歩かない。そういうと銀行キャッシュカードの提示を求められた。
やれやれである。住民票の写しも自分の分だけの物を取る。

銀行店舗では１時間待ちだと言われる。
待っている間に本屋に本を売りに行く。１３冊。ムック本も引き取ってくれるというので。
図書館で読む本を借りる。
戻って待っている間に色々説明される。なんと通帳を作ると所謂Web口座でない場合は年間５５０円の手数料が必要とのこと。
なんやそれは！と思った。当然Webにする。しかも１８歳未満、７５歳以上はWeb口座は作れないとなっている。
キャッシュカードはクレジットカードとしても使え、ポイントがつく場合もあるそうだ。そのポイントも使える店舗は限られている。
ふむ。

窓口でタブレットを使い、全ての契約を終える。メールアドレスを伝えたスマホにメールが来て、口座番号が後日決まったらアプリに登録して完了。当然、印鑑は不要。
Web口座はセキュリティーに不安があり本意でないが、年５５０円はないわー。

帰り道、結局マイナンバーカードを私が作らないのはそれを決めた国を信用していないから。そのシステムを信用していないから。
私が４５年前に薄々感じた働く人口減少を私よりすごく頭のいい偉い人が予想できなかった。
何を信用しているかというと目の前で誠実に対応してくれる個人個人を信用するしか日々をおくることが出来ないのだなと思った。
人間と対峙する一人一人の人が誠実だ思えることが多いのはまだ救いがあるとしみじみ感じた次第だ。

昨日の晩御飯
安売りしていた久しぶりの鰻のかば焼き、ミョウガとワカメの酢の物、蕪とキュウリの糠漬け、三度豆の胡麻和え、小松菜と豆腐のお味噌汁。

ちまちました料理が食べたかった。
お昼にサッポロ一番塩を食べそうすると何故かお腹がまた空き、くるみっこを一つ、柿の種の小袋を一つ食べてしまい、また体重が増えた。とほほ。