時間のすごさ

退職したら、人間関係に悩まされなくていいことがいいことだ。
と思ったら、最近、心がざわつくことがある。
自分の嫌いな人、合わない人と一緒に居なくていい、関係を持たなくてもいいというのは精神衛生上すこぶるいい。
でも、浮世の義理で、生きている限りある程度は避けられない。
ただ、接する頻度にインターバルがかなり持てるのでなんとかなる。

時間があるので、まず、なぜ、私はストレスを感じているのかを自分の心をのぞき込みながら、じっと観察する。
じっくり考えると、その人の言動に「卑しさ」が垣間見える時である。
言っていることとやっていることが乖離している。理想を言うが、実際行動が卑近になるのだ。
それと言葉に攻撃性がある。
これが私には、とても応える。傷つく。大阪弁で言うと「気ぃ悪い」のである。
ある物事をその人と一緒になしえていかなければならない。時間はあるので、コツコツと積み上げて行動に移していく。
物事がなりなっていく。この工程は、私は結構、好きなのだ。
でも途中で意見をすり合わせる時に無理やりとか、私の話を聞いてくれないとか聞いてても理解してくれてないとか
理解したつもりでいるとか、あるいは、忘れているとか。何度も同じことを言わなければならない。
すごくストレス。
人間、ある程度、年齢がいくと我ままになるが、事、複数人で物事を進めていくことは難しくなるのだなと実感した。

次に、そのストレスを如何にして早く解消するかを考えた。
幸い、時間が経つとその「気ぃ悪い」は遠のいていく。
人生、ここまで来たら先は短い。できるだけ機嫌よく人生をおくりたい。
それと、別に夢中になれることに取り組むこと。
今回は羽織からの帯リメイクに集中できたのは凄く良かった。

いずれにしても、退職して、時間があるのが助かった。
時間の役割はとても大きい。

昨日のお昼ご飯。スダチが手に入ったので、冷やしうどん。朝からつるむらさき、しめじを入れて出汁を作って、冷蔵庫に冷やしておく。温泉卵も。ついでに安くなったキュウリを浅漬けにしておく。

イメージ通りにできて美味しかった。

晩御飯は、久しぶりのキッシュ、パスタ。

　
前菜はイカのお刺身、オクラ、トマト。
スパークリングワインが美味しかった。