算太郎日記

日々の日記を綴ります

ドキュメンタリー映画を観る

2023年06月18日 | 日記
ある冤罪事件のドキュメンタリー映画を観た。29年間獄中生活を余儀なくされ、再審の重い扉をこじ開け、長い年月をかけ無罪を勝ち取った当事者の方。「無罪になった時は体が軽くなりました。」と言われるその言葉には、当事者ではないと分からない重みが伝わってくる。

自身の無罪を勝ち取った後も、全国の冤罪を訴える活動の支援に精力的に取り組まれる。明るく前向に生きようとしているその姿に、壮絶な人生を経験して培った強さと優しさを感ぜられずにはいられない。

「冤罪を作った人に責任を取らせるという法律を作りたい。」と言われる。当然だと思う。それが無いと今後も冤罪事件は繰り返される危険がある。そしてそれは誰の人生に起こってもおかしくは無い。

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