算太郎日記

日々の日記を綴ります

朝日歌壇

2016年11月30日 | 日記
朝日歌壇より

☆ 草を食む鹿の首すじしなやかに秋の陽射しは滑り落ちけり (山添 聖子)

  秋の陽射しの中で草を食む鹿の様子が、生き生きと詠まれています。





☆ 何ごとも自ら決める権利なき獄中に居て内なる自由 (十亀 弘史)

  獄中に居て、拘束される生活の中でも、心の中は自由でいられる。だから歌が詠めるのでしょう。






☆ 誰とでも繋がる世界その中で誰にも言えずつぶやく言葉 (森山 のぞみ)

  インターネットの発達で、世界中の人と瞬く間に繋がることができる現代ですが、誰にも言えないことあるものです。

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