気になっていた「西部戦線異状なし」という映画をNetflixで観た。
この作品、1930年に制作されていて、アカデミー賞も受賞している。観たのは、昨年Netflixで配信された新しい作品だ。
第1次世界大戦下のヨーロッパ。17歳のドイツ兵パウルは西部戦線に赴任する。そこで、修羅場と化した前線の悲惨さを体験する。戦場にあるのは、飢えと恐怖と絶望だけ。若い命が次々と無残に散っていく。
一方、前線には行かず命令を下す人間たちは、暖かい部屋で酒を飲みながら、上品な食事をたらふく食っている。その光景を見せられた時に、言いようのない強烈な怒りが沸き起こる。そして、ラストの悲惨な結末に胸が苦しくなる。家族のもとに帰りたかったであろう若者たち。戦争さえなかったら、人生を全うできたであろう若者たち。
いつの時代も、前線に行って戦わない連中が戦争を始める。だから、絶対戦争を始めさせてはいけない。今も、何かと戦争の準備をしたがる声が大きくなる中で、「どうしたら戦争をしないで済むか。」と考えることに知恵を出し合いたい。
この作品、1930年に制作されていて、アカデミー賞も受賞している。観たのは、昨年Netflixで配信された新しい作品だ。
第1次世界大戦下のヨーロッパ。17歳のドイツ兵パウルは西部戦線に赴任する。そこで、修羅場と化した前線の悲惨さを体験する。戦場にあるのは、飢えと恐怖と絶望だけ。若い命が次々と無残に散っていく。
一方、前線には行かず命令を下す人間たちは、暖かい部屋で酒を飲みながら、上品な食事をたらふく食っている。その光景を見せられた時に、言いようのない強烈な怒りが沸き起こる。そして、ラストの悲惨な結末に胸が苦しくなる。家族のもとに帰りたかったであろう若者たち。戦争さえなかったら、人生を全うできたであろう若者たち。
いつの時代も、前線に行って戦わない連中が戦争を始める。だから、絶対戦争を始めさせてはいけない。今も、何かと戦争の準備をしたがる声が大きくなる中で、「どうしたら戦争をしないで済むか。」と考えることに知恵を出し合いたい。