算太郎日記

日々の日記を綴ります

「6才のボクが、大人になるまで」

2015年02月11日 | 日記

『6才のボクが、大人になるまで。』という映画を観ました。

この映画は、6才の少年とその家族の変遷の物語です。この映画の特筆すべき点は、同じ主要キャストで12年間に渡り撮り続けたという点です。

少年の成長の過程を、家庭や学校のさりげない日常のひとこまを切り取ることで、少年の内面に渦巻く葛藤や悲しみを繊細に描写しています。

劇的な出来事が起こるわけではなく、どちらかと言えば静かに少年は成長していくのです。淡々とした描き方故、誰もが通ってきた人生の初々しい季節を思い出させてくれます。

とても共感できる映画でした。仕事で疲れた心に潤いを与えられました。