算太郎日記

日々の日記を綴ります

朝日歌壇

2015年02月03日 | 日記
「少年は時代を選んだわけじゃない身捨つるほどのスマホに出会ふ」   (中村偕子)

朝日歌壇の入選歌です。

なるほどと思います。少年にとっては、大人が何と言おうと、スマホは見捨つる程の存在なのです。



寺山修司の有名な一首を思い出しました。

「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」