田舎の墓地で

田舎に帰り、高台にある墓地から、生まれ育った小さな町を見下ろしていました。

天気が良くて、この季節には珍しく北風もなく、皮膚に当たる空気が暖かいのです。思わず日溜まりに足を止め、空を見上げていました。

そして、幼い頃良く遊んだ裏山の竹藪に隠れるように村の神社が見えました。ここも格好の遊び場でした。

見続けていると、幼き自分の顔が立ち現れてきます。昔は幼き日の自分の顔等見たくもありませんでしたが、今日は向きあってもいいなあと思えました。

そして、「お前は、なかなか頑張っているよ」と声をかけてやっていました。

ちょっと感傷的すぎたでしょうか・・・・・。