かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

野球を一緒にできる喜び

2010年06月08日 | Weblog
野球を通じていろんなドラマがあります。一つひとつが思い出に残ったり、またいろんな出会いや縁があります。大切なたからものです


中学校に勤務してから野球部の担当でした。忘れることのできないたくさんの思い出があります。


 二人の子どもが中学校時代、同じ地区の中学校のライバル校でした。監督として、自分の子どもを打ち取る作戦を立てます。野球を生徒たちに教えることはあっても、わが子にかける時間は、ありませんでした。上の子どもと最後の総体で対戦。わが子が最後のバッターとなり、試合が終わりました。


 スタンドで涙を流す姿は、たまらないものがありました。今、いつか3人で同じチームでプレイするのが夢です。別々には、同じチームでプレイしたことがあります。しかし、3人が一緒にというのは、まだ果たされていません。かなえられたらいいですね。


 残されたプレイの時間は、年齢的にわずかですが、教えた生徒と同じチームでプレイすることもあります。



 一昨日、三光の地区の方から、「今度県体の軟式野球の予選会があるので、出てくれませんか。」と電話がありました。違うチームから毎年出ていたので、断りました。


 しかし、20代の三光の教えた生徒たちと初めて一緒にプレイできる機会なので、所属していたチームの方にお願いしてチームを変えてもらいました。試合は、年齢制限があります。出場できる選手は、20代が2人、30代が3人・・・。そして、メンバーが構成されます。チームには、20代の生徒は、6人います。みんな高校野球で活躍をしてきた生徒です。



 学校を離れても、一人の社会人としてつきあえる嬉しさを感じます。そこには、生徒と先生や監督と選手という関係ではなく、一人の社会人と社会人としての対等な立場です。まして、同じチームのプレーヤーとしてできることの機会が与えられたことに感謝をします。



 7月に大会があります。大会、そしてそれまでの練習が楽しみです。


高校生のエネルギー

2010年06月07日 | Weblog
「北高の吹奏楽部のコンサートに行ってみませんか。」という言葉があったので、さっそくサタディナイトに中津文化会館に行きました。高校生のエネルギーを感じました



教えた生徒の誘いもあって、土曜日の夜に中津北高校の定期演奏会に行ってきました。会場は、いっぱいでした。三光中学校の卒業生もたくさん来ていました。


前半はクラッシック中心の演奏でした。
・カンタベリー・コラール
・バレエ音楽「ロミオをジュリエット」
など、レベルの高い演奏を聴かせてくれました。毎日の練習の成果なのでしょう。じっくり聴かせてもらいました。部員がまとまって演奏をしていました。




 後半は、アトラクションも取り入れた演奏でした。AIの「STORY」の演奏は、書道部とのコラボでした。演奏をしながら、その歌詞を書道パフォーマンスで大きな紙で描いていました。バラード調の演奏で会場は盛り上がりを見せました。



 次は、昨年まで勤務していた先生たちがサプライズゲストとしてエグザイルの歌を吹奏楽部の演奏の中で歌いました。


 若さの中に歌のうまさはすばらしかったです。生徒と一体となって生活してきたことの先生のすばらしさを感じました。でも吹奏楽部のコンサートだったので、演奏をもうちょっとじっくり聞きたかったかなあ。ちょっと残念。生徒たちにとってみれば、先生の歌は、再び感激をしたことでしょう。



 演奏会に行って、高校生の若さのエネルギーを感じました。そして高校生活を充実させていることを、演奏会の中で感じることができました。

 前回のこうせいくんの野球でも同じことですが、自分が決めたことに一生懸命に打ち込んでいる姿勢は、美しくもあり、見る人に感動を与えてくれます。ちょっといい夜を過ごすことができました。


甲子園めざしてがんばれ!

2010年06月05日 | Weblog
暑くなりました。今日も、気温が30度近くなっています。さて、スポーツも真っ盛りです。野球も球春から熱い戦いの夏がやってきました。そんな中で、がんばっている生徒の様子を聞くことができました


 先日、放課後仕事をしていると、こうせいくんのお家の方から電話がありました。こうせいくんは、高校3年生です。高校でも野球を続けています。


 がんばってボールを追いかけている姿は、とても印象に残っています。おにいちゃんも野球部に所属し、きょうだいを教えることができました。



 体格は小柄でしたが、ガッツは十分にそれを上回るものがありました。お兄ちゃんの影響も受けながら中学校の3年間野球に打ち込んでいきました。



 野球が本当に大好きなきょうだいでした。そして、きょうだいは、中津南高校でも3年間高校野球を続けました。常に目標や夢をもって頑張っているという話はいろんなところから風のたよりに聞いたり、新聞で見たりしていました。


 お家の方の電話は、OABのテレビ放送で夏の甲子園予選の学校紹介の『きらり』というコーナーで、こうせいくんのことが特集になるというのです。時間的に見るのは、無理だったので予約録画して見ることができました。


 画面を通じて、こうせいくんをみました。一生懸命に練習に打ち込んでいる姿勢がチームのムードを高めているという内容でした。練習の様子、インタビューに答えている姿・・・本当に頼もしくたくましくなっていました。


 その気持ちがみんなのあこがれの先輩でいるのでしょう。感激してぐっとくるものがありました。試合に勝つ、負けるではなく、ここまでがんばって『野球を続けてきた』ことは、これから歩いていく中で大きな支えとなるでしょう。最後の大会をぜひ、見に行きたいと思っています。


 がんばれ!こうせいくん。



いのちの大切さ

2010年06月03日 | Weblog
昨日、「いのち」に関しての講演会が学校でありました。看護師の方が、自分の経験を通して話をしてくれました。生徒たちも自分を見つめ直す時間となりました


「看護の日」にちなんでの講演会が行われました。看護協会の方が学校に来てくれて、1時間話をしてくれました。


 講師の方は、日赤大分病院で40年間看護師をしてきて、この3月に退職をしました。そして、今は、看護協会で、リーダー的な立場として看護師の方のためにいろんな企画などをしています。


そのために、話の一つひとつの言葉に重みがありました。
・あいさつができていますか。
・朝、鏡を見ていますか。
・正しい言葉づかいができていますか。



という切り出しから話が始まりました。


 印象に残った話を紹介をします。


「病院でいのちが終わるときには、看護師には最新医療や、救急の医療などはいらないのです。家族や看護師は、しっかりと最後をみてあげることです。いのちを閉じようとしてる方には、手を握るだけ、一緒にそこにいてあげるだけでいいのです。死を迎えたときには、「もう苦しまなくていいんですよ。」と化粧をしたり、その人がもつイメージの美しい顔にしてあげます。看護は、手や目などを使いながら相手のことを思いやる心をもって、見守っていくことだと思います。」



父が最期を迎えたときのこととだぶらせながら話を聞きました。



病院の先生や看護師さんが息を引き取るまでずっと見守ってくれていました。今でもその光景を覚えています。7年経った今でもそのあたたかさに感謝しています。そして、酸素の管をとった顔、ひげを剃った後の顔は、昔の元気良かった時の顔に戻っていました。



 今、中学生としてどう過ごしていけばいいのか、そして、「いのち」の重みについて、看護師の立場から秋吉さんから学びました。