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今年度最後の中津教師義塾

2017年01月17日 | 大分県
『子どもらは早寝早起き朝ごはん
          睡魔と戦い「睡眠」学ぶ』

 
 

今日の夜は、今年度最後の中津教師義塾が開催されました。いろんな分野の講師の方が来られて、中津の先生方に話をして下さいます。講師は、教育の現場の方以外の方がほとんどです。


わたしたちの視野を広げてくれます。その刺激がまた、学校の中で生かされたり、自分自身のモチベーションにもつながっていきます。
 


今日は、玉名地域保健医療センターの先生で、熊本大学名誉教授でもある三池輝久先生をお呼びして「眠りは子どもの脳を創り、育て、守る」~睡眠障害と学力低下・不登校・発達障害との関係~というテーマでの教師義塾でした。
 

社会全体が夜型になっています。不規則な眠りがいろんな障害をひきおこすという、医学的見地からの話を展開しました。眠りは「起きていること」を支えるためにあると言います。


つまり、土台にある眠りのバランスが崩れると、「起きていること」の軸がぶれてきます。人間の本能である、「夜寝る」ということが、今社会の中で、阻害されています。


夜は、静かにそして暗くなっていくことが、多くの光、パソコンやスマホなどで、昼も夜も同じような刺激をどんどんと人間に送り込んできます。その結果、年齢を問わない睡眠不足症候群に知らず知らずの内になっています。


日中の眠気・集中力の欠如、成績・業績の低下、対人コミュニケーション、交通事故の発生などへの影響が出ます。
 

対人コミュニケーションでは、気持ちに余裕がなくなる。つまり、心のキャパが狭くなり、ちょっとした言葉でもマイナスに受け止めてしまいがちになります。

先生は、「被害者意識が高まる」と伝えていました。 
 

適切な睡眠が、心も体もバランスのいい成長を遂げていくことを話してくれました。現代は、新生児の頃から睡眠が崩れているケースが多くあると言います。


生活リズムをつけ、しっかりとした睡眠をとる中で、人が持っている体内時計のずれをなくしていかなければなりません。
 

先生は、たんたんと話をしていきました。最初は仕事終わりで睡魔も襲ってきましたが、話が本筋に入っていく中で、三池先生の話にひきこまれていきました。

「睡魔」より、「睡眠」の先生の話が勝りました。
 


また生徒たちには、機会を見つけ、今日の話を提供してみたいと思います。ブログを書きながら眠くなりました。


では、みなさん、しっかりと睡眠をとりましょう。体内時計を狂わさないようにね。

では、おやすみなさい。


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