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子どもの可能性

2021年06月07日 | 大分県
『伝えたい思いを次の世代へと
    言葉の響きに優しさ感じ』


 

今日の学級通信に子どもの思いをのせました。
『「ぼくは、木曜日の夜にじいじと音読をしました。何の音読をしたかというと、社会のP34~P40までしました。ぜんぶ読み終わると、じいじがはくしゅをしてくれました。うれしかったです。またじいじに音読の宿題がでたらまた読みたいです。
【コメント】
 おじいちゃんはやさしいですね。拍手をしてもらえてよかったですね。
あったかい気持ちがたっぷり入った日記です。』

 



きっと、じいじと一緒に学習したことは、大きくなっても忘れることができない思い出でしょう。
またじいじのはくしゅは、心の支えになることでしょう。
 

わずかな文章の中に、たくさんの思いが詰まっています。
 


物事ができるということは、これが基本なのかなとこちらも学ばされます。
 


1学期が始まってから、たくさんの子どもたちの成長を見ています。
 


今、帰りの会の中で、「一日の中で、うれしかったこと」というコーナーがあります。
 


最初は、なかなか言えない子どもたちでした。詰まってしまう子どもたち
他の子どもたちも
「早く帰りたいなあ。」
と口にこそ出しませんが、表情で見てとれます。



しかし、時間を重ねるうちに、
今日も、
「〇〇くんが、掃除の時に頑張ってと声をかけてくれたのが、すごくうれしかったです。」
と女子。
「帰りの会の前に、自分の分までランドセルを持って来てくれました。とてもうれしかったです。」
「社会のテストの時に、○○くんが、頑張っていました。すごいなあと思いました。」

と言葉が出てきました。



言われた子どもたちは、顔も緩みます。
子どもたちに場を重ねることと、こちらもぐっと我慢をして、粘り強く見守っていれば、できることが多くなることを改めて思います。
 



朝読書も同様です。
学校では朝読書の時間10分をとっています。
最初は、漫画や図鑑などを見る人がいました。
また途中で本をかえる人もいましたが、朝読書の良さを伝えました。
 



すると、静かに読書を楽しんでいます。
こちらも講師になって、初めて出会った読書の時間です。



読書はあまり好きではありませんでしたが、今、子どもたちと一緒にその時間は、本を読んでいます。


意外と面白いです。
朝のテレビ小説を見るのと同じような感覚なのでしょうか。
読書の時間に読む本を決めています。



1日の中でも楽しみな時間です。



子どもたちは、すでに読書の時間の5分前から読み始めています。
10分の読書の時間ですが、15分読んでいます。



こちらが、できないものをできないと決めつけない、できないものを子供のせいにしなければ、子どもの可能性はいろんなところにあると感じます。
 




お家の方のはくしゅも、きっと子どものやる気や可能性を大きく引き伸ばしていくことだと感じています。


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