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日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「南極への道」~学校の講演会から~

2018年12月13日 | 大分県



寒い朝でした。朝のあいさつ運動も体をこすりながら立っていました。
 

そんな寒い朝に、「寒い内容」の「あったかな方」からの講演会を開催しました。

どういうこと?

寒い内容は、「南極への道」です。
寒そうな内容でしょ?
 


大分地方自衛隊協力本部・宇佐地域事務所の職員の方が学校を訪問してくれました。


内容は、
○砕氷船の出港から帰港まで
○南極の氷を触る体験
○南極の氷の音を聞く体験
○南極の石をさわる体験

等もさせていただきました。
 


南極は、風呂もトイレもゴミもすべて持って帰るそうです。生態系が変わらないためだそうです。
しかし、昨今の温暖化の中で、変化してきているものもきっと多いのではないでしょうか。
 


南極の氷は、一般的な氷と同じく冷たいのですが、一般の氷は、急速に冷えたものです。


南極の氷は2万年間かけてできた氷です。生徒たちがさわったりした氷は、2万年かけての氷です。
空気もたっぷりと入っています。


生徒たちが氷を耳につけて感じた音は、氷の中の酸素の音です。この酸素は2万年前のものです。
2万年前の空気を生徒は感じているのです。
 


そう考えると、何となくロマンチックな感じがします。



自衛隊の方は、準備万端な形で、授業を展開してくれました。生徒たちも楽しんで授業を受けることができました。


「船の中での生活、南極での生活で、協力しあうことが大切だと感じました。」
・チームワークが観測を充実させることができますし、観測隊員の命を守ることにもつながりますね。



「2万年かけてできあがった氷をさわることができて、感動です。」
・2万年。想像することができません。さわって、聞いて・・・貴重な体験をすることができました。

 

氷の中は気泡でいっぱいです。「かったか」くんもしっかりと体験しました。


2万年前に心を馳せることができました。





会が終わると、A野教頭先生やS山さんが職員室前に、氷や石、パネルの展示をしました。


休み時間、生徒たちがまたやってきて、「南極」を感じていました。
 

来客の方も、
「これはすごいねえ。」
とさわって帰っていました。




寒い一日に、「寒い南極」の話でしたが、話や生徒同士、生徒と講演者の方々との交流にあたたかみを持たせてもらいました。



貴重な時間でした。たのしかった☆彡


PS
「かったかイラスト展」は明日迄、大分県信用組合耶馬溪支店で開催させてもらっています☆よかったら。