かったかくんのホームページ

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生徒の成長曲線をみるために

2018年05月29日 | 大分県
近所のいとこから、
「もうホタルが出ているよ。見においで。」
という電話。

また近々行ってみたいと思います。
田舎も少しずつですが、下水処理もできつつあり、水もきれいになってきています。


また近くの高校ではホタル事業に取り組んでいて、環境を大切にしようとする雰囲気が地域の中に定着してきています。
 


以前に比べて、「昔はこんなにホタルがいたのかな。」と思うほど、ホタルがきれいに飛び交うスポットが多くあります。

 
今日の昼前に、中津市の青年会議所の方がやってきました。


中学校の3年生に、
「働くことの意義や大切さ」
「働く人々の思い」
を理解して、
「望ましい職業観や勤労観」
を培っていく「キャリア教育」の授業の提案がありました。


中津市の3年生に伝えていきたいということで、本校にもやってきました。来校してきたのは、かつての生徒のHくんでした。
今は、しっかり地元で仕事に青少年育成活動に活躍をしています。頼もしく感じることができます。
 


生きていく中で、子どもたちによりよいモデルを見せたりするなど、講演などのさまざまな企画をしています。今日も、企画書を見せてもらいました。
 


中学3年生は、3月からは社会の一線に出て、職業に就く可能性もあります。


中学校からではなくても、近未来には社会に出ていきます。大人としての自覚や振る舞いなどを、いろんな体験・経験を通して、しっかりと身に付けておくことが必要不可欠となります。
 


いろんな価値観にふれることは大切な経験だと思うのです。自分自身の生き方も同様ですが、自分にとっての常識が、社会の中においては、「非常識」のことが随分とあります。
 

様々な経験を通して、葛藤しながら生きていく中で、人は、「非常識」を「常識」に少しずつ変化させていくのだと思います。それが大人への階段なのでしょう。「変化力」も「生きていく力」のひとつです。
 

今日来校してくれたかつての生徒のHくんの変化も、これまでずいぶんと見てきました。
「変化力」には驚かされます。

今日も、
「あの頃はね・・・。」
と話をしました。



「あの頃があるから、なおさら、生徒に伝えたいことがある。」


すごい。Hくんの経験も通しながら、ふるさとの後輩たちに、真剣に「たいせつなもの」を伝えようとしています。とても嬉しく感じました。


「打ち上げてごらん、心の花火を」BY 松岡修造