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かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

三光に来て一ヶ月がたちました

2009年05月02日 | Weblog
三光中学校に赴任をして、ちょうど一ヶ月がたちました。季節も春から初夏へと移り変わっています。2年間の五馬の生活でした。わずか一ヶ月しかたっていないのに懐かしく感じます。


そして、三光中学校の生活を充実できたらと思い過ごしています。



 昨日は、PTA総会でした。ここまでこの一ヶ月は超スピードで過ぎていきました。



 3月26日の午後、異動の発表がありました。「先生は、三光中学校です。」五馬中学校に来る前勤務していた学校でした。それからが大変でした。



職員室の片付け。書類などの最後の整理。アパートの退去。これまた大変。2年間しかいなかったけれど、されど2年間。その分の生活の道具があります。




「すべて部屋から荷物を出してくださいね。」
と大家さん。



車に入る量はしれているので、なんども家との往復をしました。市役所に行って水道を止める手続き、そのほかにも電話、ガス・・・30日までの撤去です。




その間、五馬中学校での後任の方との事務引継ぎ。三光中学校に行き、前任の方との引継ぎ。すべて30日までに終わらせないといけません。4日間での量です。そして、30日。離任式が行われました。




「もっと早く発表があれば・・・ね。」と同じ立場で国東に戻る先生とはげましながら?なんとか終わらせました。31日は、お家の方たちがお別れ会をしていただきました。ほっとした時間でした。



でもその時間もつかの間。次は、新学期に向けての職員会議です。それが終わって、PTAの組織づくりと総会に向けての取り組みです。前年までの資料やパソコンのファイルを見ながら格闘です。



いろんな方々に支えてもらいながら、昨日無事に総会を終えることができました。



 2年間三光中学校を離れている間、当時の生徒たちは、卒業をしています。でもこの一ヶ月、だいぶ生徒の名前も覚えました。



人との出会い、生徒の出会いを大切にしていきたいです。いろんなドラマがありますが、生徒一人ひとりのことを考えた活動をしていきたいです。




 昨日は、PTA総会で以前教えた生徒の懐かしいお家の方にたくさん会いました。体育館で「かったか先生のネクタイ姿は相変わらず似合わんね。」とYくんのお母さん。


「ネクタイもっていたんやね。」というお家の方も。今日、ジャスコで、生徒が「昨日、総会でかったか先生がネクタイして歩いていたよ。とお母さんが行っていたよ。」・・・・・・・・


なぜかしらネクタイの話題が昨日から今日にかけて多かったです
以前のイメージはどんなイメージ?

朝の三光のライバルたち

2009年05月02日 | Weblog
今、三光中学校には、ライバルがいます。それは朝のライバルたちです。


 かったかくんは、朝からばたばたするのが苦手です。

「あれもしなければならない。」「これも・・・」

となると、朝がゆううつなものとなりそうです。


だから朝のスローな時間の中で自分のしなければならないことをしていきます。今までそのような時間で家を出ていました。ちょっとコーヒーをのんで、仕事の下ごしらえをして、学校のホームページの今日の予定を更新して・・・と大体の手順があります。




 同じような考えをする先生もいます。今学校に行っても3番目です。この順は今年は変わらないと思います。その順を変えようとは思わないということは以前書きました。




でもそこに最近、突然、ライバルが出現しました。


この間、朝の仕事の準備をしていると、しんくん、ゆきさん、みちくんの生徒3人が職員室にやってきました。


「どうしたんだい。こんなに早く。」職員室にいた先生たちもびっくり。

「先生たち、何時ごろきているん?」
「そうやなあ。朝の3時30分ごろかな。」
「そりゃ、うそだ。」



そんな会話をしていました。



「一度くらい、先生に勝ちたいな。」
「勝つって?」
「学校に来る時間のこと。だから、何時ごろきてるん?」



まったく。どんな競争をするんだ。




 その次の日のことです。いつもどおり学校に行っていると、通学路を一生懸命に自転車をこいでいる生徒2人。


「おっ、挑戦をしてきているんだ。」



ふとかったかくんのライバル心に火をつけました。


「負けてはいけない。」



知らない顔をして、さっと車を走らせ学校に行きました。



 例の2人が学校についていつものように職員室にやってきました。



「今日も先生たちに負けた。」



勝つ負けるの問題ではない☆と思いましたが、ちょっと誇らしく感じている自分を感じました?!



 2人が話しています。ちょっと耳を澄まして聞きました。





「もうやめん。」
「いや。」「つかれたあ。」

そりゃそうだろう。


「だめだ。勝つまでは。」


戦争か。


「一回勝ったらやめようや。」


面白い会話でした。



 その日は、仕事が遅くなりました。次の日は眠たくいつもより10分遅くなりました。こりゃ、負けたかも。いつのまにか完全にライバルたちを意識しています。




 学校に着きました。どうかなあと思った瞬間、車を止めた上のベランダから、声が聞こえます。見上げると、ベランダから、2人が顔を出しています。




「先生、遅いね。初めて勝ったよ。先生、もっと早く来ないと。」



くそお。最初の3人の一人のみちくんは、脱落しているようですが、廊下ですれ違ったときに、みちくんが



「先生、あのふたりに負けたそうですね。」・・・・・君までが・・・・・どうでもいいことがどうでもいいことになっていない敗戦を感じた一日でした。




 写真は、学校の近くの麦畑です。

初夏の夜のジャズ

2009年05月02日 | Weblog
 先日、教えた生徒のかおりちゃんがジャズのコンサートがあるので、「よかったら聴きに来てください。」というので、自性寺の近くの喫茶店「GROOVY」に行きました。JPOPやイージィリスニングなどを聴くことはありますが、好んでジャズを聴いたことはありません。



 なんとなく趣のある喫茶店です。以前ランチを食べに一度だけ行ったことがあります。そんなに広くない喫茶店です。


 30分までに行きました。行ったときは、そんなに人が多くありませんでした。コンサート開始時間の夜の7時30分に近づくにつれて、喫茶店が身動きできないほどの人でうまりました。



 喫茶店では、かおりちゃんとかおりちゃんのお母さんが出迎えてくれました。お母さんに会うのは、本当に久しぶりでした。お元気な様子でした。娘の演奏のファンなのでしょう。コンサートのときは、必ず来ているそうです。


 また「今日は休み。」ということでかおりちゃんのだんなさんのゆうちゃんがやってきました。ゆうちゃんは、おすし屋さんをいとなんでいます。さわやかな感じです。バスケットもするスポーツマンです。


 かおりちゃんは、豊田小学校の5年生のときに、ゆうちゃんは、4年生のときに担任をしました。同じ学年です。2人の感動の結婚式のことは、前回のエッセイ集に掲載しました。また新聞に投稿させてもらいました。




 珈琲を飲みながらのコンサートです。演奏が始まりました。生ジャズは初めてです。かおりちゃんの鍵盤の上で弾む指が印象的でした。


 ベースやコントラバス、ピアノの音が軽快に部屋の中を包みました。ジャズのことは、全然わかりませんが、スローな部分とテンポがいい部分が一曲の中にうまくミックスされていました。




 数曲かおりちゃんのジャズのピアノの音を聴かせてもらいました。ちょっとジャズの魅力を感じました。だんなさんのゆうちゃんもかおりちゃんの演奏を真剣に聴いていました。演奏を聴いている目がとても温かく優しく感じました。



 知り合いの方もたくさん来ていました。
「かったかちゃん、ジャズを聴くの?」
中津には隠れたジャズファンがたくさんいることに驚きました。



ぜいたくな時間を過ごしました。ゆうちゃん、かおりちゃん夫妻そしてかおりちゃんのお母さんに見送られながら耶馬溪に戻りました。