2011年のホーム最終戦となるドルトムント対カイザースラウテルン戦を、Signal Iduna Parkで観戦しました。
自分がSignal Iduna Parkを訪れると香川がゴールを決めるというジンクス通り?やっぱり彼はゴールを決めてくれました。
写真は前半27分に今季4点目となる先制ゴール後、仲間に祝福される香川選手です。
しかし試合は後半同点に追いつかれ、そのまま試合終了。
この日の香川選手は「孤軍奮闘」といった感じで、アウェーで戦うライバルチームのバイエルンが勝った為、さらに勝ち点差が広がった本当に、本当に痛い引き分けでした。
前回このスタジアムを訪れた際は、シーズン序盤と異なり、かなりチームが機能するようになっていたのですが、その直後のチャンピオンズリーグでボランチのベンダーが故障して以来、また中盤の底で誰もゲームメイクできない&中盤が間延びした、悪い時のドルトムントに逆戻りしているようです。
来週のアウェー戦後にブンデスリーガは一時中断となり、冬の移籍シーズンが幕を開けますが、本気でゲームを作れるボランチを複数補強しない限り、優勝どころか来期のチャンピオンズリーグ出場権獲得も危ないかもしれません。
少なくともこの日のIlkay Gündogan選手(21番)よりは、前節のシャルケ戦の細貝選手の方が、ボランチとしてはよい働きをしていました。
(サイドアタッカーならともかく、Gündogan選手のバランス感覚の悪さとプレイの軽さは致命的で、今シーズン序盤から何試合か彼のボランチでのプレイをみましたが、正直彼がボランチのレギュラーで試合に出ているようでは、ドルトムントの優勝はないと個人的には思っています。彼のファーストネームではありませんが、こんな奴イルカイ!って試合中何度も叫んでしまいました。<ただダジャレが言いたかっただけ?)
移籍先のレアル・マドリードで出場機会を得られていないシャヒンを、レンタルで半年買い戻す等、真剣に考えて欲しいところです。
さて香川選手自身も試合後、もう1点とりたかった旨のコメントをしていましたが、今のプレイの内容は、シーズン序盤と違ってかなり良くなってきていると思いますので、この調子で1点ずつゴールを重ねて行って欲しいと思います。
彼への周りの期待はかなり大きいものの、この試合のようなゴールの積み重ねの先に、きっと次へのステップアップとなるビッグチャンスが訪れると、自分は信じています。