普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

硬貨の発行枚数

2018-02-26 00:44:31 | こんなことを考えた
今年の1月から、妙にピカピカの100円玉と500円玉に遭遇している。

当然今年に発行された硬貨なのだが、これまで生きてきて、その年の発行硬貨に1月からお目にかかった経験はない。

硬貨は、予定枚数に従って発行されるのだそうだが、調べてみると今年(平成29年)は100円玉がおよそ5億4400万枚、500円玉は4億2000万枚だそうで、かなり多いかと言えばそうでもなくて、例年よりいくらか多目という程度のようだ。

金額に直せば100円玉は544億円分、500円玉は2100億円分ということになる。

それにしても、ピカピカの硬貨と言うのはなにやら胸のあたりが騒めく。新しく発行された硬貨は、取り立てて価値があるというものではないのだが、どこか銀行強盗でもして手に入れた感がある。あるいは海賊行為でも働いたか……。

なにか意味ありげで、1枚ずつ手元に残している。ちなみにボクの手元を素通りしていった今年発行の500円玉は2月25日現在で7枚(内1枚はまだ手元に)、100円玉は13枚(内1枚はまだ手元に)。

やっぱりどう考えても多い気がする。

そういう前例があるわけではないのだが……、ひょっとするとなにかの起こる前触れかもしれないなどと思ったりもする。

ま、何が来てもいいように準備だけはしておこう。……と思ったが、現金が600円じゃ如何ともしがたい。
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ゆるむ

2018-02-12 23:53:37 | こんなことを考えた
寒さが、ゆるみ始めましたね。

それにしても北陸地方の降雪は、聞きしに勝るもので、わずか20㎝ほどでにっちもさっちもいかない東京の様子と比べれば、それは想像をはるかに上回る天災とでも呼べるもの。北陸の皆さんの気を引き締めて生活する様は、ニュースなどからひしひしと伝わってきました。

まだこれから先も、油断のならない寒気がやってくる可能性もありますが、東京はこの2,3日はなんとなく寒さも緩んで、それと同時にこちらの気も緩みがち。

この3連休は、文字通り緩んでました。

なにがどうということではないのですが、どことなく気が緩んでいるような、そんな感じです。

その一つの証明と言いますか、気が付けば本も読んでいないし、スマホでニュースを検索することもありませんでした。

なにか、世間とぷっつりと途切れた感が否めない。

これははっきりと緩みですね。

そう気づいたわけですから、またたった今から気を引き締めて生きることにします。

そんなこんなで、おやすみなさいませ。







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阪神淡路大震災 23年目に思う

2018-01-17 18:38:39 | こんなことを考えた
以前にも書いたことだが、23年前のあの日、あの災厄を関西圏以外で最も早く知ったのは多分ボクだった。
後に全壊指定地域となった灘区に住む、義理の母からの間違い電話で、ボクは地震発生とほぼ同時に、阪神淡路大震災の起きたことを知ったのだった。

あわてふためく義母の様子から、なにか尋常ならざることを想起できはしたが、後に知ることになる巨大な災厄であったことなど、想像の埓外だった。

一週間も経ず、実際に自分の目で見ることになった惨状は、例えようもないトラウマを、ボクに植え付けた。

あれから23年。ボクの中に残り続ける固い滓がある。

そして、それはボクが宇宙に溶け込むまで、残り続けるのだろう。

いやいや、来世にまで持ち越されるかもしれない。

あの災厄は、そういうレベルのものだった。

また、1年後にそのことを強く意識せざるを得ない日がやって来るのだ……。
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2017年、初物尽くし

2017-12-19 22:17:31 | こんなことを考えた
長いこと生きてきて、「やりきれない」ことってたくさんありました。

「やりきれない」と言っても、マイナスイメージは持たないでください。「やってられない」と言うことではなくて、「終りまで全うできない」という意味です。

それは例えば、一つの消しゴムを最後の最後まで使い切ったことがない、と言う程度の軽い感じ。

そういう軽い感じの事でも、なかなかに「やりきれない」ことはあったわけです。

それらを踏まえてみるに、自分史上初のできごとだらけの1年だったわけです。

齢70を積み重ねても、できなかったこと。

●手帳を使い切ることがなかった
●消しゴムを使い切ることがなかった
●シャープペンシルの芯を使い切ることがなかった
●ボールペンを使い切ることがなかった
●目薬を使い切ることがなかった
●ノートを使い切ることがなかった
etc

これらのことは、本当に不思議なことに、いくら気にしながらいても全うすることができないことでした。

それが! なんということでしょう!! 世界が変わったかのように、書き出した6つの事すべてを、今年は「使い切った」のです。

これは正直、驚天動地の出来事でした。

さして努力することもなく、自然と「使い切った」わけですね。

それだけでも、なにかスカッとした1年でしたよ。

2018年は、もう少し「実のある」感じがあると良いですね。

皆さま、良い年を迎えてくださいね。
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500000PV Over!!

2017-12-11 23:55:21 | こんなことを考えた
気付いたら、PVが500000を超えていました。

ただただ皆さんに感謝です。

2010年の10月からはじめたこのブログです。10年も経たずにこの数に到達するとは思いもよりませんでした。

今日からまた、100万、目標である200万に向かって精進します。

再び、感謝、です。
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日●の微妙な問題

2017-10-08 01:49:25 | こんなことを考えた
政治的な問題に関しては、ここで書くのは止めようとずいぶん前に決めて、実際書いていない。
政治的な問題ほど、個人の営為でぶつけ合う意見の導き出す結果が不毛なものはないからだ。

本来は有意義な意見のぶつかり合いが、弁証法ではないがアウフヘーベンされて新しい価値を生むということにでもなれば良いのだが、そんなことは99%なくて、いつしか相手を罵り合う結末で幕引きになることがほとんどだ。

世界を見れば、誰かからのひょっとしたら有意義な意見にも耳を傾けることなどできない、いやしたくないと思っていそうなリーダーが多い。そういう輩は「武力」の時代には独裁者と呼ばれたものだが、「経済」の時代である今は、トランプもドゥテルテも習近平も、ヨーロッパのメイもメルケルも、名前が出てこないフランスの若き大統領も、東欧と呼ばれた地域の今の指導者も、中南米、アフリカ諸国の元首、そしてそしてプーチン君も金君も、独裁者とは呼ばれないが(金君は例外ね)、みんな揃いも揃って、人の意見に耳を傾けられない連中だ。

それはある意味個人の資質プラス上り詰めた立場、との相乗作用によるものということなのだろうが、そうではない輩もいる。

自分たちでねつ造し積み重ねた歴史の呪縛から逃れられず、それが世界史の中で当然と受け取られなければ気が済まないところまで立ち至った国の元首だ。どこの誰とは言わないが、歴史のねつ造が、思いとは裏腹に自国民をどれほど世界から孤立させているかにも気が付かない。よしんば気づいていたとしても、呪縛からは逃れられず道筋を変えることもできない。

しかもあろうことか交戦中の相手を賛美しかねないほどの政治音痴ときている。

タイトルに「微妙な問題」と書いたが、実際問題「微妙」でも何でもなくて、そういう輩の矛先が自分に向かっていることの不愉快さ、不快さが問題なのだ。

昔、千葉だったかどこかに「布団叩きおばさん」と呼ばれた女性がいたが、地政学的にはまさにあれです。「布団叩き●●」が隣りに済んでいる感じ。

そして困ったことに、「おばさん」の時のように「警察」は動かない。だから「おばさん」自身が自分で気づくまで終わらない。世界に「警察」はいないからね。

ボクはこの問題に関しては、耳を塞ぎたい。そうして「おばさん」が自分で気づくか、自滅するまで待ちたい。

急にね、そんなことを考えてしまったのです。

本当のこと言うと、夢に見ちゃったんですね、この微妙な問題のことを。

ボクはそんなにこのことを気にしていたのかと思ったわけです。で、一言申し述べておこうと思ったわけです。

ちなみに夢では意外な方法で解決しそうだったんですが……。やばい、忘れました。
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また、1ヵ月が過ぎ去った

2017-09-07 13:44:08 | こんなことを考えた
どうにも、動かない。

どこがって?

頭ですよ。


なにか、別の次元に入り込んだかと思うような、毎日。

です。

世界はダーク、かつヘビーな流れが加速しているし、なにか、ボクの肌にはそぐわない。

だからと言って、否定も拒絶もできはしないわけで。

ボクの頭は、いまのところ、万力で締め上げられた酔うな塩梅です。

ただ、思うに、この感じは、あと数週間で終わりそうな予感。

じゃ、また。少し回復して戻って来ます。
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誕生日が近づくと…

2017-07-10 23:37:12 | こんなことを考えた
7月12日。68回目の誕生日、です。

人の一生は、60年というサイクルで経巡る。まず初めのサイクルをうまくやりおおせたというところ。言葉を換えれば一回目の大団円を迎え、新しい次のサイクルが始まり、ボクは8歳になったということだ。

人の寿命は長くても120歳と言うけれど、人は2サイクルで寿命が尽きるということだ。ボクは2サイクル目の小学校2年生辺りになるか。なんだなんだ、楽しい盛りじゃないかい!

それにしても。

この10年くらいで気づいてしまったことがある。誕生日の前1~2カ月は、必ずなにかエポックメイキングなことが起こる。もちろん良いことばかりではない。ボクの場合もどちらかと言えば、嬉しくないことの方が多いかもしれない。

誕生日前にどうやら体を壊す。病気というほどではないが、風邪気味になってみたり、足を痛めてみたり、飲みすぎて転んでみたり……。そしてやった仕事の対価をもらえないなどという側面からの攻撃もある。そんなこんなが、誕生日前に起きてくる。

ちなみに今年は、5月に足を痛めて歩けなくなった。克服したが、痛いのは痛い。そして今何年振りかわからないほど久しぶりに風邪らしきものをひいている。

そんなこんなをもっとはっきりと自覚できたのが、車の運転。ボクは四半世紀の間ほぼ毎日車を運転していたが、免許の書き換えの約2カ月くらい前になると、違反切符を切られる。駐車禁止違反、速度オーバー、一時停止違反……。ゴールドにあと一歩で、届かない。

そして極め付け。60歳になる年の誕生日前に、人との接触事故を起こした。幸い大事に至らなかったが、それをきっかけに車を売っパラった。もちろん今でも運転するが、レンタカー。

そして、今年は免許の更新年だったが、知らせが来た3日後には更新に行った。どんな魔がささないとも限らない。人生初めてのゴールド免許である。さっさと受け取りに行ったというわけだ。ゴールドって良いね。シルバーでないのが良い。

そしてボクは、この時を待っていたのだ! 誕生日を超えた日々を!

7月13日から、ボクの様々な機関が動き出すのだ。これまでは動けばドツボにはまる確率が高かった。13日からはほぼ1年間、前途洋洋だわさ!
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特異な思考法

2017-06-22 01:28:06 | こんなことを考えた
日本人は「モノを知る」という行為を、次の手はずで行う。

まず五感で識る。そして「それ」がそこにある理由を探る。それが人であれば、なぜそこにいるのかを識ろうとする。

そして「それ」が、自分とどう関わっているかを考える。さらにその関わりが生み出すこと、モノ、事象を考える。さらにそのこと、モノ、事象が取り巻く環境に及ぼす影響・関りを考える。

その上で、結果として生み出された環境がさらに社会全体に及ぼす影響、さらにその影響が導き出す社会的な結果を想起する。

そうした諸々の思考の挙句に、徐にそこにある「モノ」あるいは「人」と如何に関わるかを瞬時に判断し、実行に移すのだ。

これが日本人の特性だ。

この思考のプロセスは、日本人にしか辿ることのできない思考の道筋。

そんなことは考えてない、そんな面倒なことはしていない、なんだか胡散臭いぞ、と思う方もいるかもしれないが、それは気づいていないだけだ。

実は日本人は、この思考プロセスを常に、瞬時に行っているのだ。とは言え、多少のタイムラグは生まれるけれどね。

日本人の大きな特性の一つに「和をもって尊しとなす」がある。

この「和」は、前述のプロセスがなければ生まれないものだ。

このプロセスの途中で思考を放棄すると、誤解や思い込みから生まれる憤怒や瞋恚、焦燥やら拒否・否定などといった負の思考が生まれてくる。

負の志向は別段悪くない。時として人には必要な哲学的要素だ。ただ、それは個人の営為での話。人と自分の彼我の距離・関係を慮る時には、不要な思考だ。

他者と自分の関係は、前向きなものであるべきだと考える。……ボクはね。

この思考プロセスこそが、日本人の日本人たる由縁である。

大声で人を威圧したり、人に話をさせないほどに立て板に水のように話をする人、実はボクはあまり好きでない。ボクの概念から言えば、日本人から逸脱しているように思えるから。断っておくがすべての人が日本人である必要などない。世界の様々な国・地域で生まれ育った人々がいるわけで、ただ単にボクは日本人的発想、言葉の選び方、思考のプロセスが好きなだけだ。

日本で暮らしている日本人のように見える人が、逸脱していると、ちょっと嫌だなと思ってしまうのは勘弁してください。

まあ、ボク個人の単なる思い込みの話かもしれないがね。

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電車の遅れるわけ

2017-06-21 00:21:33 | こんなことを考えた
最近、とある印刷会社に詰め切りで、校正の仕事をしている。物販会社のカタログ(これが数千ページにも及ぶ分冊で、いつ果てるとも知れぬ作業)を校正するのだが、8時頃に出かけて10時頃に着くという、多分我が家から都内で最も遠隔地にある場所と言えなくもないところに出向いている。

その作業や、出かける距離や時間にはなんの文句もない。楽しく通い、果てのない作業も結構楽しんでいる。

だが、一つだけとても我慢ならないことがある。

通う道のりは、2度乗り換えて3路線を使うのだが、毎朝必ず遅れる。どこかの路線で必ず何か出来して遅れる。

ここでも一度電車が遅れることに文句を書いた記憶があるが、最近は当たり前のように遅れる。まるで遅れることを見越して出かけなさいね的な空気すら感じる。

日本の鉄道は、かつては時間通りに運行されることが当たり前だったが、今は違うらしい。そして毎朝聞かされる、遅延の理由がほとんど理解不能だ。

曰く。

・線路内に人が立ち入った
・線路内安全確認
・信号機故障
・車両故障
・車両点検
・混雑のため
・急病人発生
・客対応
・客同士のトラブル

酷いときには、雨天のためだの、朝間混雑だの、ホームからの客の転落だのと、本当に頭をかしげたくなる理由だらけだ。

このまま放っておくと、運転するのが怖いので遅れますなどと言い出しそうだ。

こうした理由の多くはおそらく符牒で、例えば「線路内への人の立ち入り」は「痴漢」のような別の意味がある気がする。

さらに、車掌がことに声高に理由をアナウンスするのが、客に問題があると思われる理由の場合。こんな時は、鬼の首を取ったように大きな声ではっきりと、「私らは悪くありませんが…お客さんが」的なニュアンスで理由を述べる。

電車が遅れることのすべてが悪いというのではない。マニュアルのテキストを読み上げているような理由説明にイラつくのだ。

正直、付き合いきれないなと思う。なぜなら、ボクらのような日雇い労働者と変わらない仕事をしている者は、一度の遅刻でクビになることだってあるのだ。

だから余計に、あの適当な理由にかこつけた遅延が、許せないのだよ。

だからと言ってどうにかなるものでもなさそうだがね。




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雀の子

2017-04-21 19:46:10 | こんなことを考えた
今朝、仕事に出かけるのでバタバタと玄関を出て、ごみを出してマンションへの車の出入り口付近で、なにか違和感を感じ地面をよく見ると、雀の子がいました。

立っているのかうずくまっているのか、コロンと横になっているわけではないので生きているのだとは思いましたが、まったく動く気配がありません。

本来雀はちょこちょこと動き回るものですから、何かおかしいと思ってそっと近づいても、まったく動く気配がありません。

あまりにも可愛い姿に、遅刻しそうな塩梅だったのですが、ちょっとしゃがんで見入ってしまいました。そこは車の出入り口で、このままにしておくと確実に車に轢かれそうです。

そこで、そっと親指と人差し指で羽の付け根を挟むようにして持ち上げて、場所を移動することに。

ボクの記憶の中では、雀は籠のわなを仕掛けても一度たりとも捕まえることのできなかった生き物で、まさか手で触れ持ち上げることができるとは、思いもしませんでしたが、雀の子は暴れることもなく、少しだけボクの方に顔を向けただけで、されるがままにしていました。

写真に撮ろうかなと思いましたが、やめました。もしこの子が鳥インフルエンザだったり、車か何かにぶつかって動けなかったり、あるいは何らかの理由で死の瀬戸際だったりするかもしれない可能性を考えると、何か生命の尊厳を犯すような気にもなり、やめました。

気にはなるけれど、時間がありません。その時のボクにできるたった一つの事だと思い、そっと通路の端っこに移動して、元気でいるんだよと心で伝えながら、その場を離れました。

今帰宅しましたが、雀の子はいませんでした。

元気で飛び立った姿を、想像することにしました。
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記事が飛んだ。カモメも飛んだ。布団も吹っ飛んだ。

2017-04-17 00:12:22 | こんなことを考えた
昨日書いた記事が、途中で消えてしまいました。結構長文でしたので落ち込みました。自動バックアップ機能は生きていたはずなんですがね……。

しかしながら、一度書いた文章というものは、これまではそこそこ忘れないものでしたが、今回はほぼほぼ忘れてしまいました。

内容は、風が吹けば桶屋が儲かる式のお話しでした。

どうかそれで想像しちゃってください。今回は、再度記事化の挑戦、できません。なぜなら割りに複雑な内容で、自分でも面白がってあちこち飛びまくっていたもので。

残念!
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3人の恩師

2017-04-10 01:05:53 | こんなことを考えた
ボクには3人の恩師がいます。いま、そのどなたとも音信がありません。恩師を裏切り続けるボクがいます。

高校の演劇部で顧問をしてくださっていた井関義久先生。以前このブログでも少し触れたことがありますが、桜美林大学の教授になられ、日本の古典芸能である狂言の世界では、大きな存在でもありました。高校卒業以来、一度お宅にお邪魔させていただきましたが、それ以来お手紙すらお出ししていません。

川内康範先生。廣済堂出版の「週刊時代」編集長としてボクを引き立ててくださいましたが、なんの恩に報いることもできないまま、亡くなられました。葬儀にも伺っていませんが、ボクはとても大きなものを頂いたというか、お預かりしたという思いで生きています。

そして3人目は、父・加藤千代三です。いまの若い人たちには「?」でしょうが、ボクには父というよりも、人として大きな存在です。なんの宣揚もできていません。

こういう存在を、恩師と呼べるのか否か、甚だ疑問ではありますが、齢68年を積み上げてきた加藤某にとっては、どう思われようと、恩師です。
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さや様へ

2016-11-26 01:38:11 | こんなことを考えた
10月15日に、6月20日に書いたボクの原稿に「返答」と題して原稿を書きましたが、その原稿に対して「さや」さんから「不完全燃焼である」との意味合いのコメントを頂いたので、再度パラレルワールドについて書くことにしました。

「さや」さんの言葉は、本当は「不完全燃焼である」などというものではなく、ボクと奥さん二人のパラレルワールドに対する説明を聞きたいとのことでしたので、あらあら書かせていただきます。

ボクと奥さんのパラレルワールド「論」は、実は基本的にそれほどの差異があるわけではありません。

仏教の「一念三千」という法門がベースにあります。

「さや」さんが、この「一念三千」という法門の意味をご存じないという前提で書きます。もしご存じなら失礼ぶっこきます。
 
仏の示した「一念三千」の意味(本当は仏の真意を天台大師が解き明かした)については、2012年の3月28日と30日の二度に分けて、このブログで少しだけ書いているので、参考にしてください。

さて、「一念三千」とは、文字通り「一瞬に想起する一念に、三千の認識、言葉を換えれば選択肢が生じる」ということです。言ってみればボクたちは一瞬一瞬毎に、必要な選択をし続けて生きているということになります。

考えてみればストレスの多いことこの上ないわけですが、仕方ありません。そうしなければボクの思考も意識も停止してしまう、言い換えれば生命としての「死」を迎えるからです。「一念三千」は、生きる意味を表わした法門でもあるのです。

さてその「一念三千」ですが、三千というのはもちろん仏法的にきちんと裏付けのある数字なのですが、それは置いておいて、数多のという意味合いで捉えていただけばいいと思います。人は一瞬に常に移ろう三千の世界を抱え、瞬間瞬間にその一つを選び取って生きている存在というわけです。

これはどういうことかといえば、いつでもシフトできる三千の世界、つまりパラレルな三千の世界を人は誰でも抱えているということです。別の世界に移ろうと思えば、いつでも移れるのです。

それは、人間は自分が選べば自分にとって最良の世界を選び取ることができるということです。

その方法は、例えば仏教的には修行などといいますが、そんなことではない。要は「深い思い」です。

自分にとって最良の世界を選ぶというのは、決して最高にハッピーな世界、というわけではないということに注意してください。

自分にとって最良、というのは自分が気持ちのいい世界であり、幸せとは限りません。ぐずぐずと他人に対して文句を言うことが大好きな人もいます。自分の生活に不満ばかりあることが好きな人もいます。人と別れることが実は楽しくて仕方ない人もいます。そうしようと思って人は自分の人生を選んでいるのです。

いまの自分の境遇、境涯は、ほとんどすべて自分が望んだ結果としての世界なのです。

傍から見るともの凄く不幸に見えても、平気な顔で生きている人もいます。それは自分が選んだ世界に納得しているからです。

最高の誰から見ても幸せな世界から、最低の誰が見ても不幸な世界まで、人は三千の世界を選びながら生きているのです。だから強い思いで「最高に幸せな世界、自分だけでなく人も幸せにしていける世界」を望めば、一瞬にしてそうなるのが、ボクたちの世界なのです。

それがパラレルワールドの本質だと、ボクは考えています。実は奥さんもそうです。ただ、異なるのは実践です。

奥さんは見事に実践の人で、パラレルワールドの中から最高に幸せな世界を選び取れる人です。ところがボクは理論的な理解はできていても実践が伴わない、と奥さんは感じているのです。実はボク自身もそう思ってしまっている節がある。

そこが異なります。最高に幸せな人生とはどんな人生なのだろうか? そう自問自答し続けようとボクは思っているわけです。そしてある日ふとそのことの意味が分かり、行動に移すことに何の抵抗もなくなり、ボクは別の世界にシフトする、そう思っています。

さやさん、こんな感じです。

もう少し補足すると、量子力学ではパラレルワールドの存在が証明されたそうです。簡単に言うと同一の量子が二カ所に存在できることを確認したということのようです。つまり一つの存在に少なくとも二つの世界があるということです。

こんな感じです。

最初にさやさんが「不完全燃焼」と言ったと書きましたが、それはパラレルな別の世界のボクの認識・受け取り方だったということです。ほんの少しのずれ。それこそがパラレルワールドなんだと思います。
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伊東昭義美術館

2016-10-15 04:42:02 | こんなことを考えた
皆さんは、伊東昭義というアーティストを知っているだろうか?

おそらく知らない人がほとんどかもしれない。ただし、知る人は誰よりも知っていると思っているのではないか……。

世界のユネスコが、アーティストとして認めた伊東昭義。
2015年6月にはユネスコの本部で作品展が開催され、多くの人々が詰めかけた。
ユネスコが特別なわけではない。スミソニアン美術館が、イタリア・アリナリ国立写真美術館が、フランス・ポルトドレ水族館が……。
とにかく世界は伊東昭義を知っているばかりでなく、待望している。

その伊東昭義のフォトアート(単なる写真作品ではない。ばりばりに加工した写真ではさらにないのだ)を展示する伊東昭義美術館に行ってきた。目黒の大鳥神社の斜め前、ヤマハのほぼ真ん前にある3階建てのモダンな外観の美術館だ。

そして僕は、すっかりと伊東昭義の世界にはまってしまった。

美しい。とにかくその海の中の世界を切り取った作品群は、ただただ美しい。
そのビビッドと言うにはあまりにも美しい色彩が、目の前にあると、人は、と言うより僕は色を失う。ただ見つめるしかなくなる。

もとより海の底は無音の世界なのだが、突然頭の中で音が鳴り響く。はっきりとしたメロディーを奏でるわけではないのだが、リズムやハーモニーを感じるのだ。

なんなのだろうか?

地下1階の展示スペースには、大型の透過光作品が展示され、いやまして色彩があふれる。だが、その中に、大型の色彩を失ったかのような作品がある。「海底砂漠」と題されたその作品の前で、僕はしばし時も空間も忘れたように、立ち尽くした。

また来たいと心底思った。

残念ながら、伊東昭義作品をここでは著作権の関係もあり紹介はできない。
だから美術館のあらあらを書いておく。時間を作って観に行ってみてください。

【伊東昭義美術館】
〒153-0063 東京都目黒区目黒3丁目11番3号
(目黒駅から権之助坂を降りて、山手通りを超えた大鳥神社の斜め向かい)
☎03-6451-2123
営業時間 10:00~17:00(毎月休館)
HP http://www.ito-art.com/
(残念ながら、すでに閉館されているようです)
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