普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

電車の遅れるわけ

2017-06-21 00:21:33 | こんなことを考えた
最近、とある印刷会社に詰め切りで、校正の仕事をしている。物販会社のカタログ(これが数千ページにも及ぶ分冊で、いつ果てるとも知れぬ作業)を校正するのだが、8時頃に出かけて10時頃に着くという、多分我が家から都内で最も遠隔地にある場所と言えなくもないところに出向いている。

その作業や、出かける距離や時間にはなんの文句もない。楽しく通い、果てのない作業も結構楽しんでいる。

だが、一つだけとても我慢ならないことがある。

通う道のりは、2度乗り換えて3路線を使うのだが、毎朝必ず遅れる。どこかの路線で必ず何か出来して遅れる。

ここでも一度電車が遅れることに文句を書いた記憶があるが、最近は当たり前のように遅れる。まるで遅れることを見越して出かけなさいね的な空気すら感じる。

日本の鉄道は、かつては時間通りに運行されることが当たり前だったが、今は違うらしい。そして毎朝聞かされる、遅延の理由がほとんど理解不能だ。

曰く。

・線路内に人が立ち入った
・線路内安全確認
・信号機故障
・車両故障
・車両点検
・混雑のため
・急病人発生
・客対応
・客同士のトラブル

酷いときには、雨天のためだの、朝間混雑だの、ホームからの客の転落だのと、本当に頭をかしげたくなる理由だらけだ。

このまま放っておくと、運転するのが怖いので遅れますなどと言い出しそうだ。

こうした理由の多くはおそらく符牒で、例えば「線路内への人の立ち入り」は「痴漢」のような別の意味がある気がする。

さらに、車掌がことに声高に理由をアナウンスするのが、客に問題があると思われる理由の場合。こんな時は、鬼の首を取ったように大きな声ではっきりと、「私らは悪くありませんが…お客さんが」的なニュアンスで理由を述べる。

電車が遅れることのすべてが悪いというのではない。マニュアルのテキストを読み上げているような理由説明にイラつくのだ。

正直、付き合いきれないなと思う。なぜなら、ボクらのような日雇い労働者と変わらない仕事をしている者は、一度の遅刻でクビになることだってあるのだ。

だから余計に、あの適当な理由にかこつけた遅延が、許せないのだよ。

だからと言ってどうにかなるものでもなさそうだがね。




コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京「昭和な」百物語<その2... | トップ | 特異な思考法 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うだうだ (野兎鞠子またの名をキクチサヨコ(おいおい))
2017-06-21 23:23:11
あたし普段は自転車なんだけど、今日は雨が激しくなるって言うから久々に電車乗っちゃった。いやぁ電車、精神的につらいわ。もし通うのに片道二時間もかかる仕事なら、あたしははなから辞退するわ(まぁ通勤時間はお金にならんからな)

あたしも業務委託だけど、交通機関の遅延なら遅刻したからって首チョンパはあまりないんじゃない?時給制ならその分報酬が減るだけで。同じ業務委託のおばさんで、クライアントに遅延証明書出してる人がいたけど、勘違いしてるんじゃないかしら。あたしたち働いた分だけもらうって約束で仕事してるんだからさ。遅れたら稼ぎが減るだけでしょ。社員じゃないんだから。
返信する

コメントを投稿