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Jリーグの話題127

2016-12-15 00:01:10 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 昨日、Jリーグの理事会があったそうで、来季に向けていろいろな事が決まったようです。その中でも、1ステージ制の復活は大きいですね。この件は散々書いたので、今回は省略。尽力された方々、本当にお疲れ様でした。そして、J1昇格プレーオフの維持はJ2クラブにとって、大きなニュースでしょう。まずは、このニュースについて、Jリーグ公式HPから抜粋して紹介します。

・明治安田生命J2リーグ: 2月26日(日)~11月19日(日)
・J1昇格プレーオフ(PO): 準決勝:11月26日(日)/決勝:12月3日(日)
 ※参加クラブ数2の場合は決勝1試合のみ
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.jleague.jp/news/article/7830/

 J2クラブにとっては朗報だったのではないでしょうか。今の当ブログでは2つの相反する見方をしています。 J2クラブ本位で考えると、6位までJ1昇格チャンスがあるPOは、興業的にも望ましい形式でしょう。当ブログでもイングランド?でも導入されている制度という事で、導入当初は「いいのではないか」と思っていましたが、シーズンを重ね、PO昇格組の惨敗を目の当たりにしてくると反対論者に変わりました。実力が伴わないチームがまぐれでJ1に昇格しても、その後のダメージが強すぎて、長期的に見ると望ましい制度ではないと。
 PO維持に至ったいきさつは知りませんが、ひょっとしたらセレッソさんが昇格したから、今度は残留もしくは中位くらいに行ってくれるのではないかと、Jリーグ役員が期待しているのかもしれません。なので、J1を戦うセレッソさんとJ2を戦う福岡さんの、来季の戦いっぷりが2018年シーズンの動向に大きな影響を及ぼすのではないかと、個人的に勝手に思っています。そして、サッカーキングの中に、今回の理事会での決議内容を上手くまとめている記事を発見しました。以下、抜粋して紹介。
   
【来季のJリーグはどう変わる? 1シーズン制復活、海外クラブの招待も構想:サッカーキング】
  Jリーグは13日に理事会を開催し、日程や大会方式など来季の公式戦の大枠を承認。1ステージ制への再移行がすでに決まっているJ1は2月25日に開幕。H&A方式2回戦総当たりのリーグ戦を行い、12月2日に閉幕。2年間にわたって実施された2ステージ制だけでなく、CSが廃止されることも正式に決定。これで来季のJ1は、年間を通して最も多くの勝ち点を獲得したクラブが王者となる、リーグ戦が本来あるべき姿に復活。CS廃止で日程的な余裕が生まれたこともあり、負傷の遠因となる過密日程をもたらす水曜日開催は1節のみ。さらに議論を重ねてきたサマーブレイクを、7月15日から23日までで設定。サマーブレークは仮称ながら「Jリーグ・インターナショナル・マッチウイーク」と命名され、Jリーグとして初めて導入する9日間を、海外クラブを招いての国際親善試合や海外遠征などで活用してほしいと熱望。さらにJリーグが主管する国際親善試合の構想も表明。
 J2の大会方式はそのままで、J1昇格プレーオフ決勝は12月3日に開催。J3も17チーム体制になった以外は変わらず。一方で今季までJ2の21位とJ3の2位が対戦してきた入れ替え戦は廃止。

 最大の改革が施されたのがルヴァン杯。若手の成長を促進させる目的で以下の3点を変更。
①プレーオフステージの新設
 ACL出場チームを除いて2組に分かれ、1回戦総当たりのリーグ戦によるグループステージを戦い、上位1位が準々決勝以降のノックアウトステージへ進出。2位以下のチームがプレーオフステージ2試合で争い、方法はACLのグループステージに出場するチーム数によって、以下の2通りに設定。
(ア)ACLに4チームが出場する場合 グループA及びBの2位と3位が、それぞれたすき掛けでH&Aで対戦。勝者の2クラブが準々決勝へ進出。
(イ)ACLに3クラブが出場する場合 グループAの2位とBの4位、両グループの3位同士、グループAの4位とBの2位がそれぞれ同様に対戦し、勝者の3チームが準々決勝へ進出。この方式は、グループステージの最終節まで準々決勝進出をかけた順位争いが繰り広げられることで、試合の質をより高める狙い。
②グループステージの日程
 今季は全7節全てをFIFAインターナショナルウインドーから独立させるスケジュール。プレーオフステージの2試合を含めて、A代表選手がプレーする機会を増やす内容。物理的な問題で、準々決勝と準決勝は重複するが、5回設定されている来年のFIFAインターナショナルウインドーのうち3回で、年代別代表は海外遠征や国際親善試合で強化を図ることが可能。
③決勝戦を除いて、21歳以下の選手を1人以上先発に含める
 入団して3年目くらいまでの選手に90分間プレーできるチャンスを付与。決勝戦が除外の理由は決勝の舞台は自らの手で勝ち取るものという意見が多くあったため。

 ③についてはドイツのように、自分ところのクラブのアカデミー出身というくくりは無いようですね。今回は特にルヴァン杯の変更が大きいですね。東京五輪に向けた若手選手の底上げの意図がよくわかります。ただ、当ブログから言うと、物足りないですね。当ブログの論調は、リーグ戦そのものへの導入です。1人の先発よりも3人のベンチ入りの方が底辺が広がっていいと思っています。 
 J1プレーオフの話に戻りますが、以前に出たPO廃止説はガセでもないと思っています。全くのガセだったら、ああいう形でマスコミに流れたりしないはず。 1ステージ制と全く同じ流れだったのに、POだけ脱落したのは、何かの力が働いたからではないかと思っています。個人的には1年延長になっただけで、来季の様子を見て判断され、元々2018年からの廃止が決まっているだけなのかもしれません。でも、いい事です。Jリーグも陳腐化せず、着実に成長していると思います。
サッカーキング該当記事:https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161214/527433.html
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