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欧州リーグの事情15

2021-04-09 00:01:16 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 当ブログでは、よくFOOT×BRAINをリスペクトコラムします。先日もちょっといい話題が出ました。元日本代表で現在ドイツ・フランクフルトでプレーする長谷部選手です。当ブログでも昔、「心を整える」だったかな、長谷部選手の本出版の紹介記事を書いた事があります。
   
【ドイツで14シーズン 37歳大ベテランの終わりなき挑戦の日々旅 長谷部誠】
 24歳でヴォルフスブルクへ移籍。以来3クラブを渡り歩き、ボランチ、リベロ、サイドバック時にはGKと複数のポジションをこなしてきた。自分の一番の武器は「思考力」。頭を使うことはサッカーをやるうえで大事なテーマ。
 フランクフルトはリーグで4番目に収入があったクラブ。この先、サッカーを引退してもフランクフルトとの関わりは続く。

〔サポーターから、ズバリききたい〕
 長谷部選手に聞きたいことをSNSで大募集。一番多かったのが監督に関する質問。21人に監督に指導を受ける。引退後のプランはまだ明確に決めているわけではないが、その一つに監督業にはすごく興味がある。
   
〔フランクフルトとの契約:指導者ライセンスの取得を支援〕
 せっかくドイツに長いし、チームと話をして、日本でいうS級ライセンスを取るまでチームが面倒をみてくれる。下部組織を1年間指導しなければならないという面、費用も含めてそういう契約をチームと結んでいる。今季からライセンスを取るためのアクションを始める予定だったが、コロナ禍で全部ストップしてしまった。今は何も無く、Bライセンスから取れるようにしてくれると言われており、どんなに早くても3年かかる。

〔欧州の監督から日本代表監督へ〕
 以前、欧州駐在強化部員の藤田氏が、日本サッカーのレベルアップのキーワードとして、「選手は50人近く、欧州でプレーする中、日本の指導者も海外へ出て活躍する時代に入ってきている」と日本人監督の世界進出を口にしている。現在は欧州に限ってはライセンスの問題もあり実績はゼロ。

 UEFAの免許になるので、ドイツで取得すれば欧州の監督になれる。言葉もできるし、経験も信頼もあるし、クラブが後押ししてくれるので、1番最初に可能性があるのは長谷部選手と言える。
 リバプールのクロップ監督、バイエルン・ミュンヘンのフリック監督、RBライプツィヒのナーゲルスマン監督、チェルシーのトゥヘル監督など、今欧州では優秀なドイツ人指揮官が席巻している。長谷部選手が描く未来図は日本サッカー界にとって明るい材料。
 日本代表キャプテンが114試合中81試合で過去最多。2010年南アフリカW杯直前にキャプテン就任し、代表引退までおよそ8年務める。生真面目だからこそ、何人もの監督や選手に愛されたリーダー。
   
 という事で、長谷部選手はこれからクラブの後押しでUEFAの監督免許を取得し、指導者の道に入っていきます。将来はフランクフルトの監督、そのうちに欧州ビッグクラブの監督にまで行ってしまうのかもしれません。その後に期待するのは日本代表監督。当ブログで大昔から熱望する、「世界を知る」日本人監督、監督の欧州組です。
 正直、代表選手はすっかり世界レベルになってきましたが、監督だけレベルが低いままです。これは田嶋ジャパンの弊害でもあると思っています。いくら言葉が通じる、気持ちが通じる、それだけでは世界では戦えません。実際に今の森保ジャパンは過去にない低成績(強化試合ではなく公式試合)です。また、先のロシアW杯16強のベルギー戦で見せた西野監督の采配、戦術に日本人監督の限界を感じました。もう、ばくち戦術で世界を知らない日本人監督ではいけないと。ただ、世界を知る日本人監督なら別です。いつかはCLを戦う長谷部監督、そして日本代表・長谷部監督、いいですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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