JR東日本 大人の休日倶楽部のフリー切符を使い、宮城-青森日帰りウォーキングを2日連続でやってみました。
1日目の7月6日は、今年5月に三陸復興国立公園に指定された、八戸 種差海岸の遊歩道を歩きました。
先日は、JNFAで若い人向けのイベントがあったようで、若い方を羨ましく思うコメントを誰かさんのブログで見ましたが、大人の休日倶楽部のフリー切符は、“おとな”の特権です。
結論から言うと、今まで歩いたウォーキングコースの中で一番と思いました。
時間とお金があれば、是非とも足を運んで下さい。
絶対に後悔は無いと思います。
では、コースの紹介・・・
新幹線で八戸駅から乗り換え、JR八戸線の鮫駅からウォーキング開始です。
先ずは、港方面に出て、蕪島に向かいます。
島全体がウミネコの繁殖地になっていて、神社に登る階段脇には雛も沢山います。
なぜ人が近くに寄るこんな場所で繁殖するのか???です。
あまりの数に怖いくらいですが、ミャーミャーとうるさい中を、ウンが付かないように用意してあるビニール傘を借りて、蕪嶋神社に運が付くようにと参拝。
暫くは車道の端を車に注意しながら歩き、国立公園指定記念で特別公開中の鮫角灯台に行き、眼下の眺めを楽しみました。
遊歩道の始まりの葦毛崎展望台は、昔の軍の見張り台だったとか、海に突き出た高台から太平洋を眺めました。
表示板には、この方向がハワイと書いてありましたが、生憎の曇り空で今日は見えませんでした。
ニッコウキスゲやノハナショウブ、ハマナスの咲く中を、舗装された遊歩道を歩き始めます。
本来は鳴き砂の海岸とのことですが、乾きが足りなののか聞き取れませんでした。
ここを歩くためにサマーバスケットを付けたコンパーデルを持参しましたが、砂が軟らかく波打ち際を歩いても、砂浜が長く感じられました。
ユニークな形の岩に名前がつけられており、海岸の景色を見ながら、時折抜ける涼しい風に吹かれて、先に進みます。
最後は天然芝生地です。
ゴルフ場のフェアウエーのように、きれいで広い天然芝です。
ノルディックダッシュの練習をしようかと思いましたが、もう力が入りませんでした。
花、岩、波、砂、林、芝と変化に富んだコースは、これまでにノルディックウォーキング(普通のウォーキングの方が圧倒的に多いですが)した場所の中でマイベストワンです。
本来の遊歩道は5.2kmですが、鮫駅から蕪島、灯台の往復を含め約10kmの歩行でした。
帰りは、種差海岸と鮫駅を100円で乗車できる「ワンコインバス」に乗って戻ります。
バスの中では、「はちこさん」が観光案内してくれます。
バスを利用すれば、片道だけのウォーキングになるので、自家用車よりもお勧めです。
雨予報でしたが、歩行中は暑くなった身体を冷ましてくれる程度の霧雨が少しあっただけで、身体も心も満足なウォーキングでした。
今日の歩数:15,000歩
何度か一緒にNWをしましたが、宮城からKさんがいなくなると寂しいです。
またいつか宮城のイベントに参加して下さい。
「ノル松」のメンバーはどこへ行っても、終身「ノル松」メンバーだと思います。
短い間でしたがありがとうございました。
新任地の広島県尾道市も松島と同じ海の町ですので、ノル松西日本支部としてNWがんばります。
いいコース歩きましたね。因みに文中の蕪島はその昔は離れ小島
でしたが昭和始め頃に埋め立てて陸続きにした為です。
健康のためのNWだと同じコースばかりになりますが、旅行にNWを組み合わせれば、車や電車では判らない発見や感動があります。種差海岸は魅力いっぱいのNWコースだと感じました。
現在は広島勤務となり、青森は遥か遠くになりましたが、何時かまた訪ねてみたいです。
国立公園になりましたが、今の自然を残したまま、魅力アップすることを願います。