Nordic Walking Club 柏の葉

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上島町岩城島で島ノル、いや山ノル?

2015-02-16 | 島歩き
22日、愛媛県上島町の岩城島をノルディックウォーキングしました。

尾道から愛媛県へは、近い所ならフェリーで10分足らず。
今回は、因島土生港からフェリーで長江港へ渡りました。
岩城島は周囲12km、1日コースとしては丁度良い島です。

長江港の待合室は窓がレモン、扉は桜模様で、この島の魅力を表しているようです。

島ノルで歩き始める時に考えるのは、右回りにするか左回りにするかです。

目的地を決めたのは前日なので、下調べも適当です。
最高峰積善山からの眺めを楽しむこと、うまい昼食を食べることを目標に、後は時間次第でルートは変更。
先ずは港を右に出ました(左回りに決定)。
海沿いを歩くと大きな造船場のクレーンが・・・

その先に小漕港。
生口島の洲ノ江港へ5分で渡れます。

海に沿った道が無く、一旦海を離れて県道方面へ出ます。

積善山の看板が見え、頂上を目指すことにしました。

岩城公園には綺麗なトイレもあり、一休み。
この島のトイレは、綺麗で設備が良いところが多かったです。

公園から上の道路脇には桜が植樹され、春には見事な桜並木になるのだと思います。

車も走る道ですが、道幅は狭く、曲がりくねりながら高度を上げて行きます。
「妙見メンヒル」(メンヒルって何?)の看板に誘われ、赤い鳥居をくぐります。

遊歩道の先には大きな岩と建物。
瀬戸内に多い、巨石が信仰の対象となった神社のようです。

遊歩道は建物の中を抜けて先に続き、ショートカットして元の車道へ出ました。
ポールの力を借りて、370mの積善山の頂上へ。
周囲の島と比べても高度があり、展望台からは360度の展望です。


ここの望遠鏡には硬貨の入れ口が無く、ただで見放題です。

薄曇りでくっきりと見えないのが残念でしたが、隣の生口島は生口橋から多々羅大橋までが一望でき、弓削島方面の多島美も楽しめます。

シーズンには絶好のお花見が楽しめそうな尾根桜道を下り、斜面に突き出た板敷きのデッキは、パラグライダーの離陸場でしょうか?


案内看板によれば遊歩道が何本もあるはずなのですが、道にある方向案内が見え難かったり、簡易の物(?)は表示が無くなっていたりでよく判りません。

はっきり判る案内板に従って、ふれあいの森へ進み、登ってきた車道に出ました。

登りで気になった「空中階段遊歩道」の標識を下ることに。

こう言うことでした。

尾根に張り付く急な階段が続き、登ってくるのは大変そうなコースです。
木の階段は老朽化の傾向があり、数年先には閉鎖になるかも??
下り切ると林道赤石線に出ました。

どちらに行けば・・・と迷った時、島ノルの最大のメリットが生きてきます。
今日は左回りで歩き始めたので、海を右に見て歩けば、必ずスタート地点に戻ります。
途中で自己撮りの記念写真。

山の中腹を巻く林道を歩くと、下に大きな集落が見えたので、海に向かって下ります。

岩城港の集落でした。
昼飯時になったので店を探すと、民宿、食事「よし正」の看板を発見。

やはり、島では魚!!!
煮魚定食を注文しました。
港の観光センター前にあった「だんご三兄弟」ならぬ「上島四兄弟」の可愛いモニュメント。

目の前に島を周遊する県道があるはずなのですが、ちょっと迷いました。
車の走って行く方について行くと、ここだけ道が細かったようです。

集落を抜けると道幅は広くなり、歩道はありませんが車を気にせず歩けます。
元より、島の交通量は少ないです。
砂浜があると、どうしても砂に足跡を残したくなるのは、山国育ちのせいでしょうか。
ここの海も透き通って綺麗です。

道は岸から離れ、左に積善山を見ながら歩くと、出発した長江港が見えてきました。

13分の船旅をすれば土生港です。

今日の歩数:20,500歩