kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

生きることは、

2011-05-12 | 

生かされているということ。

人はいつか必ず愛する人と別れます。

これはいつもこのブログで記している事です。

その別れが来る時までどう生きるのか、

どう生きたいのか、

それをまっすぐに見つめ考える事が

生きるということだと思っています。


そして3月11日の惨劇を聞くにつけ

改めて生かされた命が此処に在ることに気づかされています。


昨日は『ひとりじゃない!「絆:kizuna」プロジェクト』

チーム「オールJAPAN」

ボランティアの一人として

米国NPOフォーチュネイト・ブレッシング財団の

心理学博士のセミナーを受けに行ってきました。

その前に支援物資「リブレフラワー」を

宮城まで届けて下さる方に渡す役目もあったので、

大崎、品川と一日がかりの上京でした。


このボランティアチームは

代表挨拶文より

「現在、まだ正確な災害遺児の人数は把握されていませんが、

4月1日より厚労省が職員を現地派遣して、

実態把握の調査をしています。

おそらく1,000人を超えるかもしれません。

この「絆」プロジェクトは、親を亡くした子どもたちを

民間の力で社会的に支援していこうという考えです。

私たちは「震災遺児」ではなく、

未来に夢と希望を抱く児童=「未来児」と呼びます。

まさに理念は、「子どもたちの未来に夢と希望を抱ける環境づくり」です。

もちろん、金銭・物資での支援・専門職・経験者の派遣なども行いますが、

まず「子どもたちの心のケア」応援してくれる大人たちが

存在しているという安心感づくりだと思っています。

子どもたちがこれから「我慢して自己犠牲」を

考える環境にしないことも重要だと考えています。」

以上のような考えのもと多くの方の力を必要としているもので、

その思いに賛同した私は

私の持っている力を微力ながら手伝えればと登録、

5月19日には12日から18日まで

米国NPOフォーチュネイト・ブレッシング財団の方々と

被災地で子どもたちの環境の現状把握に行ってきた報告会がありますが、

その前に行われたセミナーでありました。

そこは品川 有名なホテルのレストランの個室を借り切っての講義

ネイティブな英語での講義は同時通訳があったとはいえ、

30人ほど集まった皆さんの中で日本語以外に精通している方数名と

時差が生じ、笑うタイミングがズレるという

少々生粋の日本ん人である事を後悔・・・した時間でもありました。


この財団は世界の子どもたちの支援を主に、

チリ地震など世界で起こっている惨事の後

現地に赴き子どもたちの心のケアを

体を動かすプログラムを通して活動されています。


昨日の参加者は殆どが女性で、

中には被災地でのボランティアを既に行っている人もいて、

熱気に溢れていた数時間でした。

セミナーが主でしたので、出席者同士の

コミニュケーションを取る時間はありませんでしたが、

中にはこの場で久しぶりの対面をする人たちもいて、

なかなか興味深いセミナーでした。

19日は200名という全体の登録者向けの報告会なので、

今回出会った人たちとまた会えるかどうかわかりませんが、

今から楽しみにしています。




寺の仕事、学校の役員、家族の一員・・・

幾つもの時間を過ごすことが出来ているのも

まっちゃんやかおる、さとる・・・そして多くの命のお陰です。

命ある時に誰かの役に立つ自分が居ること、

こんな仕合わせなことはありません。


出来る人が 出来ることを。。。


生かされている命に感謝して・・・・











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