kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

安全=しあわせ?!

2014-05-28 | 考える事



丸い地球の出来事は知らないうちに、

色々な角度で廻っています。

勝手に回ることや一部の人間によって回されていること、

今の自分からは想像もできない空間があるのでしょう。

地動説、天動説などと言っていた遥か昔から比べると、

違った神秘を求めて人間は画策していますが、

【自由】という名の暴力によってこの時も何かに怯えながら

今を生きている人たちが沢山います。


各国の思惑が本当に一部の人たちの利権や覇権によって

廻って行くことはこの地球にとって何ら幸せをもたらすことは

あり得ないとおもうのです。


私はタイ料理を好んで食します。

他の国の料理も余りパンチの効いたものでなければ、

美味しく頂きます。


日本でも世界の人びとが暮らしている中で、

料理を通して知る人たちも少なくありません。

タイの人は親密なお付き合いではありませんが、

かおるが生まれた時から知っているシェフが居ます。

今は分かりませんが、子どもをタイに残し(多分大きくなっているとおもう)

夫婦で飲食店で働いています。


今回の内紛の様子に他人事ながら心配しています。

どうやら夜間外出禁止令が緩和され、

今まで午後10時から午前5時までは外に出れませんでしたが、

28日から午前0時から午前4時までなった模様です。

太陽が昇れば起きて活動し、太陽が沈めば休む

そんなリズムで生きてきた人間に、

文明開化は人の営みまで変えてきました。

24時間労働は当たり前。

1分でも1秒でも早い動きに助かる命もたくさんありますが、

変化する動きについていけないために、

乗り遅れていると卑下してしまう人もいるのでは?


「マイペース」という言葉がマイナスイメージになりつつある世の中で、

しあわせと感じる瞬間を持てない人も居るかとおもいますが、

とりあえずこの場に居られること、

安全(価値観は違いますが)に出歩けること食べれること、

文句が言えること・・・をしあわせと感じていられるよう、

日々変化のない日常の中に埋没しないよう、

時々掘り起こしたいとおもいます。


人がいのちを生きる権利はみな平等です。