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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで、書評を書いた本」 2013.01.20

2013年01月20日 | 書評した本たち

昨年12月に刊行された、レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」(早川書房)を入手した。

探偵フィリップ・マーローが初めて登場した、シリーズ第1作。

以前読んだ創元推理文庫は双葉十三郎さんの訳だったが、これは「さよなら、愛しい人」、「ロング・グッドバイ」、「リトル・シスター」などに続く、村上春樹さんの翻訳だ。

「十月の半ば、午前十一時頃のことだ」という、素っ気ない一文で始まるこの長編を、普段のスピードではなく(笑)、できればゆっくりと読みたいと思います。



今週の「読んで、書評を書いた本」は、以下の通りです。

松村美香 
『利権鉱脈 小説ODA』 角川書店

関川夏央 
『やむを得ず早起き』 小学館

津田大介 
『ウエブで政治を動かす!』 朝日新書

藤本健二 
『引き裂かれた約束』 講談社

宮崎学・小林健治 
『橋下徹現象と差別』 にんげん出版

* 上記の本の書評は、
  発売中の『週刊新潮』(1月24日号)
  Bookworm欄に掲載されています。