トム・フーパー監督「レ・ミゼラブル」。
基本的に、ミュージカルは苦手だったりするのですが(笑)、これは
ズシンと響いた。
19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)。彼は宿を借りた司教の家の銀器を盗むが、司教はバルジャンを許し、バルジャンは実も心も生まれ変わることを決意する。8年後、彼は市長にまでなっていた。バルジャンはファンテーヌ(アン・ハサウェイ)という娼婦と知りあい、彼女の娘・コゼットを里親から取り戻すと約束をする。しかしある刑事(ラッセル・クロウ)の出現をきっかけに、彼の過去が暴かれることとなり、彼は自分の正体を告白し、コゼットを連れて逃亡する…。
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイと、みんな
芸達者であるだけでなく、それはもう見事に歌う、歌う(笑)。
スーザン・ボイルが歌った、あの「夢やぶれて」も、ここの曲だったんだね。
それに、さすが文豪、ヴィクトル・ユーゴーの大河小説。
ストーリー自体が、がっちりしています。
まんま身をゆだねて大丈夫(笑)。
不覚にも、何度か泣けました。
いやあ、力作です。