2013年の「聴き初め」は、古いレコードプレーヤーで聴く、オスカー・ピーターソン。
これは弟のおかげです。
歯科医師である弟の趣味は、動かなくなった古いレコードプレーヤーを入手して、それを自分の手で修理し、そのプレーヤーと同じ時代のレコードをかけて楽しむ、というもの。
繊細な治療を行うその技術が、思わぬところに生かされているわけです。
実家には、アメリカ製のエジソン型から80年代の国産品までが並んでおり、すでに博物館状態(笑)。
そんなコレクションの中から、今回聴かせてもらったのが、80年代のビクターL-E3で聴くオスカー・ピーターソンでした。

CDは何枚も持っていますが、ジャンクの状態から甦ったプレーヤーによるレコードのオスカー・ピーターソンは、「おいおい別物かい?」と思うほどいい。
大学のある四谷には、有名なJAZZ喫茶「いーぐる」があって、時間があると寄るのですが、「いーぐる」の音ともまた違う、なんとも身近な感じの音なのだ。
親戚のおじいさんが、新年会で、一杯やりながら演奏しているような(笑)。
そうそう、最近見せて(&聴かせて)もらった中では、テレビとレコードプレーヤーが合体した「ステレオ・ビジョン 14-FP1」(三洋電機 1960年製)が、とても珍しく、また面白かったです。


テレビ・ラジオ付き電蓄orプレーヤー・ラジオ付きテレビ
これら弟のコレクションは、彼のブログで見ることも、また聴くこともできるので、興味のある方は、ぜひ、のぞいてみてください。
<浪漫紀行>
~昭和のなつかしいメロディを、当時のオーディオ機器で鑑賞します
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