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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

「テレビ制作Ⅰ」Bクラスも開始

2010年10月07日 | 大学

昨日のAクラスに続き、「テレビ制作Ⅰ」Bクラスも授業開始。

構内は、あいかわらず“履修申告”ラッシュで(笑)賑わっている。


今週の「読んで書いた本」 2010.10.07

2010年10月07日 | 書評した本たち

今週、「読んで(書評を)書いた」のは、以下の本です。

ちょっと多めです(笑)。


島森路子
『ことばを尋ねて~島森路子インタビュー集①』 天野祐吉作業室

赤城 毅
『氷海のウラヌス』 祥伝社

由井りょう子
『黄色い虫~船村馨と妻・春子の生涯』 小学館

魚住 昭 
『冤罪法廷』 講談社

久住昌之 
『孤独の中華そば「江ぐち」』 牧野出版

井上篤夫
『事を成す 孫正義の新30年ビジョン』 実業之日本社

上野俊哉
『思想家の自伝を読む』 平凡社新書



書いた書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(10月14日号)に掲載されています。

理論社の倒産

2010年10月07日 | 本・新聞・雑誌・活字

出版社の理論社が民事再生法適用を申請、というニュースが流れた。

戦後、小宮山量平さんが創業し、良質な児童文学を送り出し続けてきた出版社だ。

学生時代、児童文化研究会に所属していたこともあり、たとえば大石真さんの「チョコレート戦争」や今江祥智さんの作品などを、理論社の本で読んできた。

テレビの世界に来てからは、倉本聰さんの「北の国から」など、シナリオの出版を手掛けてくれた、有難い出版社である。

それまで、シナリオが単行本として世に出ることなど、ほとんど無かった。

今、大学の授業でシナリオを教材にできるのも、小宮山さんと理論社のおかげなのだ。

理論社が、いつか、何らかの形で、再生・復活することを祈るばかりです。