秋雨と共に10月になった。
今年もあと3カ月。今年度でいえば後半に入った。
学生たちが、長い休みを終えて、キャンパスに戻ってくる。
秋学期の開始だ。
今週、「読んで(書評を)書いた」のは、以下の本です。
東野圭吾
『プラチナデータ』 幻冬舎
吉田正樹
『人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ』 キネマ旬報社
筒井康隆
『現代語裏辞典』 文藝春秋
山根一眞
『はやぶさの大冒険』 マガジンハウス
森 博嗣
『小説家という職業』 集英社新書
吉田正樹さんは、ご存知、元フジテレビの売れっ子プロデューサー。
フジの局舎でお会いしたことがあるが、一見、いわゆる“テレビ屋さん”というより、仕事のできる商社マンみたいだった。
そういう吉田さんが、ウンナンなどのヒット・バラエティを連発していたところが面白い(笑)。
この本のタイトルは、ロバート・フルガム『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』のモジリですね。
お台場は、巨大な砂場かもしれません。
書いた書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(10月07日号)に掲載されています。