まったく雲がない、ほんまもんの秋晴れの日曜日。
フォルクスワーゲンの新しいポロに試乗した。
かなり楽しみにしていたクルマだ。
ゴルフは、代替わりする毎に大きくなってきたのと、かつてのワッペングリルが苦手で、自分のエリアから離れていた。
先日、ゴルフⅥに乗ってみたが、確かにいいクルマで、文句はないのだが、やはり全体の大きさが気になった。
さて、そんなこんなで、今度のポロはどうだろう、と待ち構えていたわけだ。
まずは、ポロ、相当いいです。
全体は、やはり以前と比べて大きめだけど、スタイリングは、ゴルフⅥと同じ新しいコンセプトを踏襲。
横ラインが基調の正面から見た顔も、ここ何代かの中では一番好感がもてる。
そして、走り。
“しっかり感”と“軽快感”のバランスがいい。
パワーも余裕。
ハンドルを切った後の“戻り”が心地いい。
シートは、私には、ほんの少しタイト(って痩せればいいのだ)。
とはいえ、しばらく走っているうちに、しっくりくるあたりは、お見事です。
リアシートも、以前とは比べ物にならないほど、乗る人に優しくなっていた。
いいねえ、いいですねえ、コレ(笑)。
欲しくなります。
でも、現在乗っている<レトロなポロ君>が、とても元気に、あまりに健気に走ってくれているので、簡単には代えられないのだ。
それに、我が家のポロ君は、私のココロを読み取るのが得意。
ヘンにご機嫌を損ねると、すぐにABSのアラームランプを点滅させたりする。
他車、ましてや最新のポロの導入など頭の中に思い浮かべようものなら、大変なことになってしまうのだ。
しかし。
しかし、だ。
いいものはいいよねえ(笑)。