仕事がたくさんあると張り切ってしまう私。
今日は原稿を1本修正して、次号のメルマガの案を提出して、
それから昨日の取材原稿を書いた。
9人取材して、今日書いたのは7人分。
全部書いてしまうつもりだったが、さすがに集中が切れた。
書きながら、昨日のことを思い出して、ちょっとほっこりする。
取材先の学院の事務員の人たちがとてもいい人達だったなぁと。
おじさん2人がいろいろと世話をしてくれたのだけど、
2人とも顔から「いい人」が滲み出ているような人たちで。
私は待ち時間が長かったが、その間も話していて楽しかった。
最初に、学院長の取材を終え、控え室に戻ると、2人が待ち構えたように私に聞く。
「速記ですか?」
「すごいですね」
それが、なんとも無邪気で。
私はものすごい速さでメモをとるので、「速記ですか」と聞かれることが多い。
いえいえ。ただのひらがなです(笑)。
他のライターの人たちがどんなふうに取材をしているのか、全くわからないが、私はほとんど録音をしない。
メモをとるのだが、顔はまっすぐ相手を見たままで、手だけを機械的に動かす。
これがみんな不思議なようで、「何を書いてるんですか?」「速記ですか?」となる。
メモは後で記憶を辿る「きっかけ」となるものであって、一字一句を書いているというわけでもない。
取材中は五官をフル活動させ、相手の言葉や感情をすべて記憶しようと集中する。
ただ、天才じゃないので全部覚えることはできないので、手だけを機械的に動かして、キーワードを綴っておく。
後でそのメモを見ると、取材中の記憶がよみがえるように。
それを話すと、おじさんたちは「すごいなぁ」と感心してくれた。
なんか、素直でいい人たちだなぁと思う。
今日、原稿を書いていて思った。
生徒さんの取材は1人5分~10分程度しかとってもらえなかったが、楽しい取材だったなぁ、と。
とにかく時間がないから、取材中に並行して撮影も行った。
カメラマンが人物写真を専門にしている人だったということもあるけれど、「いい表情でしたよ」と見せてくれた画像は、本当にいい表情ばかりだった。
それは、私との取材がそれなりに楽しい時間だった、ということを表してくれているようで、嬉しかった。
みんな、いい笑顔だ。
この学校案内は今回リニューアル。
前回のものを見たら「先輩からのメッセージ」として在校生の言葉が掲載されているのだが、私から見ると少し言葉が固くて、載っているのは「特別な人たち」という感じがした。
実際、授業も見せてもらったが、そんなにすごい人たちばかりじゃなくて、居眠りしている子もいるし、みんな普通の子たちだ。
だけど、「夢」があるから、それを語るときはキラキラと目を輝かせる。
それで、「夢」というのをテーマにしたいなぁと勝手に思い、そうしてみた。
夢をもっている人は、輝いている。
それをあの写真と共に言葉で伝えられたらいいなと思いながら書いた。
この仕事は、とにかく納期が短い。
デザイン会社の人も「少しでも早く原稿をいただけたら」と言っていた。
今日頑張って書いて、できた分だけ送ったら、
「こんなに早くいただけて、本当に助かりました。ありがとうございました」
と喜んでもらえた。
こういうときは、やっぱり自分の売りはこれなんだろうな、と思う。
100点の仕上がりではないかもしれないが、80点くらいの合格点は出せるものを、最速で仕上げる。
私は「スピード」を売りにしかできないライター。
だから、ずっと三流のままだ。
100点を追求する一流ライターには、どうしたってなれない。
だけど、不思議なことにそれすら気にならなくなった。
自分には才能などないこともよくわかっているし、大きな仕事もできない。
ただ、言葉に触れることが好きだし、取材が好きだし、あんな「いい表情」で話してくれるのならいいかと、そう思うのだ。
自分が楽しくて、取材相手も楽しいと思ってくれたら、それが一番。
自己満足かもしれないけれど、取材相手に「自分の想いをちゃんと書いてくれた。ありがとう」と言われるだけで、私は幸せなのだ。
この間、変わった人(Kさん)の取材で、書いたものも「ナメた口調」だとか言われてへこんだこともあったが、後で担当者Mさんがメールをくれた。
『この間あったイベントで、Kさんはあの文章を何度も引用していましたよ。たぶん本当は気に入ってくれていたんだと思います』
それを読んだ時、Kさんがそうしてくれたということよりも、それをわざわざ伝えてくれたMさんの心遣いに感動した。
MさんもKさんとのやりとりには手こずっていたし、こんな人の取材をさせてしまって申し訳ないと、何度も謝ってくれていた。
それだけでも恐縮していたのに、わざわざこんなことを伝えてくれるとは・・・。
まだMさんのところで仕事をさせてもらえるようになって2ヶ月。
取材もまだ3本だけど、確かな信頼関係が築けていることが嬉しい。
今の取引先はみんな信頼できる人たちばかりだ。
昨日の仕事のように、ライター仲間のMさんにもお世話になり、私は本当に周りの人たちに恵まれているなぁと思う。感謝しきれない。
大切にしたいし、ちゃんと信頼に応えられるような仕事をしていきたいと思う。
一歩ずつ。
いつもそれしかない。
自分がどこか足りない、欠落した人間だということもよくわかっているけれど、
とにかく一歩ずつ。
こんな自分すら受け入れて、ひたむきに歩いていこう。
今日は原稿を1本修正して、次号のメルマガの案を提出して、
それから昨日の取材原稿を書いた。
9人取材して、今日書いたのは7人分。
全部書いてしまうつもりだったが、さすがに集中が切れた。
書きながら、昨日のことを思い出して、ちょっとほっこりする。
取材先の学院の事務員の人たちがとてもいい人達だったなぁと。
おじさん2人がいろいろと世話をしてくれたのだけど、
2人とも顔から「いい人」が滲み出ているような人たちで。
私は待ち時間が長かったが、その間も話していて楽しかった。
最初に、学院長の取材を終え、控え室に戻ると、2人が待ち構えたように私に聞く。
「速記ですか?」
「すごいですね」
それが、なんとも無邪気で。
私はものすごい速さでメモをとるので、「速記ですか」と聞かれることが多い。
いえいえ。ただのひらがなです(笑)。
他のライターの人たちがどんなふうに取材をしているのか、全くわからないが、私はほとんど録音をしない。
メモをとるのだが、顔はまっすぐ相手を見たままで、手だけを機械的に動かす。
これがみんな不思議なようで、「何を書いてるんですか?」「速記ですか?」となる。
メモは後で記憶を辿る「きっかけ」となるものであって、一字一句を書いているというわけでもない。
取材中は五官をフル活動させ、相手の言葉や感情をすべて記憶しようと集中する。
ただ、天才じゃないので全部覚えることはできないので、手だけを機械的に動かして、キーワードを綴っておく。
後でそのメモを見ると、取材中の記憶がよみがえるように。
それを話すと、おじさんたちは「すごいなぁ」と感心してくれた。
なんか、素直でいい人たちだなぁと思う。
今日、原稿を書いていて思った。
生徒さんの取材は1人5分~10分程度しかとってもらえなかったが、楽しい取材だったなぁ、と。
とにかく時間がないから、取材中に並行して撮影も行った。
カメラマンが人物写真を専門にしている人だったということもあるけれど、「いい表情でしたよ」と見せてくれた画像は、本当にいい表情ばかりだった。
それは、私との取材がそれなりに楽しい時間だった、ということを表してくれているようで、嬉しかった。
みんな、いい笑顔だ。
この学校案内は今回リニューアル。
前回のものを見たら「先輩からのメッセージ」として在校生の言葉が掲載されているのだが、私から見ると少し言葉が固くて、載っているのは「特別な人たち」という感じがした。
実際、授業も見せてもらったが、そんなにすごい人たちばかりじゃなくて、居眠りしている子もいるし、みんな普通の子たちだ。
だけど、「夢」があるから、それを語るときはキラキラと目を輝かせる。
それで、「夢」というのをテーマにしたいなぁと勝手に思い、そうしてみた。
夢をもっている人は、輝いている。
それをあの写真と共に言葉で伝えられたらいいなと思いながら書いた。
この仕事は、とにかく納期が短い。
デザイン会社の人も「少しでも早く原稿をいただけたら」と言っていた。
今日頑張って書いて、できた分だけ送ったら、
「こんなに早くいただけて、本当に助かりました。ありがとうございました」
と喜んでもらえた。
こういうときは、やっぱり自分の売りはこれなんだろうな、と思う。
100点の仕上がりではないかもしれないが、80点くらいの合格点は出せるものを、最速で仕上げる。
私は「スピード」を売りにしかできないライター。
だから、ずっと三流のままだ。
100点を追求する一流ライターには、どうしたってなれない。
だけど、不思議なことにそれすら気にならなくなった。
自分には才能などないこともよくわかっているし、大きな仕事もできない。
ただ、言葉に触れることが好きだし、取材が好きだし、あんな「いい表情」で話してくれるのならいいかと、そう思うのだ。
自分が楽しくて、取材相手も楽しいと思ってくれたら、それが一番。
自己満足かもしれないけれど、取材相手に「自分の想いをちゃんと書いてくれた。ありがとう」と言われるだけで、私は幸せなのだ。
この間、変わった人(Kさん)の取材で、書いたものも「ナメた口調」だとか言われてへこんだこともあったが、後で担当者Mさんがメールをくれた。
『この間あったイベントで、Kさんはあの文章を何度も引用していましたよ。たぶん本当は気に入ってくれていたんだと思います』
それを読んだ時、Kさんがそうしてくれたということよりも、それをわざわざ伝えてくれたMさんの心遣いに感動した。
MさんもKさんとのやりとりには手こずっていたし、こんな人の取材をさせてしまって申し訳ないと、何度も謝ってくれていた。
それだけでも恐縮していたのに、わざわざこんなことを伝えてくれるとは・・・。
まだMさんのところで仕事をさせてもらえるようになって2ヶ月。
取材もまだ3本だけど、確かな信頼関係が築けていることが嬉しい。
今の取引先はみんな信頼できる人たちばかりだ。
昨日の仕事のように、ライター仲間のMさんにもお世話になり、私は本当に周りの人たちに恵まれているなぁと思う。感謝しきれない。
大切にしたいし、ちゃんと信頼に応えられるような仕事をしていきたいと思う。
一歩ずつ。
いつもそれしかない。
自分がどこか足りない、欠落した人間だということもよくわかっているけれど、
とにかく一歩ずつ。
こんな自分すら受け入れて、ひたむきに歩いていこう。
話をしているだけで、いつも刺激になります。
ファンだなんて、恐縮するわ~
だけど、信頼してもらえることは嬉しい。
また、お互い刺激し合いましょう♪
こちらこそ今後ともよろしく~♪