明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

備前焼との出逢い

2008-10-30 00:40:51 | 
旅行の話をちょこちょこ書こうと思う。

岡山で備前に行った。
ちょっと前に、芦屋の寿司屋に行ったとき、備前焼の器で統一していたのを見て、それがあまりに素晴らしい備前だったものだから、今まであまり好きでもなかった備前にまいってしまった。

それ以来、寝ても覚めても・・・というと大げさだが、
気になって仕方がない。
機会をつくって備前の器を買おうと思っていた。

今回の旅行はそれがメインの一つ。

下準備が悪かったため、窯を廻ることはできなかったが、
とりあえず、伊部駅周辺の備前をそろえる店を物色した。

備前といってもいろいろで、おみやげ物として焼いているようなやつは、
安いけれど、安いだけのもの。
テカテカと赤光りした安っぽさが滲み出たもの。
そんなものしかないのかとがっくりしていたら、素敵なギャラリーがあった。

「ギャラリー里房」

人間国宝の山本陶秀氏を祖父にもつ、山本絵里子さんの作品がメイン。
他にも、この氏や息子の雄一氏に師事した若手作家の作品が揃っている。
ここだけ格段にレベルが違った。

一目見て気に入ったぐいのみ。
家にあるのは、いかにも備前といった、赤茶のものだったので、今回買うなら、灰色や緋色の混じった窯変のものだと思っていた。
それにピッタリのものを見つけた。
さらに、お銚子も丸くてころっとした形の、かわいらしいものを発見。
やはり同じ作風に惹かれるのか、たまたま同じ作家さんのものだった。
今井清秀氏の作品だ。



夫も気に入ったので、即決。
さらに、同じ作家さんのぐいのみで、竹を模したものがあって、
それも一緒に並べて置くとすごく具合がいい。
相談したうえ、これも買い。

山本絵里子さんの大皿も購入した。



緋襷の朱色が美しいひし形の大皿だ。
今から何を盛ろうかと、料理を考えている。
こういう時間が最高に楽しい。

4点買うと、一つぐいのみをプレゼントしてくれた。
こちらも緋襷のもの。
工房の作品なので、値段も1000円台。
まあ、オマケなのでそれなりのものだけど、嬉しかった。

美しい器を見ていると、それだけで幸せな私。
岡山まで行った甲斐があった。

今日はこれで1杯飲みたいのだけど、例によって夫がまだ帰宅せず。
最初なので、一緒に飲みたいと思って待っている。

しかし、二人とも4日も休みをとったら、あとが大変だ。
私も彼もたまった仕事を片付けなくては。
今日も1杯飲んで、まだまだ仕事だ。

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1 コメント

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窯出し祭り開催中 (備前焼後楽窯)
2008-11-01 23:12:37
是非見に来て下さい。
楽しみに待ってます。
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