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黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八 第二節

2013-07-30 09:29:26 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑤ 黄帝内経素問 通評虚実論篇 第二十八

第二節

(原文)

 帝曰。絡氣不足、經氣有餘何如。

 岐伯曰。絡氣不足、經氣有餘者、脈口熱而尺寒也。秋冬爲逆。春夏爲從。治主病者。

 帝曰。經虚絡滿何如。

 岐伯曰。經虚絡滿、尺熱滿、脈口寒濇也。此春夏死、秋冬生也。

 帝曰。治此者柰何。

 岐伯曰。絡滿經虚、灸陰刺陽。經滿絡虚、刺陰灸陽。

(訓読)

帝曰く「絡氣不足し、經氣有餘なるときは何如ん」と。

 岐伯曰く「絡氣不足し、經氣有餘なるものは、脈口熱して尺寒(ひ)ゆるなり。秋冬は逆たり。春夏は從たり。病を主(つかさ)どるものを治す」。

 帝曰く「經虚し、絡滿つるは何如ん」と。

 岐伯曰く「經虚し、絡滿つる者は、尺熱滿し、脈口寒濇なり。此れ春夏なれば死し、秋冬なれば生くるなり」と。

 帝曰く「此れを治するには、柰何にするや」と。

 岐伯曰く「絡滿ち經虚するは、陰に灸し、陽を刺す。經滿ちて絡虚するは、陰を刺し、陽に灸す」と。

 

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