おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
現代医療の誤りを正す
第4章 漢方による心身の健康法
健康は人間の自然を回復する
p240腎を正常化し補整すればセックスも強くなりやる気も起こる!
男性は八の倍数が人生の区切りだと前に述べました。
八掛ける八は六十四、六十四の数字は、男性にとっては、もはや人間の営みである〝セックス〟よ、さようならの年齢なのです。
逆説的に考えれば、六十四歳までがんばれるわけだから、喜んでだいじょうぶということにもなります。
だが、たいていはストレスの渦(うず)のなかでくたばっている男性が多いのは、寿命をすり減らしすぎているということなのです。
男性の年齢は年月ではありません。
精力があるかどうか、セックスが可能かどうかによって、衰えの年齢を測ることができます。
少なくとも六十四歳という停年まで、勤めを果たしえたかどうかが、老化の速度を認識するバロメーターなのです。
漢方では、人間の老化を防ぐために補腎(ほじん)ということをいいます。
腎は泌尿器官ですが、利尿ばかりが仕事ではありません。
もっと重要な副腎皮質ホルモンを統括(とうかつ)する器官でもあります。
いわゆる精力とか、精神力、生命力の根源が、ここから発せられているのです。
とかく、年をとるとやる気がなくなってしまうものですが、これは老化が進行していることで、腎臓能が減退しているわけです。
腎を正常化して補整すれば、やる気が起こってきます。
江戸時代の川柳(せんりゅう)に〝八味丸(はちみがん)のんでいるそばに恋女房〟というのがあります。
この「八味丸」は腎を励ます八つの薬が入っており、昔から補腎の薬として愛用されてきました。
眼が悪くなって、白内障や緑内障になったり、物忘れや、耳が遠くなったり、精力減退したときに飲む薬です。
江戸時代はもっぱら新婚さんが元気を出す常備薬として飲んだもの、先の川柳はそのころのようすをうたったものです。
だから、いまでも漢方ではインポテンツの薬として利用されています。
最近、とみに女性の男性化が進んでいますが、逆にいえば男性の女性化が横行しているともいえます。
スラックスをはいて髪を伸ばしていると、後ろから見るかぎりでは、男か女かわからない人種がいます。
こういう男性はだいたい、手を握ってみると冷たく、女性と同じ〝女脈〟になっています。
へその下がふにゃふにゃになって、臍下丹田(せいかたんでん)に力が入らないし、へそ下に動悸(どうき)がこっとんこっとんと打っているのです。
要するに、男性の頭に血がのぼらないで、下腹部に血液が回って、腎臓や膀胱に余分に血液が流れているのです。
男性はふつうは下腹に血液の四五パーセントが回っているものです。五五パーセントは上の頭のほうに回っているのが常人ですが、これが逆転して、下五五パーセント、上四五パーセントになるのは、腎機能が衰えているから補強しているということです。
いってみれば、血液の交通マヒが起こって、腹部に回り、動悸が起こるわけです。
そうすると気力がなくなり、頭の回転が鈍ってきたり、眼が悪くなったり、いわゆる老化がどんどん進むわけです。
男性の女性化なんて、カッコだけは若々しく見えますが、その実、体の内部では老化がはじまり、いわゆる〝若年寄り〟ということになっているわけで、「八味腎気丸」はその補整薬です。
成人病とは、ひと昔までは老人の専門病でしたが、最近では高校生くらいから老化がはじまり、成人病といわれているのです、なんとも不思議な時代になってきました。
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