今回の講師は、橘大学現代ビジネス学部准教授の木下達文氏である。200名を越える出席者全員に冊子「区民が選んだ魅力を訪ねて 京都山科東西南北」が配布されたが、この冊子(A4版63頁)編集の座長を務めたのが、木下准教授である。
この冊子発行記念集会が5月に開催され、私も出席させていただいたが、その要旨を本ブログ165(10‐05‐12)で取り上げている。そのとき印刷部数3000部と伺ったが、今回増刷され、配布されたと説明を受けた。
10‐09-04-1831 表表紙 10‐09‐04‐1832 裏表紙
この冊子作成はは、平成20(2008)4月から準備活動に入り、未来に伝えたい山科魅力を区民から募集し、1063件の応募の中から32名のプロジェクトメンバーの手で109件にまとめ、道をキイワードにして編集整理されている。
私のように山科外で人生の大半を過ごし、山科に移り住んで10年足らずの者にとって、半日あれば山科の名所109件を一読できる冊子であり、この冊子を抱えてゆっくり山科を見学できる嬉しさを痛感した。
また、今回の講師木下准教授は初対面であったが、その熱意と山科の魅力を発見したいという熱意に深く感銘し、1時間半の講演時間を楽しむことができた。