ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

河豚を食べて今年の福を呼ぼう!

2021年01月14日 | 俳句

 今朝は先日までの身を刺すような冷たさが全く感じられませんでした。ラジオ体操へ行くにもルンルン気分、こんなにも違うんですね。最高気温は15度…最低でも5度ですってよ。あの寒波が襲ってきたときを思えば、ホント極楽、極楽です。

 今日の午後は俳画。画題は〝輪飾〟で、今回は結構色を使いました。黄色、黄土、若草、青草、朱、えんじに墨です。天気もよかったので、窓を開けても気持がいいくらい。その後リハビリの運動をした後などはじっとりと汗ばんだりして…人間の体って正直です。帰るときは車内の温度も16度を指していましたものね。

 ところで、この新型コロナウイルスの感染者が新年明けてからうなぎ登りに増えて、とうとう7日に政府が東京と埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を再発令。更に 13日には、栃木、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の7府県にも再発令しました。これで合わせて計11都府県に緊急事態宣言が拡大されましたが…、どうしても私には時機を逸した感が否めませんけど。

 だから、最初の再発令から今日で1週間となりましたが、全く効果の兆しは見えておらず感染者数は膨らむ一方。今日14日にも全国で新たに感染したのが6605人(前日比+731)、死者も66人が報告されていました。これで累計感染者は31万人を超えましたし、死亡者数も4341人ですって。菅義偉首相が「1カ月後には事態を好転させる」と強調しているようですが、重症者数も過去最多の920人となり病床の逼迫状況は悪化の一途を辿っていますから、これで本当に大丈夫なんでしょうか。何だか気休めのように聞こえます。

 こういう時期に私事で何なんですが……いや本当に気が引けるんですが、12日から13日に義母を連れて湯田温泉へ行ってきました。本来ならば新年に100歳のお祝を兼ねて予定していたのですが、GoToトラベルが中断されましたので、延期したんです。だったらもっと落ち着いた頃に延期すればいいじゃあないかと、きっとお思いでしょうが、それが出来ない事情がありまして…。14日までに泊らないとプレミアム宿泊券がただの紙くずになってしまうんですよ。だって6万5000円というのは年金暮しの私にとっては大金ですもの。捨てるわけにはいきません。だから…立腹なさらないで下さいませね。

 さてさて、湯田温泉の何が目的で行ったのかというと、〝活き〆とらふぐ×ヒレ酒〟がキャッチフレーズのとらふぐ料理を食べるためなんです。こちら山口県、特に下関ではふぐのことを〝ふく〟といって、濁らずに呼びます。その訳は、ふぐというと「不遇」に繋がり、ふくならば「福」につながるからというのが一般的な解説ですが、その「福」にあやかって、おばあちゃんの益々の長寿を願おうということなんです。だって、いくら山口県がふぐの本場だといっても、とらふぐはやっぱり高価なので庶民には滅多に口には入りませんからね。

 確かに…これは美味しかった!ヒレ酒も初めて飲みました。唐揚げにふぐちり鍋も…最後の雑炊はとうとう食べきれずに…勿体な~い!あれこれ余り詳しく書くと、食べに行かれない方々に申し訳ありませんので、ここは写真のみで…

 とにかく器も何もかもがふく(福)づくしですから…これで義母の今年は大丈夫だと安心していす。刺身と鍋は4人前ですよ。お世話をしてくれたのが、カワイイAちゃん、19歳の学生さんで、アルバイトなんですって。もちろんブログに載せてもいいかしらと許可を貰いましたよ。ヒレ酒に最初燐寸で火を付けてくれたときはビックリ!焼けた河豚の鰭がとても香ばしいお酒でした。

 空の皿は唐揚げですが、余りに美味しくてぱくりと…誰のか残ってな~い?と聞いてももう手遅れでした。ご飯は契約農家のお米で、黒釜炊き。それをこだわり卵で雑炊に。これも写真が…ナイ!

 最後のデザートは杏仁豆腐…これも見た目よりは美味しかったですよ。最後のは次の日の朝食。ゴチソウサマでした。

 最後に…一ついい話を。温泉に入って、顔を洗っているとき、おばあちゃんが〝ここにはあれはないんかね?〟〝あれって何?〟〝ほら、温泉に来たら皮がボロボロ取れて顔がスベスベになるものよね〟と。〝アハハハ…角質をとるピーリングジェルのことね。ほらここにあるわよ〟と。これ、100歳の人が言うんですよ。更にここ湯田温泉は美人湯ときていますからね。女性は幾つになってもキレイでいたいもの。おばあちゃんの元気で若いのは、私たちに負けないくらいの食欲といつも美しくありたいという気持。これが若さの秘訣!皆さんも見習って下さいね。宿の人もビックリしてました。耳も目もいいんですねって…。昔、双子のきんさん、ぎんさんが100歳で有名になり、その後NHKで〝百歳バンザイ!〟というテレビ番組がありましたよね。2011年で終わったそうですが、あの番組がもし続いていれば、我が家のおばあちゃんは絶対出られたのに~ザンネン!です。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 〝しずり雪〟は音がスゴイ! | トップ | 三寒四温の今日この頃… »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おいしそう (手賀沼日記)
2021-01-15 10:10:49
下関出身の知人が、言っていました。
「ふく旨しよくぞ馬関に生まれたる」
返信する
go to (風の盆)
2021-01-15 11:30:13
go to の言葉とは誰が命名したか
識者はいるんだな
アベノミクスにしても命名が上手いんだな
誰がつけたか頭が回る者はいるな
気の利いた者はいつの世にもいるな

やはりコロナとは隔離する
民間の医療機関ではお手上げだな
民間では常に経営を考えねばならない
伝染病とは民間にとって余分なことになるだろう
国立の病院は各県にあるだろう
国立の病院なら、国費を税金を投入できるであろうな

go toか 半分の費用なら群がるな
go to で生き返った業者もいるとか

河豚は「ふく」だとか
食い物は同じ物でも、産地や店によって異なる時がある
味だからな

ふぐの白子
旨いものには毒があると
分かるんだな



返信する
Unknown (ちわき)
2021-01-15 22:27:52
手賀沼さん、こんばんは!
確かに東京などで河豚を食べるとこちらの倍以上の値段がすると聞きましたね。そういう意味ではいいかも。
でも美味なものは日本でも世界でもごまんとありますから、人それぞれ。
手賀沼さんは海外生活が永くていろんなものを食べてこられたんでしょう。何が一番ですか?
返信する
Unknown (ちわき)
2021-01-15 23:00:03
風の盆さん、お久しぶりで~す。
どこに雲隠れしていたのですか?
それとももしかしてどこかお具合でも悪かったとか…
とにかくビックリしました。
先日「フォローしているブログの新着記事」で風の盆さんの「内閣総理大臣」が入ってきて、あ~ら珍しい!と開いたのはいいのですが、ナント、ナント長くって…ついに途中でダウン。コメント書く余裕もなく、忙しさでそのまま…気になっていました。
そうしたら、昨日帰ってブログ開きましたら風の盆さんのコメントが…ウワッ~と(これはウレシイ悲鳴!)圧倒されて、また、またお返事も書かないままに…。
その時、〝…疾風(はやて)のように 現れて 疾風のように 去ってゆく…月光仮面(風の盆さん)は 誰でしょう…〟という歌がフイと浮かんだんですよ。古いですね!(^_^)イヤもっと古かったら鞍馬天狗ですけどね。(^0^)
突然消えて突然現れるのはやっぱりフシギ!
そして、剣でなくペンを持たせれば、まるで溢れる泉のごとくに文字が噴きだしてくる…
それは今まで止めていた堰を切ったかのように…ですよね。
明日も私はまたダブルの句会で大変です。だからボチボチと…お返事書かせてもらいますので、ゆっくり読んで下さいね。
でも久し振りのコメント頂いて本当に感激です!
有り難うございました。
返信する
100歳 (ミルク)
2021-01-16 13:28:35
お義母様100歳 おめでとうございます!
すばらしいですね~。編み物もお上手。
あれ、100歳って今年でしたか?
ま、何はともあれおめでたいですね。

さぞかし、フグ料理おいしかったでしょうね~ゴクッ!
口にする機会すらないです(^^;
ますますお元気でね。句会お疲れ様でした。
返信する
Unknown (ちわき)
2021-01-16 22:38:46
ミルクさん、お祝いの言葉有り難うございます。
実母は99歳で100歳の手前で亡くなりましたが、義母は今度2月の誕生日で正真証明満100歳なんですよ。
とても元気ですので、アリガタイです。見た目も100歳にはとても見えませんから…いつも10歳以上は若く見られるんですよ。
ふぐ…機会があったら一度は是非食べてみて下さいね。
返信する

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事