ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝勤労感謝の日〟と〝餅拾い〟

2023年11月24日 | 日記

 今日はまた何と寒いこと。ゴミ出しに外へ出ると冷たい北風がビュービューと吹いて、震え上がってしまいました。見れば最高気温でも13度とか。昨日より10度前後の気温差は体に堪えますね。何だかお天道様に翻弄されているみたい!

 さて昨日は11月23日、国民の祝日の「勤労感謝の日」でした。まるで寒さを忘れたようなうららかな日和…そう、〝小春日和〟でした。何かちょっとでも力仕事をすると汗ばむぐらい。主人は久し振りに我家に戻って、植木の伸びきった枝などを剪っていました。私は私で溜まっている原稿などの整理。息子は休みなので朝寝を楽しみ…我家の猫たち・とろろ・こんぶも、今日はなぜかみんなが家にいるので、ごろごろと寝たり起きたり…長閑な時間がやっと戻ってきた感じです。お婆ちゃんがいたときはそれなりに気持が張り詰めていて、それはそれでやりがいのある時間でしたけどね。

 少しずつ以前の時の流れに戻りつつあるような…しかし、それは私にとっては問題かも。折角規則正しい生活が身に付いて良かったと思っていましたのに、また、またいい加減な暮らしに…だって楽な方に堕ちるのは早いんですもの。気をつけようっと!

 午後からは俳句教室のKさんから上棟式の餅撒きをするので来ませんかと誘われ、餅拾いに行ってきました。この〝餅撒き〟、昔はよくありましたが、最近は殆どありませんね。このKさん宅は昔造り酒屋だったとかで、百年前に建てられた家には立派な鏝絵があると。それを保存してあるというので見たいと思い、娘夫婦も誘って行ったのですが、その鏝絵は今はまだ見られないと。残念ですが、公開される時に見せてもらうことにして、今日は本気で餅拾いをするぞーッ!(*^ー゜)

 ところで、この宇部市では…いや、これは山口県のどこでもかも知れませんが、何かのイベントあれば必ずと言っていいほど最後には餅撒きがあるんです。だから先日のふれあいセンターでの文化祭でも餅拾いをしてきましたものね。

 香川県から引っ越してきた娘や広島からの義母も言っていましたが、宇部は何があっても直ぐに餅撒きをするんやねと。調べてみるとやはり餅撒きが多い県は和歌山と山口だそう。だって山口市阿東地区では、コロナ禍以来、4年ぶりこの23日に国内外から猛者がそろっての第10回餅ひろい世界選手権が開かれたんだそうです。記念大会ということでこれまでで最も多い1万個の餅が用意されたんですってよ。ヘエッ、知らなかった!

 さて、この日の餅撒きは宇部市でも中心部から外れた田園地帯。だからその地区の方々が結構集まっていて、昔ながらの餅撒き光景…やはり田舎はのどかでいいですね。こんなにふんだんに拾えたのは初めてかしら。街の方ではものすごい取り合いで恐ろしくって少ししか拾えないんですから。お菓子もたくさん撒いておられましたので、子どもたちも大喜び…楽しいひと時でした。早速ぜんざいにでもして食べようかなと、あんこを買って帰りました。

 このような昔ながらの行事やしきたりなど…まあ、お金は掛かりますが、それで人々の厄災が払われたり、また地域の人々の絆が固くなるのならイイコトだと思いませんか。それを特に実感するのは、お遍路巡りなどをする時なんですよ。こちらの秋穂にも八十八個所〝お大師参り〟がいつも春にあるんです。お婆ちゃんと何度も行ったっけ…お接待の蒸かし藷が美味しくて、お代りがほしいなんて言ってたわね、お婆ちゃん。今年もあったらしいですから、来年もきっとあるでしょう。だったら久し振りに行って見ようかな。


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