ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今夜は〝お酒の俳句〟でも…

2020年06月08日 | 俳句

 昨日はビックリしたことがあったんですよ。いつもアクセス解析で、「過去の日別ランキング」を見るのですが、6月8日(月)の訪問数は418UUで日頃とはあまり変わりませんでした。それなのに閲覧数が5232PVと…いつもは1000前後ですし、週別でも6000程度なんですから驚いて、もしかしたらなにかの間違いなのではと思ったのです。もし、これが事実なら私の過去のブログなどを見て下さったということですよね。アリガタイコト。ランキングに一喜一憂しているわけではないのですが、書かなければ訪問数が下がるのは当然のことですから、読んで下さった方々本当にアリガトウございました。

 今まで思いつくままにとりとめも無く書いてきたものですが、もし何か少しでも心に触れるようなところがあって読んで下さったとしたら、とても嬉しく思います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

 さて、今日は午後から俳句教室でした。兼題は先週の教室と同じ〝茄子の花〟。これについてはもう省略しますが、今日はこの日のために捜し回って買ってきた〝フェイスシールド〟を、初めて着けて講義をしました。机が離れているのでマスクなしでもいいですよと言ってくれましたので、これだけ着けてやったんですが…なるほど息苦しくはありませんでした。が、邪魔ですね~。鬱陶しくて…これで梅雨にでもなったらたまりませんね。

 今日は窓を全部開けていましたので、良い風、〝薫風〟が入ってきてとても気持ち良かったです。1名骨折され入院中でしたが、後は全員出席。やっぱり皆さんも再開を待っていらっしゃったんでしょうね。これで他の教室でも以前のようにやっていけるでしょうからホッとしました。

 ところで、昨日はお酒の話をしましたが、さて私に酒を詠んだ句があったかしら?…と考えてみました。俳句を始めたのは病気をして以後のことですから、たいした句は残っていないような気がします。でもちょっと調べてみました。すると第1句集『風聲』には次の2句を収めていました。
 やはり俳句というものが実感を詠むものだということが、これを見るとよく分かりますね。どんなに禁酒でもお正月の〝屠蘇〟だけは、子供の頃から飲んでいましたし、後句は〈夫と〉とありますから、娘の婚礼後の晩酌に付き合って私もちょっと飲んだんです。これ以外にも酒の句を詠んだものがあるとは思いますが、たとえ詠んだとしても、それにはそれほど実感が籠もっていないでしょうから句集に残すほどのものはなかったということです。

  病後とて金粉あまた屠蘇の盃   (平成6年)

  嫁がせし夜や燗熱くして夫と   (平成11年)

 では、第2句集『甘雨』ではどうだったでしょう。やっぱりぐっと増えていましたね。特に平成28年にはナント4句も…。ちなみに、一夜酒というのは甘酒のことで、夏の季語なんですよ。

  湯はぬるめ燗は熱めの寝正月   (平成18年)

  青竹の杯やお箸や月今宵     (平成20年)

  酌み交す一夜明日香の濁り酒     〃

  辛口を一献義士の日なりけり   (平成23年)

  古酒新酒お国自慢の始まれり   (平成26年)

  減らず口叩き合ひつつビール酌む (平成28年)

  一夜酒口に含めば里ごころ      〃

  人肌の地酒に酔ひて寝待月      〃  

  煽てられ腐され古酒をかさねけり   〃

 以上、私の〝酒の句〟を見ていただきましたが、いかがですか?それほど飲んべえではないでしょう。まあ、昔から〝酒は百薬の長〟とも、また〝酒は百毒の長〟とも言われています。父も母も飲んべえではありませんでしたが、好きでしたね。

 要するに何事も〝ほどほど〟がいいということになりますかしら。ハイ!

 写真は、先日のきらら浜自然観察公園でまだ咲き残っていた〝車輪梅〟(しゃりんばい)です。これは歳時記にはまだないのですが、夏に香気のある白い梅形の5弁花を円錐状の花序に開きますので、夏の季語でもいいかも。

 

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今宵はお酒の話など…

2020年06月08日 | 俳句

 昨日も暑かったんですが、今日はそれ以上で山口県の最高気温は32度とか…宇部でも恐らくは30度近くになるのでは…と思っていましたら、やっぱり30度を超しました。もし明日もそうなら俳句教室がありますので、それは困る~!どうしましょう。マスク無しとはいかないでしょうからね。

 ところで、このところ私の生活で変わったこと…実は晩酌をするようになったんです。(笑) ある方のブログを見て影響を受けたんではないんですよ…(笑) 

 お酒は昔からそんなに嫌いではありませんでしたので、学生時代はまあよく飲んだ方かしら。結婚してから子どもが生まれ…その後血清肝炎になり、やがてC型肝炎と…、病気してからは禁酒でした。それが落ち着いたからもうそろそろ飲んでも良いかなあと夏にビールを飲み始めましたら途端に数値が上がって…やっぱりとまた飲まなくなりました。

 その後3度のインターフェロンにより正常値になっても、せいぜいお付き合いで乾杯の一杯ぐらい。後は時たま主人が風呂上がりや食前酒にと飲むビールやワインを家でちょっぴりお裾分けしてもらう程度でした。

 ところが今年に入ってやれコロナだの自粛だのといって家にいることが多くなり、せめて気分転換にでもと〝ちょっと一杯〟。ちょうど貰ったお酒があったので主人と飲んだんです。それが山口県のあの「獺祭」…これがとても美味しかったんです。空きっ腹でしたからお猪口2杯でいい気分になって、二人ともカワイイもんでしょ。 

 それまで殆どビールかワインでしたが、冬の寒い時に炬燵で飲むのはやっぱり日本酒がいい。ところが困ったことにほろ酔い気分になると二人ともすぐに寝てしまうんですね。だからブログも書けない日が多くなって、夜中に目が覚めたりするとそれから書いたりという有様。

 今年になってからですので、まだあれこれ飲んではいません。どれがいいとかは言えないのですが、でもその中で自分の口に合うのと合わないのとか…美味しいと思う酒があったりして、少しずつ〝これ、コクが無いわね~〟とか〝甘すぎる!〟とか、〝でも辛すぎるのもどうもね~〟などと、まるで通の人が聞いたらナント生意気なと思うようなことを偉そうに言ってます。だって誰も聞いてませんもの…アハハハ

 じゃあ、何飲んだのかって?エエッ…そうですね、「獺祭」(岩国)「東洋美人」(萩)「五橋」(岩国)「男山」(宇部)「貴」(宇部)「金冠黒松」(岩国)「西の関」(大分)「八鹿」(大分)「山頭火」(山口)「賀茂鶴」(東広島)「千福」(呉)「白鶴」(神戸)などかな?…昔飲んだんでは「越乃寒梅」や「八海山」とかもあるんですけど、その頃は日本酒は嫌いとか言って味を見る程度でしたので、うまさが解りませんでした。

 昨今の日本酒の酒蔵は、全国で1,400以上(参考:国税庁 清酒製造業の概況/平成28年度調査分)、銘柄は1万以上といわれていますよね。その中のこれっぽちを飲んだからといって何が解るもんですかね~。スミマセン<(_ _)>

 まあ、そのうち美味しいと思える自分の口に合う酒を見つけたら、これからはそれをチビリチビリと飲んで気長に生きていきましょうか。えっ、アル中になるかも?なんも、なんも、そんなに飲みゃあしませんから大丈夫ですよ。アハハッ

 でも、先ほど調べたら、〝【日本酒学講師が厳選】日本酒の人気おすすめランキング30選〟という石黒 建大(いしぐろたてひろ)さんの記事が載っていまして、その6位に「獺祭」10位に「東洋美人」が入っていましたよ。ちなみに、香り、飲み口、上品さという3拍子の揃った「これぞ逸品」という1位のオススメは「小鼓」(兵庫)でした。今度からその30選の飲んでないのを順番に買って飲んでみようかな。なんちゃって…まるでこれ酒飲みの言葉ですね。(笑)

 写真は「東洋美人」の酒瓶です。最近私が酒に嵌まっているというのを聞いた娘が、私の誕生日にプレゼントしてくれたもの。もうとうに飲んでしまったので、今は我が家で作った石榴(ざくろ)酒を入れて、冷やして飲んでいます。ソーダ水で割って飲むと美味しいですよ。石榴は体にもいいとか…

 

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