ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

藤の花と蕨(わらび)

2017年05月08日 | 日記

 昨日は娘が蕨(わらび)採りに行きたいというので、旦那と3人で出かけました。

 以前から是非行ってみたいと思っていた所があります。そこを目指して、その途中でありそうなところを探そう、と言うと、娘と旦那が「どこか知ってんの?」と。

 もちろん知りませんよ。行ったことないんですから。まあ、何とかなるでしょう。

 目的地は、山口市仁保の〝一貫野の藤〟です。

 毎年新聞などにその美しさが写真付で報道されていて、一度見てみたいと思っていたのです。

 藤の花の時期はとても短いですよね。だからちょっと油断しているともう見頃は終わっている… 我家の近くに見事な藤棚を作っていらっしゃる家があり、「ああ、もうすぐ満開だなあ~」と思って、次の時通るともう散っていたりと…見頃はホントに一瞬です。

 だから、その時期に巡り合わせないと何のことはありませんので、結局見逃すことが多いのです。

 桜よりも出会いが難しいかも。その藤がこの週末見頃になるかもという記事が出ていました。

 やっと実現しそうです。この藤は仁保一貫野地区の人たちが〝里の宝〟として、長年大切に手入れしてきたもの。いわゆる手作りの観光スポットなんです。

 自然の山藤が木に巻き付いて咲き、それが満開の時はまるで大きな滝のようになるというのです。

 地図でこの辺りだと…あ!見えましたよ、車の行列が…確か駐車場はあるが十台ぐらいというので、狭い道路に一列に停めたりしているのです。私たちも手前に駐車して歩いて行きました。

 どうも私が写真で見たのより花が少ないような…イヤ、まだちょっと早くて満開じゃないのかも。

 よく見ればまだ藤房の8割ぐらいまでしか開いてなくて、2割は蕾ですね、やっぱり。

 この川と周辺の手入れを地区民の人は欠かさず、こうやって見に来る人に提供して下さっていると。

 本当にアリガタイことです。たくさんのカメラマンが来ていましたが、私はやっぱり写真下手ですね。折角の良さを伝えられなくて、ゴメンなさ~い。 

                    

 それから通ったことのない道なので、ここを通ろうと出発。

 さあ本命の蕨に出会えるでしょうか? 

 途中蕎麦山登山口という標識がありましたので、そこに行ってみると駐車場がありました。

 説明板があり、山頂まで40~50分のファミリーコースとして人気があると。

 それで登山口を少し入ったのですが、どうも蕨の生えそうな所がない。

 他を探そうと娘と二人引き返しました。どうもなさそう…と諦めて駐車場に戻ってみたけれど、旦那の姿はない。携帯を掛けると、私たちが引き返した所から少し行ったら一杯あったと。悔しい!

 じゃ今からそちらに行こうかと言うと、もう殆ど採り尽くしてないよとさ。イ~だ。

 蕨に限らず何か採りに行くと、娘も私もおばあちゃんも…時間を忘れて帰ろうとしないので、〝狩猟民族の血が騒ぐ〟んだと、旦那が笑う。エッ、じゃ男は違うの!と言いたい!

 とにかく娘は不機嫌…まあそのうちあるわよ…と慰める私。旦那は…

 少し車で走っていると、アッ!蕨(親)が見えた、ここあるかもねと、車を停めてもらう。

 ウーン、土手の方に蕨の親は見えた…アッ1本2本…と私が採ると、娘は面白くなさそう。

 土手を上ってみた。ア~あるよ!あるよ!と娘を呼ぶと、途端に〝わあ、ここ蕨野みたいじゃあねえ~〟とすこぶる機嫌がいい。

 まあ、これぐらい採ればと車に戻り、疲れたので何か冷たいものが欲しいねと、車を走らせた。

 娘に「どう?満足した?」と聞くと、「ウ~ン」とまだ物足りなげ。

 今日は暑かったし、少し歩いたので、私も旦那も「もういい」と思ったんだけどなあ。

 やっぱり若いからなんですね、もっと採りたかったと‼ オシマイ!             

コメント
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