ハマり沼

今日から世界選手権ですね（フィギア）ｖ
今週はこれを楽しみに生きているようなもの。
ゆづくんも復活してくれましたし、今は紀平さん、宮原さん、坂本さんが頑張ってくれているところ。ザギトワちゃんが圧巻でしたが、フリーでの皆さんの演技が楽しみですｖ
日本は男女とも3選手で、選手層厚いので、安心感があります。シングルだけじゃなく、ペアもダンスも見たいんだけどなぁ・・・地デジではやってくれないのが悲しい

そんなかもしたですが、先週から見事にはまって、抜け出せなくなっているのがあります。それがこれ

そうです。中野京子先生の『怖い絵』シリーズ。
一昨年、本物の絵画が海外から集められて、かもしたも上野に2時間並んで待って入りました、あの大人気展の原点となった作品紹介の載っている本です。
ホントは新書版を購入しようかと、何度も思ったのですが、やっぱり一冊がめっちゃ高い上、小遣いピンチだったので、いつか図書館で借りて読むことを決めていたのが、これがなかなか手に入らない。しょっちゅう「貸し出し中」だったので、ようやく見ることができました。
中は無論、「この絵が何で怖いのか？」の解説。「怖い絵展」の時は、イヤフォンで聞くことができたんですが、全機貸し出し中で、かもした聞けなかったんですよね。本当に脇にある解説（の一部）を読むだけで、なかなか見られなかったので、本でしっかりと「何がどう怖いのか？」と堪能しております。
本当に多々ある名画、ただ「綺麗だなぁ～」と感心するだけだったんですが、これがいざ、この絵の描かれた「本質」を知ると、全く違った角度から鑑賞できるのが凄いところ。世界史とか全く興味がなかった（時々で調べたりしますが）ので、あんまり真剣に勉強してこなかったのが悔やまれます。高校の時、ちゃんと勉強すればよかった・・・
世界情勢や、このモデルとなった人物の人生を知ると、怖かったり可哀想だったり。特にスペイン王国の王家の子供たち・・・今知れば「とんでもないことをやらかしてたんだな」と思いますが、当時は当然だったんですよね。特にコルセット無理矢理付けた王子様方とか。「女の子の方が長生きする」という理由で、子供の頃ドレスを着せられる王子様が多かったんですが、「子供服」という概念がなく、大人の服を縫い縮めただけなので、子供のポッコリしたお腹を無理矢理コルセットでギュウギュウにしたため、健全な内蔵発達ができず、みんな夭折。後は血縁同士の結婚で、子供に遺伝子異常の子が生まれたとか。本当に知ると悲惨。怖いです。
そんな怖さを知ることができるので、なんか「お化け屋敷に入る前」の怖いもの見たさなワクワク感が止まらんｗ
学生の頃、ただ詰め込まされるだけだった勉強の知識がここで必要になるなんて、なんと勿体ない授業態度だったことを悔やみつつ、暫くこのシリーズを借りて、読みふけりたいと思いますｖ