うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2023秋アニメ最終回⑤

2023年12月29日 21時38分14秒 | アニメ

昨日はようやく仕事納めでした。いつもならこのまま忘年会―――になる流れなのですが、かもしたは介護があるので参加せずに帰宅。一応ちょろっとだけ挨拶はしてきましたが、お酒飲めなかったのは寂しい💧 兄から日本酒を送ってもらったのですが、これは正月用なので楽しみに取っておきます!
とりあえず、残り少ない最終回チェックだけはしました。

ウマ娘 プリティーダービー Season 3』:元々はゲームでしたが、もはやアニメ&漫画の総合メディアミックス作品となりましたね。
3期目の今回の主馬娘公はキタサンブラック。リアルで顕彰競走馬といういわゆる殿堂入りもしている名馬中の名馬が満を持して登場でした。もちろん馬主はキタサンこと演歌の大御所・北島三郎さんで、アニメにもそれっぽい特徴をされた方が見守っていましたね。明るく街の人たちとの親睦も深いキタサンは皐月賞での勝利も期待されたキタサンだったが、ライバルのクールなウマ娘・ドゥラメンテに敗れてしまう。次での日本ダービーもドゥラメンテに敗れ、14位という結果になってしまう。キタサンは次こそ勝負を願うが、ドゥラメンテが怪我により勝負できなかったものの菊花賞で優勝する。だが、以降は努力を重ねるのに勝利に恵まれない日々が続く。ルームメイトであるサトノダイアモンドは翌年の菊花賞で優勝し、凱旋門賞への出場を決める。一緒に凱旋門賞にと誘われたキタサンだったが、自分の限界を感じたキタサンはこの年の有馬記念で引退を宣言。街の人たちの声援を受けたキタサンは、見事に優勝し、引退をステージセンターで飾るのだった―――というストーリーでした。
ざっと流れだけ回想しても、内容が凄く濃かったです。それだけキタサンブラック(リアル馬)がG1レースで勝利を重ねてきたかが良くわかります。ウマ娘は基本、リアル馬さんの人生(馬生)をそのまま再現しているので、それだけでもいかにドラマがあったのか、よくよくわかります。競馬はやりませんが、こうしてウマ娘を見ていると、本当の馬たちもこんなドラマチックな生き方をしていたら、ファンが付くよなぁ~と思ったのも納得でした。ウマ娘のキタサンも素直でいい子で、それでいて頑固なところもあって。十分アニメの主人公たるドラマ性でした。余談ですが、今年の有馬記念で優勝候補はキタサンブラックの子供とドゥラメンテの子供で、優勝したのはドゥラメンテの子供の方だったそうで。血の繋がりで、子供たちまで勝負が続いているんですね( ̄▽ ̄) 
次は劇場版ですか。益々止まらないウマ娘です♥
16bitセンセーション』:同人漫画のアニメ化作品でした。
主人公の秋里コノハは美少女ゲームが大好きで、美少女ゲーム会社「ブルーベル」に所属するイラストレーター。自分が描いた美少女をヒロインにした大作美少女ゲームを作ることを夢見ていたが、いつも上司からモブキャラ描きばかり要求され、自分の企画を持って行っても話も聞いてもらえない。そんなコノハが秋葉原の裏路地に入ると、昔の名作ばかり揃えたゲームショップを発見。喜んで買い込んだコノハがゲームパッケージを開くと、タイムスリップし、1992年のアキバにいた。そして自分の会社や住まいを探すと、そこには「アルコールソフト」という会社があり、そこから飛び出してきたwin98にこだわる高校生のマモルと出会う。マモルを介することで、コノハはアルコールソフトに寝泊まりしつつゲーム制作を手伝うことになるが、そこでやりがいを見出していく。しかし、ゲームショップの昔のゲームのパッケージを開けた瞬間、再びコノハは2023年に戻ってしまう。相変わらず会社ではやりたいことができず、ストレスをためる一方、ゲームを開けばまたタイムリープし、1996年のアルコールソフトに到着。前回のゲームでヒットを飛ばしたものの、それにより社長が融資を持ち掛けられ金銭をだまし取られて経営がピンチにになったため、コノハが持参したアイパッドに描いたキャラでゲームを製作。それは伝説級のヒット作となったが、ここでまたもやタイムリープ。今度は未来にたどり着き、そこではコノハも伝説の存在となっていた。美少女ゲームを介して友達になった山田冬夜がゲーム会社社長となっていたが、海外企業プラネットゲームズジャパン社に乗っ取られそうになっていた。コノハに目を付けていたCEOのグレン・フォークナーはコノハを捕まえようとするが、大人のマモルに助けられ、今度こそ自分の元居た時間軸に戻り、アルコールソフトのメンバーを再集結させ、新たなゲーム作りに入るのだった―――というストーリーでした。
同人誌の方は読んだことがないのですが、ほぼアニメオリジナルのようです。winができてから、ゲームの幅が凄く広がって、4,5年経てば新たな容量のゲームができて・・・って本当に進化が早いです。PS1の時のFF7が、今はポリゴンじゃなくより人物が再現度高くなっていますしね。まぁその分、押し込むストーリー要素が減っている気がするもの無きにしも非ず、なんですが。・・・それはさておき、ゲーム会社に勤めていた方の作品だそうですが、見る限りひたすらブラックですね💦 本当に過酷な中で製作していて、苦労がリアリティーあって伝わってきました。ただストーリー性はどうなんだろう。何度もタイムリープ繰り返して、最終的には自分の作りたいものが作れる環境になったことで一件落着した感じですが、正直響くものはなかったかな。あとこの主人公が五月蠅い💦とにかく幼児のようなキンキン声で、普通に会話するだけでも「全てff(フォルテッシモ)で」という脚注指示でもあったのか、とにかく大声💧 耳塞ぎたくなる時の方が多かったです。19歳とは思えない子供っぽさ(小学生の我儘状態)もあって、オリジナルキャラだそうですが、キャラの作り方はもうちょっと何とかならなかったのか。まぁターゲットは美少女好きのお兄さんたちのようですから、コノハのような幼女系が受けるのかも。もうちょい成長が見られてもよかったな(最終的に自分を「コノハは」と言っていたのが「私は」になったくらい)
『呪術回戦 第2期』:語る必要なし!大人気ジャンプ連載漫画のアニメ化2期目でした。
今回は過去編の五条と夏油が呪術高専時代を描いた懐玉・玉折、そして渋谷事変までが放送されました。
とにかくMAPPAさんがこの作品への気合が凄く入っているのがわかるくらい、毎回作画も描き込みも凄くって、毎週映画を見ているようでした!コロナの影響もあって、軒並み作業の遅れや時間不足で、静止画を動かして(例えば鳥が羽ばたいてもいないのに飛んでいるシーン)コマ数を稼いでいる作品も多い中、凄い描き込み(鳥ならとんでもなくリアルに近いくらいの羽ばたきを描いている)で、コマ落とし一切なし!絶対手を抜かない、という気合が入りまくりでした。そして渋谷事変では、原作知っているのでどうしても避けて通れない、ナナミンと野薔薇ちゃんの死。野薔薇ちゃんは「死にたての状態」らしいので、もしかしたらあるいは・・・と未だ希望は捨てきれないのですが、ナナミン;つД`)💦 やっぱり悲しすぎました!というか、津田さんの演技力に飲まれて、最後の「後は頼みます」の台詞の、いつもストイックだけど優しさをちゃんと備えているナナミンの声に、もう号泣でございました(ノД`)・゜・。 「情熱大陸」で津田さんをフューチャーした時も、津田さんが何度もこのシーン撮り直ししていましたが、やっぱり声優さん方の技術もあってなんだろうな、この作品の魅力は―――と思わずにはいられませんでした。野薔薇ちゃんのも「お前ら最高だわ!」も。満面の笑顔の後からの絶命(まだ確定していませんが)は泣くしかできないよ(´;ω;`)ウゥゥ 一方でアニオリの東堂の術式展開時の高田ちゃんとのシンクロバトル(※東堂の妄想)には開いた口がふさがらんかった(苦笑) でもこの落差が何ともこの作品の見どころというか、上手くストーリー展開の使い方しているなーと感心するばかり。2クール分で終了とは聞いていたので、渋谷事変までで終了なのか。しかも乙骨君登場するのに…と思っていたら、(σ≧▽≦)σやっぱり「死滅回遊編製作決定」ですね!ここまでくるとやはり悟復活くらいまではやらないと!めっちゃ楽しみに待ってます!!
冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公のアンジェリンは「黒髪の戦乙女」の二つ名を持つ冒険者。養父であるベルグリフが大好きな重度のファザコンだが、父仕込みの剣の腕は確か。一方そのベルグリフだが、冒険者となって3年で片足を失ったため、冒険者ランクは最低のF。しかし、実力はアンジェリンでさえ敵わない潜在的な力を持つ。アンジェリンは魔王殺しの報酬に養父のところに里帰りしたがるが、道中様々な障害にあい、なかなかたどり着けないまま結局都に戻ることになる。何とかして父と会うことができたものの、今度はベルグリフがボルドー家への手紙を預かったことで、伯爵家同士の混乱に巻き込まれるも、無事にこれを回避。しかし王家がこれに目をつける。魔王討伐の勲章授与のため、アンジェリンを呼び出すが、実はアンジェリンを葬ろうとする魔族が王太子に成り代わっていたのだった。しかしアンジェリン抹殺のために呼んだ男は、ベルグリフの友人であったことからこれを回避。父の元に受勲報告と友人を連れ帰るアンジェリンだった―――というストーリーでした。
冒頭は、「とにかく父の元に帰りたいのに帰れません」、という父を訪ねて三千里状態でしたので、このまま親子が再開できるまでの物語なのか?と思ってみていたら、別段そうでもなかった(苦笑)です。ただ、何故か親子して善人のせいか、他人に好かれ、そしてトラブルに巻き込まれる→解決するも、それがまた大きなトラブルへの予兆・・・という感じで、ただ本人たちはのんびり暮らしたいだけなのに、知らず知らずのうちに問題も、その後の栄誉も大きくなる―――という感じでした。できたら親子で共闘する当たりも見たかったのですが、それがなかった(※父の指示で娘は別の人を守る、というのはありましたが)ので、ちょっと残念。最後は王太子に成り代わった魔族みたいなのが登場して、どうにも不穏を残したまま、親子は仲良く幸せなENDで終了。もしかしたら続編があるかもしれませんね。時々作画がちょっと残念な時がありましたが、2期あるなら見てみようかな、と思います。