うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2023春アニメ最終回①

2023年06月19日 21時41分32秒 | アニメ

すっかり暑くなってきましたね💦毎日の通勤で汗だくなかもしたです。
ここ数日、介護保険の関係で各方面から連絡が入ってくるので、仕事中でもうっかりできないのですが、この暑さでボォ~~~ッとしてしまってか、記憶するのがすっかり苦手になってしまっております。
夏本番前にこんな調子で、梅雨明けたらどうなるんだろう^^;

そんな忙しい中でもすっかり春アニメも終わりを迎えて来ております。
なのでまたちょこちょこっと感想を走り書き。
『王様ランキング 勇気の宝箱』:漫画原作で、2年前に放送されましたアニメ本編の外伝的な短編集アニメでした。
主人公のボッチが生まれる前の出来事や、本編で描かれなかった部分や、本編終了後、カゲを追って旅に出る時の周囲の人々の話が盛り込まれておりました。
もう毎回と言っていいほど泣かせていただきましたが、今回も外伝と言いつつ、本当に感涙物のストーリーばかりでした( ;∀;)✨
何と言いますか、普通でしたら「憎むべき敵」が存在するのがストーリーの膨らませ方なんですけど、ここには一人として悪役非道な人間はいないんですよね。普通だったら継母のヒリング様や腹違いの弟ダイダなんかはボッジの敵になってもおかしくないし、実際ダイダはそういう負の感情も持っていました。でも、最終的にはちゃんと自分の非を認め、ヒリング様もどうやって愛情をかけたらいいのか、悩みながらも決して背中は見せない母の強さもあって。本編中では一番の敵であったオウケンさんも、実際には不老不死の呪いが解ければ物凄く部下想いのいい人✨ そしてデスハー&デスパーさんを合わせた3兄弟も、一見厳しい上にクセのある方々ですが、兄弟想いのいい兄弟でしたし。もちろんボッチの努力やカゲの献身も大事な要素です。
絵本風のキャラや背景と相まって、凄く心に響く物語なので、これは夜中じゃなく、子どもの見ている時間に放送して欲しいなぁ(*´ω`*) めっちゃ素敵でした!
『僕の心のヤバいやつ』:こちらも漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の中学二年生:市川 京太郎は中二病をこじらせ、常に負の感情で周りを見下す根暗な少年。その彼と対比するかのような明るく美人でモデルをやっている山田 杏奈はクラスの人気者。接点もなく過ごすはずだった二人だが、市川君が引きこもる図書室に、誰にも見られないからと、図書室にお菓子を持ち込んでは食べる山田さんと居合わせたことで、関係が急展開する。自分に無いものを持つ山田さんに劣等感を抱きながら、それを皮肉った目で見ていた市川君だったが、人気があるなりに人知れず苦労する山田さんの危機を何度か救うこととなる。これにより山田さんは市川君に興味を持ち、絡んでくるようになる。面と向かって言い返せない市川君だったが、やがてそれが恋心であるということに、まだ彼は気づかない…というか認めようとしない心がざわつくのだった―――というストーリーでした。
最初見たときは、本当に市川君が暗くって、何につけても穿った目で人を見下して、それでいて本人を前にすると強く言えない、一番面倒なタイプで見るの疲れそう、と思っていたのですが、地味に山田さんと接近する機会が増えていくにつれ、徐々に心の声が綺麗になっていくというか、普通の男子の感情になっていく様子が微笑ましくなってきました( ̄▽ ̄) でも接点は図書館でしたけど、山田さんが本気で市川君を気にし出したのは、やっぱりあの先輩から付き合おうと言われ、上手く断れず困っていたところを市川君が体を張って(自転車投げ込んで)止めてくれたからだと思います。そういや種でもラクス様がキラを好きになったのは、人質なんてよくない!とプラントに彼女を返そうとしてくれた行動を見てなんですよね。まさに、山田さんもそういう言葉だけじゃなく、行動で救ってくれる市川君がよかったんだろうなと。まだ原作が続いているので、アニメではほんのり恋心に気づき始めたところまででしたが、のんびり心に気づいて行けるといいですね☆
『マイホームヒーロー』:こちらも青年漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公は平凡なサラリーマンで妻と娘の3人家族の鳥栖哲雄ある日一人暮らしの娘が彼氏であり不良の麻取延人からDVを受けているのを見て、娘を救おうとしたところ、誤って延人を殺してしまう。バレれば半グレ集団が自分たちの過程を脅かすため、哲雄は妻と共謀して延人の遺体を隠し、処理する。しかし延人の父親が組織の上層部で、半グレ集団のリーダー的存在の間島恭一に延人を探すよう命じられたことから、哲雄を怪しんだ恭一がしつこくつけ狙う。哲雄と妻、そして恭一が互いに駆け引きを行い、遂に哲夫は恭一を延人殺しの犯人に仕立て上げ、解放される。しかし恭一は脱走し、哲雄が犯人だと確信する。それを延人の父親に告白し、延人の父は哲雄を襲う。だがそこに警官が近づいたことで、絶体絶命のピンチから脱したものの、延人の父はその場で命を失う。哲雄が手にかけた訳ではないが、状況的に非常に危険だったため、哲雄は一人山中に延人の父の遺体を埋める。これで全てが片付いたと思ったが、そこに台風が近づいていることに、不安がよぎる哲雄だった―――というストーリーでした。
この世の中、転生だったりチートだったりの能力が溢れまくった主人公のアニメが氾濫する中、全くと言っていいほど普通の中年サラリーマンが、ひたすら探偵推理ものの知識だけを頼りに、ギリギリの窮地を掻い潜っていくという、スリルとサスペンスにあふれた作品でした。いや、毎回どうやってピンチを乗り越えるのか、ドキドキハラハラでした。しかもいかにも現代風の半グレ集団の恐ろしさもあって、余計に臨場感がありました。でも一番の驚きは主人公の声が諏訪部さんだったこと!何しろ跡部様(テニプリ)だったり青峰(黒バス)はじめ「俺様✨」キャラのCVが凄く多くて目立つところ、この気の弱い体力にも自信がない中年サラリーマンを演じられて、最初キャスト見たときはびっくりでしたΣ(・ω・ノ)ノ! すごいなぁ~諏訪部さん。
久し振りにこういうリアリティのあるサスペンスで、チートなアニメ界でのいい刺激になった感じです。ただ、あの台風で絶対遺体が見つかるでしょうね。多分哲雄一家の戦いはここからが本番なんでしょう。悪いことはしちゃいけませんね。(教訓!)
転生貴族の異世界冒険録』:こちらはなろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公はコンビニ強盗に殺されてしまった少年でしたが、本来は誰も死ななかったはずなのに、自ら死に向ってしまったため、神々がとんでもないチート能力を与えて異世界に転生。そして地方貴族の息子:カインとなった彼は、そのとんでもないスキルと能力でこの世界の限界を知らないまま、フルパワーで敵を倒し、やがては王国の王女の命を救ったことで彼女の婚約者となり、男爵の地位が与えられてしまう。王家と縁続きになったため、国王より自重しろと言われるものの、結局毎回無自覚にフルパワーを発揮し、冒険者となるために魔法学校への編入試験でも教員以上の実力を見せつけてしまうなど、毎回騒ぎを起こすことに。しかしカインがスキル上限までのチート能力を与えられたのは、邪神がこの世界に迫っており、それを退治する使命を与えられているからだと、この世界の創造主から聞かされる。そして邪神アーロンが復活。王国を滅ぼそうと迫ってくるが、創造主の下で更に修業を積んだカインが見事に倒し、国の平和は守られたのだった―――というストーリーでした。
はい、もう言うことなく、全てのチートを集めまくった無敵の主人公ですので、何があってもピンチにはなりませんでした。ある意味命の危機を全く感じさせないので、安心してみていられる、といえばそれまでですが、もう離しが毎回「イベント発生→チート能力で想定以上の力を無自覚に発揮→周囲の目は羨望の眼差し→国王に自重しろと怒られる」の繰り返しでした^^;なので、主人公の成長とかも無いため、話しの膨らみもなく、正直見続けるかどうか迷いました。原作ファンの声では「冒険ストーリーが面白い」というのがあったので、これからが本編なのかな、と毎回待っていましたが結局無し。いい加減自分の能力を押さえることを覚えろ!と言いたい気分でした(苦笑) 2期目があっても、同じ展開だったらもうお腹いっぱいです。
『鬼滅の刃 刀鍛冶の里偏』:もう何も語る必要も無し!大人気漫画原作のアニメ化。今回で4作目です。
今期は遊郭編で折れた刀を直してもらうために、剣士であっても秘密とされる刀鍛冶の里に炭次郎と禰豆子が出向いたことからストーリーは開始。同じく里を訪れていた不死川玄弥と柱の二人、時任無一郎と甘露寺密璃らと共に、上限の肆の半天狗と伍の玉壺との戦いとなる。半天狗は炭次郎と禰豆子と玄弥と密璃が。玉壺は無一郎が倒し、禰豆子はこの戦いで太陽を克服し、言葉もわずかながら話せるようになる。しかしそれこそが無惨の狙いで、無惨は禰豆子を手に入れるため、次の行動に移る―――ところまでを描かれていました。
いや~今回もアニプレックスさんが、どんだけ力入れたんだ!!?(゚д゚)!ってなるくらい、凄い造りになっていました。
先ずは何といっても第一話の無限城✨ あの背景シーンの制作にどれだけ時間費やしたかと思うと、ただただ圧巻で映画を見ているようでした。
そして毎回バトルシーンも凄いなぁ~と思って見ていたんですが、本当に描き込みが細かい。普通だったらもう静止画にちょっと連射の動きを加えてそこだけアニメにするのが多いですけど、密璃ちゃんの戦闘シーンは刀の動きが予測不能だけに、細かい切れ目の光を入れたり、細かかったですね!まぁどうしても一部同じシーンを使いまわしているところはありましたが、ここまでの制作を考えたら手抜きとは言えず。オリジナルの密璃ちゃんのお子様時代の話も可愛くって、凄く感情移入しやすかったです。
ただ一つだけ無かったのは玉壺の人間時代のエピソードがカットされちゃってましたね。でもあれはかなり原作は猟奇的な話なので、やっぱりアニメにはできなかったか…( ̄▽ ̄;) 夜遅い時間とはいえ、子どもたちも見る作品ですから、入れるのは映倫に引っ掛かりますね、きっと。
あと、やっぱり効果音も入れ方が好きです。特にオリジナルの禰豆子の歌も、流れた瞬間(無事とわかっていても)炭次郎のことを思うとやっぱり涙が(ノД`)・゜・。どこまでもはまらせてくださるアニプレックスさんに大感謝です。刀鍛冶の里偏は遊郭編より起伏が少ない、という人もいますが、かもした的には℃の話でも甲乙つけられないです。
今度は「柱稽古編」の制作が決定したとのことで、きっとこのまま無限城編までやってくれると思いますが!とりま、続編も大期待で楽しみにしてます!(^^ゞ

コメント
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