うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

君まで全力疾走!第2話

2023年04月08日 21時39分29秒 | ノベルズ

そして俺の不安定だった感情に、止めを刺される出来事があった。
「あぁ・・・降ってきたか。」
委員会の仕事を終えていつもより遅めの6月のある日の下校時刻、俺は恨めしげに天を仰ぐ。
校舎の間から見える曇天は、日差しを遮るだけにとどまらず、遂に泣き出したらしい。
「天気予報じゃ、今日の降水確率は30%だったはずなのに…」
まぁ0%とは言っていなかったし、季節は梅雨を迎えている。折り畳み傘の一本でも鞄に入れておくべきだった。
(大通り沿いのコンビニなら、ビニール傘を売っているだろう)
そう思って鞄を傘代わりに、全力で走ること五分。陸橋の前にある一番近場のコンビニに駆け込んでみるも
「すいません。突然の雨だったので、皆さん一気に購入されて今完売中なんですよ。」
「申し訳ありません」と頭を下げるコンビニ店員に、大丈夫ですと手を振って、店の軒先を借りる。
曇天はますます黒くなっており、これは止む気配を見せていない。
「困ったな…」
キラでも通りかからないだろうか。・・・いや、アイツならもうとっくに帰っただろう。何しろ電子工学部と言いつつ幽霊部(必要な時しか活動しない)の部員だからな。さっさと帰っているに違いない。
同じ学校の女子生徒が「ザラ君だ。傘ないのかな?誘えば相合傘、とか!?」などと、こちらを見ながら声をかけるかかけまいか平和に悩んでいる。
もし誘われても多分断る。キラが以前言っていたことが仮に本当だとしたら、その女子生徒が今度は目をつけられる可能性が高い。虐めに繋がったら更に危険だ。
だが俺としても、これ以上鞄を濡らし、中の教科書やノート類が使い物にならなくなるのは困る。
(どうしたら…)
考えていたその時

 

―――続きはこちらから

 

***

 

先週に引き続き、学パロSS第2話をお届けします。
ちょっと今週は忙しすぎて、短めなのですが、よろしければ読み流していただけましたら幸せです♥

水曜日に父が事故に遭って(自損事故)、今足が全く動かせない状況で大変です💦
1mmも足を挙げられる状況でなかったうえに、医者から処方された薬が全く効き目がなく、「痛い痛い!」と「お前はイザークか!Σ( ̄口 ̄|||)」と突っ込みたくなりましたが、イブプロフェンの市販薬の方に切り替えたら、そっちが効き目あったらしく、足が4,5mmくらいまでは上がる様になりました。

そしてありがたいことに(?)かもしたは以前行政の仕事していたので、介護保険関係の方も少しは知識持っていますので、さっさと介護ベッド&手すり&防水シーツを用意。
更に兄に連絡したところ(※デザイナー兼建築関係の仕事)、家のバリアフリーの素材を用意する、と言ってくれて、本日床の段差をなくす&トイレの手すり&歩行器を準備して、サクサクっと準備。
―――お陰様であっという間に介護環境出来上がり✨
普通だと、先ずは介護度調査してもらって、主治医の意見書もらって、会議をしてもらって介護度認定。そこからケアマネさんをお願いして、更に介護度によって何を依頼するかを決め、そこで初めて依頼する―――普通だったら早くて1か月はかかります。でもそこを相談せずに一番早い手段取って準備したので、あっという間でした!
明細さえ取っておけば、あとで介護保険に請求できることも知っているので、もう相談より先に動かないと状態が悪化するだけなので、二人でさっさとやっちゃいました。
お陰様で快適なようです。
これで少しは落ち着いたので、自分の時間も持てるようになれればいいのですが、落ち着くまでまだ気は抜けません。
この後のリハビリもありますし。
ここ暫く動き回っていたので、さすがに疲れました💧 今日は鬼滅の刃みたら寝ます!