新型コロナのエンブレム問題

―――というのがあるそうですね。
https://www.asahi.com/articles/ASN5W4CMVN5PUTIL02Q.html
どうやら日本外国特派員協会というのがあって、その団体が東京2020オリンピックでおなじみの、あの市松模様とすっごく似ている（苦笑）コロナのマークを作ったけれど、それが著作権違反じゃないか、というもの。というより「コロナで東京オリンピックが延期になったので、そのマークとひっかけたダジャレ」っぽかったらしいですけれど…うん、こういうブラックユーモアは実際これだけコロナの被害が出ているので、正直受け入れがたいものがあると思います。
著作権も確かにすっごい似ているのでそれも問題ありですが、そもそも最初の東京2020のエンブレムも思いっきり外国のデザインそっくりで、結局一度決まったそれをナシにして、もう一回デザイン募集して決まったという記憶も今や懐かしいかんじです。
この新型コロナマークというのがそもそも必要性のあるものなのか、はっきり言ってわかりませんが、そんなにマーク作りたいなら、いっそこれ↓にしたらどうかと。

えぇ。かもした一押しのコロナ絵ですよ（笑）
立派な医学書『もやしもんと感染症屋の気になる菌辞典』（岩田健太郎：著　石川雅之：絵）の一コマなんですが、これはＭＲＳＡを紹介したもの。『もやしもん』でおなじみの石川先生がデザインされたコロナウイルス（左）なんですが―――リアルなウイルスにそっくりだと思うのですが。
新型コロナの正式名称は『ＭＥＲＳ　ＣＯＲＯＮＡ　ＶｉｒｕｓⅡ』（※『コビット19』さんはウイルスの名前じゃなく、感染して出た症状の総称っす）なので、この子の色違い辺りで十分行けると思うのです。
そんなにマーク作りたかったら、石川先生にお願いして描き下ろしてもらうといいんじゃないかな。
ついでにオリゼーに子供むけ絵本『菌のオリゼー　手を洗おう』の新型コロナバージョンを是非描いていただいて、普及してほしい！

往年の『もやしもん』ファンは、そんなことをダラダラと考えて、今日も生きております。